【Snow Manも来訪!】タイ古着の聖地・バンスージャンクションって?
サワディーカー!LABタイ語学校です。
本日は、チャトチャックウィークエンドマーケット市場のすぐ近くにある「バンスージャンクション by DDモール」について紹介します。
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【古着屋などで使えるフレーズ】
อันนี้เท่าไหร่ครับ/คะ
アンニー タオライ クラップ/カー
(意味)これはいくらですか?
มีไซส์อื่นไหมครับ/ค่ะ?
ミー サイズ ウーン マイ クラップ/カー
(意味)他のサイズはありますか?
Bangsue Junctionとは?
Bangsue Junctionについて
バンスージャンクションとは、タイ・バンコクにある古着/ヴィンテージ・アンティークを中心に取り扱っている大型モール兼卸売りマーケットです。
チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの近く、MRT(地下鉄)「カンペーンペット駅(Kampaeng Phet)」から歩いてすぐの距離です。
以前「DDモール(DD Mall)」という名称だった建物を改装・リブランディングして「バンスージャンクション」として運営されています。
Bangsue Junctionのここが魅力✨
①古着・ヴィンテージの品揃えが豊富
特にアメリカやヨーロッパから輸入された古着も多く扱われており、コアなファッション好きやバイヤーから大きな人気を集めています。
②屋内モールなので、天候に左右されず買い物できる
観光客が多く訪れ、屋外にあるチャトゥチャックのマーケットと比較して、屋内の落ち着いた雰囲気でじっくり選べるとの声もあります。また、フードコートがあり、買い物途中で休憩もできるのもポイントです。(フードコートは最上階・6階にあります。)
③掘り出し物がいっぱい!
値段帯の幅が広く、お手頃なものから高額なレアアイテムまで存在するのは、バンスージャンクションの面白い部分です。特にアンティーク家具や雑貨、ヴィンテージ品については値段交渉も可能です!
Bangsue Junctionはなぜ人気?
バンスージャンクションは、週末にやっている大人気のフリーマーケット「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」からすぐ近くにあり、「バンコクの古着の聖地」として観光客からも人気があるほか、最近では日本の芸能人が訪れ、その様子を編集したVLOGなどをYoutubeに投稿していることから、さらなる人気を集めています。
日本でいま大人気のアイドルであり、タイと日本のハーフである向井康二(むかいこうじ)さんが所属しているアイドルグループ・「Snow Man(スノーマン)」のメンバーも、バンスージャンクションへ訪れ古着を購入している様子を、グループの公式Youtubeにて公開しています。
(Snow Man公式Youtubeチャンネルより)
また古着の他にも、家具や雑貨なども置いており幅広く買い物を楽しむことができることからも、バンスージャンクションは多くの人が訪れ買い物を楽しんでいる場となっています。
Bangsue Junctionへ行ってみた!
BTS・MoChit(モーチット)駅に寄る機会があったので、散歩がてらバンスージャンクションへと訪れてみました。✨
1/2F:家具や雑貨・アンティーク
まず、建物に入る前からこのように外に多くのジャンク品や家具が積まれていました!建物を入る前からも買い物を楽しむことができます。
このようにヴィンテージ雑貨やヴィンテージの家具を取り扱う店舗が1階および2階には多く集中していました。部屋に置いてみたいかわいい雑貨やレトロな雑貨がたくさんあり、じっくりと見回ってしまいました!
3/4F:古着・小物
3階〜4階は、バンスージャンクションで1番の大目玉である「古着」が主に売られています!👖
(一角にあった鞄屋さん)
洋服だけでなく、かばんやアクセサリーといった小物も種類が充実しています。かばんは100バーツ〜などとてもリーズナブルな価格で手に入れることができるお店もありました!✨
(このように多くの古着屋が立ち並んでいます)
古着はとても多く、1日中いても楽しめるというくらい、多くの店舗が入っています。ヴィンテージもののシャツやデニムなどが多くありました。日本でいう東京・下北沢の古着屋のような雰囲気がありとても面白かったです✨
お馴染みの「I❤️THAILAND」や「I❤️BANGKOK」といったTシャツも発見しました。ムエタイのTシャツはなかなか見かけられないレアなTシャツなので面白かったです。お土産として買って帰ると喜ばれること間違いなしですね✨
古着屋さんが立ち並ぶ一角にはこのようなお土産屋さんも発見。「THAILAND」や「BANGKOK」とデザインされたマグネットや置き物などが40バーツ〜買うことができます。お土産の定番はお菓子などが中心ですが、このショップではリーズナブルな価格なのでばらまきの雑貨土産としても買うことができそうですね!🥹
(番外編)日本専門のショップも?
