タイと日本の歴史まとめ!年表つき、タイで王になった日本人、山田長政についても!

サワディーカー!LABタイ語学校です!今回の記事では、タイと日本の歴史についてまとめてあります。タイについて興味がある方、タイに留学、赴任する方ぜひ読んでいって下さい!現地の方との話の糸口になりますよ。

 

 

タイと日本の歴史

タイという国は知っている。ではどんな歴史があるのか、ご存じですか?日本史の教科書にはほとんど出てきませんし、世界史にも出てこない。正直どんな国かわからない!という方が多いと思います。大丈夫。今日でそんな自分とはおさらばしましょう!

タイと日本の歴史

9世紀: タイ王国のスコータイ王国が成立。
– 14世紀: アユタヤ王国が成立。
16世紀: 日本の戦国時代の時期。織田信長と豊臣秀吉が台頭。
– 17世紀: 江戸時代が始まり、日本は鎖国政策を実施。
– 19世紀: タイのチャクリ王朝が成立。日本が幕末の動乱期に入る。
20世紀初頭: 日本とタイが正式な外交関係を確立。
– 1940年: 第二次世界大戦中、タイは日本の同盟国となり、協力関係が築かれる。
– 1945年: 第二次世界大戦終結後、日本は降伏し、タイも同盟国から離れる。
– 1950年代: 日本とタイは経済的な協力を強化。
– 1960年代以降: タイと日本の経済関係が発展。日本からの開発援助が行われる。
– 現代: タイと日本は友好的な外交関係を維持し、安全保障、経済、文化などのさまざまな分野で協力している。


実は江戸時代に、タイに行った日本人がいるんですよ。後ほど出てきますのでお楽しみに。

 

 

今の日本とタイの関係って?

歴史はわかったけど、結局日本とタイってどんな関係になっているの??と疑問に思いますよね。ジャンル別に、まとめてみました。

日本とタイの現代につながる歴史的事実

1. 外交関係: タイと日本の外交関係は比較的良好で、長い歴史があります。日本とタイの外交関係は、19世紀から正式に確立されました。1902年に両国は外交使節を派遣し、正式な国交が築かれました。

2. 第二次世界大戦: 第二次世界大戦中、タイは日本の同盟国となり、日本が東南アジアでの進出を支援しました。この時期にタイと日本の関係が一層強化されましたが、戦後は複雑な歴史的背景により、一部で緊張が生じました。

3. 経済協力: 戦後、日本とタイは経済的な協力を強化し、日本からの開発援助が行われました。これにより、タイのインフラや経済が発展しました。また、タイは日本企業にとって重要な投資先としても知られています。

4. 文化交流: タイと日本の文化交流は、お互いの伝統、芸術、宗教などに関する相互理解を促進しました。日本からタイには仏教の影響があり、両国の仏教寺院は重要な文化的場所となっています。

5. 観光と人の交流: 両国は観光と人の交流も盛んで、多くの観光客が互いの国を訪れています。観光業は双方の国の経済に貢献しています。

タイと日本の歴史的な関係は多面的で、お互いに影響を与え合ってきました。現代においても、外交、経済、文化、観光などの分野で協力が続いており、友好的な関係を築いています。

 

今のタイと日本

1. 安全保障協力: タイと日本は、安全保障に関連する協力を行っており、両国は互いに協力し、地域の平和と安定を推進しています。共同訓練や情報共有など、軍事的な側面も含みます。

2. 経済協力: タイと日本は経済面でも密接に連携しており、日本はタイに対して経済支援を提供しています。これによって両国の経済関係は強化されています。

3. 地域的な枠組み: タイと日本は、アセアン(東南アジア諸国連合)やASEAN+3などの地域的な枠組みにおいて協力しています。これらの枠組みを通じて、両国は安全保障や経済的な問題に取り組んでいます。

4. 国際協力: タイと日本は国際舞台でも連携しており、国際機関で共同の立場をとることがあります。また、両国は地域および国際問題に対する協力を行っています。

総じて、タイと日本は友好的な関係を築いており、多くの分野で協力しています。安全保障面でも、互いに協力しつつ、地域の平和と安定に貢献していますが、公式な軍事同盟ではありません。

 

 

日本史にも登場!山田長政って何者??

江戸時代にアユタヤ(シャム国、現在のタイ)に渡った日本人、山田長政。一応日本史の教科書にもでてきてます。

軽く山田長政の一生を見ていきましょう。

山田長政の一生

1590年頃 日本の静岡県に生まれる。
★幼少期、豪商が海外に進出している様子を見て育つ。ここで山田も海外に行きたいと思うようになったのかは定かではありませんが、こんな環境で育ったら海外に興味を持つかもしれませんね。
1612年  23歳で駿府の豪商の船に便乗し、シャム(現タイ)の国都・アユタヤへ渡る。
★そして、わずか20年足らずで王朝の最高官位のオークヤーへと出世!王に認められたのです!
しかし、その後王位継承争いに巻き込まれ何者かに毒殺されてしまう…。

王になる一歩手前で亡くなってしまった長政。それでも自分の意思を曲げす、異国のためにも尽くす姿勢は、とてもかっこいいですね!

今回の記事はいかがでしたか?
日本とタイの関係がこんなに深いとは知りませんでした。もしタイムスリップできたら江戸時代のタイに行って山田長政に会いたいなあ…なんて考えちゃいました。みなさんが少しでもタイに興味を持ってくれたら嬉しいです。
それではまた。コップンカー!

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。