タイと日本の違いまとめ!旅行、仕事、留学なんでも使える!

サワディーカー!LABタイ語学校です。

今回の記事では、タイと日本の文化の違いや共通点をまとめています。旅行や留学、仕事でタイに行くときに役立つこと間違いなしです!

 

タイと日本の違いまとめ

今回の記事に登場する違いや共通点をざっとまとめました!

言語と文字

– タイ: タイ語を公用語とし、タイ文字を使用。
– 日本: 日本語を公用語とし、ひらがな、カタカナ、漢字の混合文字を使用。

宗教

– タイ: 仏教が主要な宗教。
– 日本: 神道と仏教が混在しており、多様な宗教が存在。

食文化

– タイ: スパイシーで辛い料理が一般的。
– 日本: 新鮮な食材を大切にし、シンプルな味わいが特徴。

社会構造

– タイ: 集団志向の社会構造があり、人間関係が重要視される。
– 日本: 個人主義的な社会構造であり、礼儀作法や謙譲が重要視される。

挨拶とマナー

– タイ: 手を合わせて「ワイ」というジェスチャーが一般的。
– 日本: お辞儀や会釈が一般的で、軽い頭の下げる動作も行われる。

仕事文化

– タイ: 柔軟性や臨機応変さが重要視されることが多い。
– 日本: 正確さや細部への注意が求められ、厳格なビジネス文化が存在。

交通手段

– タイ: タクシーやトゥクトゥク(三輪車)などが一般的な移動手段。
– 日本: 鉄道や地下鉄、バスなどが主要な公共交通手段。

自然環境

– タイ: 熱帯気候であり、熱湿多雨な気候が広がる。
– 日本: 四季がはっきりしており、多様な気候帯が存在する。

文化的な祝日

– タイ: ソンクラン(タイの新年)、ロイクラトン(灯篭流しの祭り)など。
– 日本: お正月、お盆、お花見(桜の花見)などが代表的な祝日。

言語と文字

まず、当然のことながら使用言語が異なります。皆さんも、タイ文字を見たことがあるのではないでしょうか?あの、くねくねした文字のことです。旅行程度で行くならそこまでタイ文字の学習をする必要はないのではないかと思います。また、留学する際も大学によっては英語だけで通じてしまうこともあるのでそこまで必要性は高くないです。しかし、やはり日常生活には必須ですし、多少は学習しておくことをおススメします。仕事の際は必須ですね♪私も学習中なので一緒に頑張りましょう!大丈夫、1人じゃないですよ。
ちなみに、タイ語ってどんな感じなのかというと、44の子音(2文字はからな現在使われていないので実質42文字)と24種類の母音から成っています。母音が多い!と感じますが、実際には母音の中には長母音と短母音のように分かれているだけで似ていたり、覚えやすかったりするのでそこまで苦痛ではないと思います。

宗教

タイの宗教
1. 仏教(上座部仏教が主流)
2. ヒンドゥー教(一部地域で影響あり)
3. アニミズムや精霊崇拝も一部で見られる
4. 国王への尊敬が一般的で、王室崇拝も行われる

日本の宗教
1. 神道(神々や自然の霊を崇拝)
2. 仏教(主に日本独自の「真言宗」や「浄土宗」など)
3. キリスト教、イスラム教なども一部存在
4. 神社仏閣を訪れる節目節目の儀式や行事が多い

タイでは仏教徒が9割を超えます。毎朝、お坊さんへ喜捨をしたり、寺院へ足を運んでお祈りや寄贈をしたりと「タンブン(徳を積む)」という習慣が根付いています。タイに行ったらやってみたいですね♪

食文化

マナー編
1. 右手を使う:
タイでは左手はトイレを含む清潔でないことに関連づけられているため、食事の際には右手を使います。

 

2. 箸を使わない:
タイ料理では箸よりもスプーンとフォークが主な食器です。フォークは食べ物をスプーンに押し込むのに使い、スプーンで食べ物を食べます。

 

3. 共同で食べる:
タイ料理は複数の料理を共同で食べることが一般的です。一人一皿のスタイルではなく、皆で料理をシェアすることがよくあります。

 

4. 箸を食べ物に刺さない:
タイ文化では、箸を立てることは葬儀で使われるので避けるべきです。

 

5. 食べ物を共有する:
食べ物を取る際には、共用のスプーンやフォークを使って皿から取るよう心がけましょう。直接手で取らないことが好ましいです。

 

6. 食べ物を頭に触れない:
食べ物を持つ際には、頭を下げて手を使うことは避けましょう。頭はタイ文化では最も高貴な部分とされています。子供の頭をなでたりすることもタイではタブーなので気を付けましょう。

 

7. 遠慮せずに食べる:
タイの食事文化では、たくさん食べることを歓迎する一方で、食べ物が残っているのを遠慮することは好ましくありません。

 

料理編
タイと言えば辛い料理!と思っている方、多いと思います。ここで、代表的なタイ料理をまとめて載せておきます。タイでは辛いの苦手と言えばマイルドに作ってくれることもあるので辛いのが得意でない人は注文するときに言ってみてください。

