サワディーカー！LABタイ語学校です。

東アジアに位置したタイは日本でも知名度が高く、微笑みの国として知られています。

昨今は多くの日本企業がタイに進出しており、それに伴ってタイに移住する日本人も増加してきました。

今回の記事では、タイのフリーWi-Fiやインターネットの環境・事情・リスクについてまとめました。

くわえて、タイで安全で快適にインターネットを利用できるようになるVPNについて解説します。

セキュアで快適なインターネット環境を手に入れ、タイの生活をより楽しいものにしましょう。

物価が低く過ごしやすい魅惑の国「タイ」

タイは生活費が低く過ごしやすいため、魅力的な滞在先として日本人の人気が高まり続けています。

2002年に約25,000人だった在留邦人数は2022年には約82,000人にまで増加しました。

日系企業のタイ進出が進んで仕事で移住する日本人が増えたことが、在留邦人数の増加の一因です。

そのほかにも、リモートワークで日本のクライアントと契約し、タイで生活する日本人も見られます。

タイの日本人街では日本語が通じる病院やサービスが多く、タイ語に不安のある人でも安心して過ごせる環境が整っています。

タイのフリーWi-Fi事情

タイのフリーWi-Fi事情についてわかりやすく解説します。

タイの公共フリーWi-Fi「Free Public Wi-Fi」

タイのFree Public Wi-Fiは、タイ政府が運営している公共フリーWi-Fiサービスです。

駅・バスターミナル・観光地など数万箇所以上に設置されており、多くの場所で利用できます。

Free Public Wi-Fi（ICT_FREE_WiFi）を利用するには、以下のどちらかの方法でアカウントを作成しましょう。

1. 現地サービスセンターでパスポートを提示しパスワードを発行
2. スマートフォンで登録し、パスワードを発行

Free Public Wi-Fiの使用時間は2時間となっており、それ以上の利用には再度ログインが必要です。

タイの空港・カフェ・チェーン店などのフリーWi-Fi

タイのチェーン店・カフェ・レストランなども、フリーWi-Fiを提供しています。

パスワードはレシートに印刷されていたり、注文時にスタッフに聞いたりとさまざまです。

以下のようなチェーン店がフリーWi-Fiを提供しています。

• TOM N TOMS COFFEE
• スターバックスコーヒー
• マクドナルド

フリーWi-Fiのセキュリティリスク

外出先で便利なフリーWi-Fiですが、暗号化されていない場合は通信内容が盗聴されるリスクがあります。

盗聴されると、第三者にIPアドレス・閲覧履歴・クレジットカード情報・パスワードなどが漏えいしてしまいます。

また、実在する正規のフリーWi-Fiと同名のネットワーク名からデバイス情報を抜き取るといった手口にも注意が必要です。

しかし、VPNを導入すればフリーWi-Fiのリスクを最小化して安全な利用が可能です。

タイはインターネット検閲をしている？

タイではインターネット検閲が行われています。

デジタル経済社会省は2019年10月、フリーWi-Fiを提供する全国の飲食店などに来店者のネット閲覧履歴の保存と提出を義務づけました。

そのデータはフェイクニュース対策センターが管理し、嘘の情報を発信した人を追跡するために使われます。

そのほかにも、タイでは以下のようなコンテンツが規制されています。

• ポルノ
• 薬物
• ギャンブル
• 王室批判
• 検閲を回避する方法を表示するWebサイト

厳しいインターネット検閲ではありませんが、通信内容を監視されたくないならVPNの導入を検討しましょう。

セキュリティ向上・プライバシー保護が可能なVPNとは？

VPNの概要をわかりやすく解説します。

VPNの仕組み

VPN（Virtual Private Network）とは、日本語で「仮想専用線」と翻訳されます。

トンネリング・カプセル化・暗号化・認証の4つの技術で、通信セキュリティを向上させる仕組みです。

VPNの利用によって得られる効果は以下の通りです。

• 通信セキュリティが向上し、個人情報・重要なデータを保護
• ノーログポリシーでIPアドレス・閲覧履歴を記録せずにプライバシー保護
• 好きな国のVPNサーバーを経由してIPアドレスを隠す