日本の中古品やハンドメイド品を取り扱う「MONOLOOP(モノループ)」というお店がバンスージャンクション4階に!ハンドメイドのかばんやアクセサリーなどが多くあってとてもかわいかったです♩
モノループはタイの他にも、マレーシアなどに会社を展開させているそうです。
(番外編)タイの古着の歴史
①1970〜1980年代:中古衣料の輸入が始まる
1970年ごろ、当初は「援助物資」として欧米諸国(特にアメリカ・日本・韓国)から中古衣料が東南アジアに送られました。それに伴いタイでもバンコク港やラオス国境などを経由して大量の中古衣類が流入。
このころ、古着は主に「低所得層向けの安価な衣料」として扱われ、ファッションではなく生活必需品として売られていました。
②1990年代:古着ビジネスとしての確立
1990年代、タイは急速に経済が成長し、それに伴い都市部では若者のファッション関心が高まりました。
この時代と同時に、世界的なリサイクル業者が中古衣料をアジア各国へ再輸出し始め、タイが古着の再流通の拠点となりました。
バンコクの「プラトゥーナム市場」や、「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」などで古着店が増加し、また、ファッション学生やデザイナーの卵たちが古着をリメイクして販売し始め、“サステナブル”の先駆け的存在になります。
③2000年代:サブカルチャーとしての古着ブーム
西洋のストリート・ヴィンテージブーム(特にアメリカ古着)がタイにも波及したのは、2000年代の話です。ヒップホップ、ロック、スケートカルチャーの影響を受けた若者たちが、古着を個性表現の手段として着こなすようになります。
また輸入先もアメリカだけでなく、日本・韓国などアジア圏にも広がり、「日本の古着は状態が良く、スタイルが洗練されている」と人気になりました。また、この頃からバンコクでは「サイアム」「ラップラオ」などに小規模な古着ショップが点在し始めます。
④2010年代:SNS・ファッションメディアの影響
InstagramやFacebook上で古着ショップがオンライン販売を始め、Z世代・ミレニアル層に再燃し始めました。
タイ人インフルエンサーやモデルが古着コーデを投稿することで、ヴィンテージスタイルが流行。「チャトゥチャック」た「バンスージャンクション」、「サパーンレック」などが若者に人気スポット化。同時に、日本の「下北沢」や「高円寺」に憧れる若者が増え、タイ国内でも「古着の街」を作る動きが始まります。
⑤2020年代〜現在:サステナブル×クリエイティブの時代へ
現在、環境意識の高まりやファストファッションへの反動から、「古着=再利用ファッション」が社会的に評価されるようになっています。
また、ここ最近ではタイ人デザイナーが古着をリメイク・アップサイクルしたブランドを展開し始めています(例:Wardrobe Ministry、Reborn、Moreloopなど)。
そして、タイ国内では「バンスージャンクション」などが観光客だけでなく、ローカルな若者のファッション発信地としても機能し始めています。
Bangsue Junction アクセス
◎Bangsue Junction(AM10:00〜PM9:00・月曜日定休)
(🗺 https://maps.app.goo.gl/SQBXRcYSxxKTXoEw8)
📌511 Kamphaeng Phet 2 Rd, Chatuchak, Bangkok 10900
🌐https://www.facebook.com/bangsuejunction
☎️021085555
最後に
本日は、チャトゥチャック市場近くにある大型ショッピングモール「Bangsue Junction」について紹介しました。
バンスージャンクションは主に古着の聖地として現在注目されていますが、古着だけでなく家具や雑貨、絵画など多岐にわたって商品が売られています。
ぜひお近くまで来た際は、バンスージャンクションへ買い物をしに来てみてはいかがでしょうか!✨
【会計時に使えるフレーズ】
ใส่ถุงให้ด้วยครับ/คะ
サイ トゥン ハイ ドゥアイ クラップ/カー
(意味)袋をください
จ่ายบัตรได้ไหมครับ/ค่ะ?
ジャーイ バット ダイ マイ クラップ/カー
(意味) カードで支払えますか?