旅行者&在住者必見!タイのスーパー「Big C」の完全まとめ

サワディーカー!LABタイ語学校です。

 

 

本日は、タイのスーパーマーケットチェーン・「Big C」について紹介します。

 

 

 

【スーパーなどで使えるタイ語フレーズ】

 

มีสินค้านี้ไหมครับ/คะ?

ミー シンカー ニー マイ クラップ/カ

(意味)この商品はありますか?

 

มีส่วนลดไหมครับ/คะ?
ミー スワンロット マイ クラップ/カ

(意味)割引はされていますか?

 

「Big C」とは?

✅ Big C とは?

Big C はタイの大手スーパーマーケット/ハイパーマーケットチェーンで、1993年に設立、1994年1月に最初の店舗がバンコクにオープンしました。

食料品・日用品から衣料品、家電、生活雑貨まで、幅広い商品を扱う「何でも揃う」ワンストップ型の小売店です。

店舗フォーマットが複数あり、客層・用途によって使い分けられています。

 

Big C は全国(首都圏から地方、地方省都まで)で展開されており、バンコクだけでなくチェンマイなど地方都市にも多くの支店があります。

 

Big C Supercenter

標準的な大型ハイパーマーケット。食品から日用品、衣類・雑貨・電化製品まで揃うメインフォーマット。中〜低価格帯重視。

 

(例:チットロム駅から徒歩3分ほどの「Big C Ratchadumri(ラチャダムリ)店」など)

 

Big C Extra

より品揃え豊富で、輸入品や少し高めの食材・製品も扱うミドル〜ハイエンド寄りの店舗。輸入食材やプレミアム商品を探すならこちら。

 

(例:「Big C Extra Rama 4店」など)

 

Mini Big C

コンビニ/小型スーパー的な小規模店舗。日常のちょっとした買い物や近所利用に便利です。

 

 

Mini Big Cはコンビニサイズで手軽に利用することができ、観光地や住宅地など至る所に点在しているので利便性がかなり高いです。

 

Big C Markets / Big C Foodplace など都市部向け小型版

都市中心や利便性重視のエリアにあり、少量購買/即食用食品/輸入品や健康食品などを扱うことが多いです。

 

(Big C Foodplace・例:「Samyan Mirtown(サムヤーン・ミットタウン)店」など)

 

Big Cの大元の会社は?

🏢 Big C の親会社 ― Berli Jucker Public Company Limited (BJC)

現在、Big C を運営しているのは、Berli Jucker (BJC)というタイの大手コングロマリットです。BJC は流通(小売/卸売)だけでなく、包装材、物流、製造など幅広く手掛ける企業で、Big C の買収により「モダン・リテール(現代型小売)」事業を強化しています。

 

🔁 Big C の歴史とオーナー変遷

Big C は元々、タイの別企業 Central Group によって1993年に創設され、1994年に最初の店舗が開店しました。名前の “C” は “Central” に由来しています。

しかし、1997年のアジア通貨危機などを経て、1999年にフランスの小売グループ Groupe Casino が資本参入、Big C の最大株主となりました。これにより、Big C は国際的な流通網やノウハウを取り込んだスーパーマーケットになりました。

 

その後、2016年に Groupe Casino は Big C に対する支配権をタイの実業家 Charoen Sirivadhanabhakdi が率いる TCC Group を通じて保有する BJC に売却する形に。これにより Big C はフランス資本からタイ資本へと移りました。

 

結果、BJC(およびその中の BRC)が Big C をほぼ完全に掌握しており、現在は BJC 傘下で運営されています。

 

BigCの強み

値段が比較的安めでコスパ良し

“ハイパーマーケット”形式なので、量が多めのパックやまとめ買い向け商品があり、単価あたりのコスパが良い。大きなカートや大容量パッケージも多く、日用品・食品のまとめ買いに便利です。

 

タイの人たちの買い物スタイルに合っており、在住者やファミリー、長期滞在者に向いているスーパーです。

 

品揃えが多彩&日用品から食品、雑貨まで揃うワンストップ感

食材(野菜・果物・肉・魚介・冷凍食品・調味料など)、日用品、家電、衣類、雑貨まで幅広く揃うので「ひとつの店で済ませたいとき」に便利です。

また、輸入食材やお菓子なども扱っており、外国人・在住者にも使いやすい。特に Big C Extra や輸入食品コーナーでは、ある程度の選択肢があります。

 

タイならではの地元土産・お菓子・スナック、ローカルな食品を探したい人にもおすすめで、お土産探しにもよく使われます。

 

アクセスが良く、どこにでもある安心感

Mini Big C や地域密着型店舗など、小規模店舗も多く、近所や滞在先近くにある可能性が高い。 気軽な買い物にも便利です。

 

旅行者はもちろん、在住者にも “手軽な買い物先” として重宝されています。

 

EC/オンライン対応で利便性アップ

実店舗だけでなく、オンライン販売やアプリ経由での商品注文・宅配サービスにも対応 — 忙しい時や買い物に行きにくい時に便利です。

(公式アプリ・Big C Plus。オンラインショッピング機能や、デジタルクーポンの配布、ポイントを貯める機能など、サービスが充実しており消費者にとって嬉しいアプリです。)

 

(豆知識)Big Cがラオスにも!?Big Cの海外展開

先日ラオスへ旅行へ行った際に、何店舗か「Mini BigC」を見かけました。

 

(ラオスの首都・ヴィエンチャンにて)

 

(ラオス・バンビエンにも!)

 

中はタイの「Mini BigC」と品揃えはほぼ変わらずでした。

なんと、BigCはタイ国内のみならず海外展開を積極的に行っています。本拠はタイ・バンコクですが、現在はラオス、カンボジア、ベトナム、さらに香港にも進出しているそうです。

 

ラオスでは、もともとあったコンビニチェーンを買収・再ブランド化した「Mini Big C」が大きく展開されており、首都ビエンチャンを中心に多数の店舗があります。さらに、2024年4月にはラオスでは、Mini Big Cではなく「Big C」のハイパーマーケット(大型のスーパーマーケット)がオープンしました。

 

(香港のBig C・圖為馬鞍山分店)

 

近隣国のみならず、香港にも進出しているというBig C。今後も様々な国で展開されていくのがとても楽しみですね!✨日本にも店舗ができる日はそう遠くないのかもしれません。

 

最後に

今回は、タイを本拠とする大型スーパーチェーンの「Big C」について紹介しました。

タイ国内では当たり前に見かけるお店でしたが、ラオスなど旅先でもよく見かけていたため、タイ国内のみならず今後もより海外展開を広げていくことと思います。

いつかは東京などにも店舗ができる日もそう遠くないかもしれませんね。とても今後が楽しみです!✨

 

タイには多くの店舗があるので、タイに住んでいる方の日常利用はもちろんのこと、観光客のお土産探しにも、様々な用途で利用することができます。タイに訪れた際は、ぜひBig Cに行ってみてはいかがでしょうか!

 

【スーパーなどで使えるタイ語フレーズ②】

 

ใส่ถุงให้หน่อยครับ/คะ

サイ トゥング ハイ ノイ クラップ/カ

(意味)袋に入れてください

 

จ่ายด้วยบัตรได้ไหมครับ/คะ?
ジャイ ドゥアイ バット ダイ マイ クラップ/カ

(意味)クレジットカードで支払えますか?

 

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。