1. トムヤムクン(Tom Yum Goong):酸味と辛さが特徴のエビのスープ。
2. パッタイ(Pad Thai):炒め麺で、米麺や具材をタマリンドソースで炒めた料理。
3. ガパオ(Pad Krapow):バジルと辛味のある調味料を使った炒め料理。
4. ソムタム(Som Tum):青パパイヤを主成分とした辛口のサラダ。
5. ガイパッタイ(Gai Pad Med Mamuang):カシューナッツと鶏肉の炒め料理。
6. ガイサテー(Gai Satay):スパイスで味付けされた鶏肉の串焼き。
7. クンパオガイ(Khao Pad Krapow):バジルと唐辛子を効かせたチキンライス。
8. プラームックパッタイ(Pla Muk Pad Prik):イカを辛いソースで炒めた料理。
9. パナンカレー(Panang Curry):ココナッツミルクをベースにした濃厚なカレー。
10. マッサマンカレー(Massaman Curry):スパイスとナッツを使ったマイルドなカレー。

社会構造

タイの社会構造

1. ハイ・コンテクスト文化:暗黙の了解や非言語コミュニケーションが重要。
2. 王室への尊敬:タイ国王への敬意が非常に重要。
3. 階層的な構造:社会的地位や年齢に基づく階層が存在し、上司への敬意が大切。
4. 宗教的影響:仏教が主要な宗教であり、宗教儀式や信仰が日常生活に組み込まれている。

日本の社会構造
1. ローコンテクスト文化:情報は明示的に表現され、直接的なコミュニケーションが重視される。
2. 労働倫理と忠誠心:勤勉さや組織への忠誠心が強調され、終身雇用が一般的だった。
3. 平等志向:社会的な階層は存在するものの、平等を重視し、異なる立場でも敬意を払う文化がある。
4. 神道と仏教:神道と仏教が影響を与え、神社仏閣での儀式や行事が一般的。

挨拶とマナー

タイの挨拶マナー
1. 人々は「ワイ」と呼ばれる手の合わせるようなお辞儀をすることが一般的です。手の高さで敬意の度合いが変わります。こんな感じです。

2. 相手を見つめることは、年長者や上司に対しては避けるべきです。
3. 人々は靴を脱ぐことが多いため、招かれた家や寺院では靴を脱ぐことが必要です。

日本の挨拶マナー
1. お辞儀は日本の一般的な挨拶方法で、深さや速さで異なる意味があります。相手に対しての敬意を示す重要な要素です。
2. 目を見つめることは一般的で、相手とのコミュニケーションを重視します。
3. 靴は室内では脱ぐことが一般的であり、特に畳の部屋では必ず脱がなければなりません。

仕事文化

タイと日本のビジネス現場にはいくつかの違いがあります。

ヒエラルキーや上下関係に関して
日本⇒厳格な階層が存在し、尊敬や敬意を示すことが重要視される。
タイ⇒よりフラットな組織構造が見られることがあり、上司と部下の関係が比較的柔軟であることがある。
会議や交渉のスタイル
日本⇒詳細な情報共有と合意形成が重要視され、時間をかけての議論が行われることがある
タイ⇒では人間関係や信頼を築くことが先行し、会議や交渉が進行することが一般的。
ビジネスの進め方
日本⇒正確さや細部への注意が求められる
タイ⇒柔軟性や臨機応変さが重視されることがある。

交通手段

タイの交通手段
1. タクシーやトゥクトゥク(三輪タクシー)が一般的な移動手段です。
2. バンコクなどの大都市ではスカイトレインや地下鉄が利用されています。
3. タイクやモーターサイ(オートバイタクシー)も一般的で、短距離の移動に利用されます。
4. バスやミニバスも都市間や地方への移動手段として利用されます。
5. チュクチュク(バイクの荷台に客を乗せる移動手段)も一部地域で見られます。

日本の交通手段
1. 鉄道が非常に発達しており、新幹線や在来線などが主要な移動手段です。
2. 地下鉄やバスも都市内で広く利用されています。
3. 自家用車の所有率が比較的高く、道路網が整備されています。
4. 自転車は短距離の移動に利用され、一部地域では自転車専用レーンも存在します。
5. 離島へのアクセスにはフェリーや船が利用されます。

自然環境

タイの特徴
1. 気候: タイは熱帯気候で、高温多湿な気候が特徴です。
2. 生態系: 熱帯雨林や湿地帯、サバンナ地帯など多様な生態系があります。
3. 動植物: タイは多種多様な生物の生息地で、象やトラなどの大型哺乳類も見られます。
4. 河川と水資源: チャオプラヤ川などの河川が流れ、豊富な水資源を有しています。

日本の特徴
1. 気候: 日本は四季がはっきりとあり、冷暖の差が大きい気候が特徴です。
2. 地形: 山地が多く、約70%が山林で覆われています。また、火山帯も存在します。
3. 動植物: 日本独自の種や固有種が多く、アジアクマやニホンジカなどが代表的です。
4. 河川と水資源: 多くの川や湖が存在し、米作りに適した豊かな水資源があります。

文化的な祝日

タイの主な祝日
1. ソンクラーン(タイ新年): 4月13日から15日までの3日間、水掛け祭りとして知られています。
2. チュラロンコーン大王記念日: 10月23日は、タイの初代国王であるラーマ1世の誕生日を祝う日です。
3. ロイクラトン: タイ暦の12月満月の夜に行われる灯籠浮かべ祭りです。

日本の主な祝日
1. お正月(元日・成人の日): 1月1日は元日として、成人の日も1月の第2月曜日に祝われます。
2. 春分の日・秋分の日: 春分と秋分の日は、春と秋の季節の変わり目に当たる日です。
3. こどもの日・ひな祭り: こどもの日は5月5日に、ひな祭りは3月3日に女の子の健やかな成長を祝う日です。

他にも日本との違いはありますが、今回の記事はひとまずこれまで!タイに行く予定のある方はぜひこの記事を頭の片隅に置いておいてくださいね。ではまた。コップンカー!

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。