新たにタイに進出した大手メーカー、株式会社エー・アンド・デイに迫る
こんにちは!!タイに進出している日系企業は5000社を超えています。
LABタイ語学校では日系企業のタイでの進出や活躍をより多くの日本人・タイ人に広めたいと考え、日系企業に関する記事を投稿しています!!
今回は2018年にタイへの進出を取り組み始めた、株式会社エー・アンド・デイに関してです。
1. 株式会社エー・アンド・デイとは?
株式会社エー・アンド・デイは主に計量、計測用機器を製造されている東証一部上場企業です。
自動車産業や製造業はもちろん、医療用計測機器や家庭用のはかりなども製造しています。
特に電子天秤が主力製品で、2019年現在で国内シェア1位、世界シェア3位という驚異的なシェアの高さです。
研究や生産、検査など主に産業で幅広く用いられますのでシェアが高いだけでなく、製造量もとてつもない量になりそうですね。
また、家庭用血圧計は6割がヨーロッパで売れているそうです。
日本ではあまり家庭に血圧計がある印象がありませんが、ヨーロッパの健康志向の高さゆえでしょうか?
2. エー・アンド・デイ社の製品
「計測機器」と聞いてもなかなかイメージしづらいかと思いますので身近な例からコアな例までをご紹介します。
医療用器具
血圧計、業務用体重計・身長計
この辺りは特に診察のときにお世話になる機器ですよね。
使ったことのない方はいないのではないか?というくらいのかなり身近な製品です。
吸入器、生体情報モニタ
生体情報モニタは医療ドラマなんかで手術シーン等によく映ってますね。
呼吸器系の病気にかかったことのある方であれば一度は吸入器にお世話になったことがあるのではないでしょうか?
家庭用健康機器
熱中症指数モニター
日本もタイも熱い国です。近年の日本は夏の熱中症患者が増えていますよね。
特に熱中症患者の多い職場では労働管理に主に使われる事が多いようです。
ICT健康機器
ICT機器は主にスマートフォンと繋がって利用できる機器のことです。
活動量計はつけていると常に血圧や体重、運動量や消費カロリーを自動で計測してくれるため健康意識が自然にとても高くなりますよね。
産業用計量器具
電子天秤・台はかり
大学が理系の方はよく実験や研究の際に利用していたと思います。
なんと1マイクログラム(0.000001g、1gの100万分の1)まで測れるそうです。
自動車・開発支援ツール
自動車開発の際にタイヤやエンジンなどの昨日を計測する際に使われる機器も製造されているそうです。
タイを中心とする東南アジアでは特に、車・バイクが日本製品の代名詞といえるほど普及しています。
同時にタイも日本への輸出の大半は製造業や自動車部品ですのでタイでもかなり使われていそうですね。
工業試験・計測器
他にも、センサーや温湿度計、振動や騒音の解析など、
幅広い産業や研究・開発の用途に合った計測機器を製造しているそうです!!
3. タイへの進出
エー・アンド・デイ社の海外拠点は幅広く、アジア・オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカに合計で15もの拠点を構えています。
エー・アンド・デイ社が製造されている計測機器は既にタイの企業でも使用されてはいるものの、2018年9月までは拠点がありませんでした。
2018年9月にタイの駐在員事務所が設置され、より現地の顧客に合ったサービスの展開に取り組み始めているそうです。
【公式HP】
【駐在員事務所名】
A&D Company, Limited Thailand Representative Office(Bangkok, Thailand)
【住所】
125, 20F UBC II Building, 591 Sukhumvit Road, North Klongton, Wattana, Bangkok 10110 Thailand
【営業時間】
66-2-666-4875
9. 最後に
いかがでしたか?
なかなか普段の生活で目にしない製品もあったと思いますが、やはり日本は製造業を中心に世界に進出している国ですので、
*こちらのページに記載の情報は2019年11月現在のものです。変更される可能性があります。
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