無料VPNと有料VPNの違い

無料VPNは費用がかからず魅力的な選択肢に見えますが、セキュリティ・通信速度・信頼性の観点からおすすめできません。

ほとんどの無料VPNは通信速度が遅く、通信容量に制限が設けられています。

また、セキュリティリスクが高く信頼性が低いのでむしろ危険です。

たとえば、オーストラリア連邦科学産業研究機構の調査によると、Google Playで配信されている無料VPNアプリの84%で情報漏えいが確認されました。

さらに、38%の無料VPNアプリにはマルウェアや悪質なWeb広告が含まれていました。

VPNを導入するなら有料VPNがおすすめです。

VPNを利用するメリット

タイでVPNを利用するメリットについて解説します。

通信セキュリティの向上

VPNを利用すると、通信セキュリティが向上して安全なインターネット接続が可能です。

たとえば、セキュリティリスクがあるフリーWi-Fiでも、VPNを導入していれば情報漏えいリスクを最小化できます。

リモートワークをするとき、個人情報・重要なデータを取り扱うならセキュリティには気を配るべきです。

もし情報漏えいすると社会的信用の失墜だけでなく、訴訟などの大きなトラブルに発展しかねません。

トラブルが起きるのを予防するためにも、通信を暗号化して保護するVPNの導入を検討しましょう。

プライバシーを保護

VPNならプライバシーを保護し、ほかの人に自分の閲覧履歴などを知られることがありません。

インターネットは匿名と思われがちですが、ISPにはユーザーのIPアドレス・閲覧履歴などが記録されています。

しかし、VPN接続ならノーログポリシーを採用しているため一切の記録が残りません。

ノーログポリシーとは、ユーザーのIPアドレス・閲覧履歴などを保存しないという約束事です。

ログを取らなければ、ログの漏えいもあり得ません。

VPNを経由して接続すれば、タイ政府に通信内容を監視されずにすみます。

アクセス規制の回避

VPNでアクセス規制を回避し、日本の動画配信サービスをタイから楽しみましょう。

日本の動画配信サービスは、海外のIPアドレスを規制しているものがほとんどです。

そのため、タイから日本の動画配信サービスにはアクセスできません。

しかし、日本国内のVPNサーバーを経由すれば日本のIPアドレスになりアクセス規制を回避できます。

タイから日本の動画配信サービスを楽しむなら、VPNの導入は必須です。

VPNを利用するデメリット

VPNを利用するデメリットについて解説します。

通信速度の低下

VPNサーバーを経由すると、どうしても通信速度が低下します。

くわえて、VPNサーバーが混雑するとさらに通信速度に影響が出ます。

通信速度の低下を抑えるためには、品質のよいVPNサーバーを導入しているサービスを選択しましょう。

多くのVPNプロバイダで提供されている「30日間返金保証」「無料お試し期間」を利用して、通信速度がどの程度なのか確認しましょう。

また、前もってTwitter・FacebookなどのSNSで口コミをチェックするのもおすすめです。

有料VPNは費用がかかる

有料VPNの大きなデメリットは費用がかかることです。

VPNサービスの費用相場は1ヶ月に数百円～1,500円程度です。

費用が安いだけでなく、通信速度・セキュリティ・カスタマーサポートなども含めてバランスのよいVPNプロバイダを選択しましょう。

タイでセキュアにインターネットを楽しむなら「NordVPN」

NordVPNは、リーズナブルで通信速度が業界トップクラスのVPNサービスです。

セキュリティ評価機関であるAV-TESTが調査したところ、NordVPNの通信速度は他社を大きく上回っていました。

また、2年契約をすると月額530円と非常にリーズナブルに利用できます。

脅威対策機能を搭載しており、マルウェア・トラッカー・広告をブロックして快適・安全なインターネット接続が可能です。

NordVPNはカスタマーサポートが日本語対応しており、口コミでも高い評価を得ています。

ノーログポリシーを採用しており、完全なプライバシー保護がNordVPNなら可能です。

30日間返金保証を提供しているので、まずはノーリスクでNordVPNのサービスを体感してみましょう。

セキュアなインターネット環境を構築してタイを楽しもう！

タイは物価が日本より低く、非常に住みやすいと評判の魅力的な国です。

タイに進出した日本企業で働く人だけでなく、リモートワークをしながらタイで生活する人もいます。

タイの都市部ではフリーWi-Fiが整備されており、リモートワークを快適に行えます。

しかし、政府によるインターネット検閲やフリーWi-Fiのセキュリティリスクが存在するのは見逃せません。

タイでプライバシーを保護し、検閲を受けないで安全にインターネットを利用したいならNordVPNの導入を検討しましょう。

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。

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