ランタ島に観光客が戻ってきた!おすすめの過ごし方3選

サワディーカー!LABタイ語学校です。

クラビ空港から乗り合いバンで約3時間。少しだけフェリーに乗るなど、旅の情緒も楽しめる。宿を決めたら、海を満喫したり、一日中ゆっくりしたり。非日常を味わいに楽園へ出かけてみよう。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

1.ビーチマッサージしたり、泳いだり。ビーチで1日中まったり

今回、ランタ島でタイ人と日本人夫妻が営む「ビービーバンガロー」に、3泊4日で出かけました。「ビービーバンガロー」は、クロンコンビーチ沿いにあるバンガローで、ホットシャワーもエアコンもありません。が、世界のバックバッカー読本「ロンリープラネット」で紹介されたこともあり、欧米人、特にドイツ人に人気。私たちが行ったときは11室満室。ギリギリセーフでした。

4日間も何をしていたか?というと、ほとんどビーチでぼーっとしていました。特にしたかったビーチマッサージは大満足。化もなく不可もないといったマッサージですが、波の音を聞きながら行なうマッサージはサイコーに贅沢。ここに泊まっている人だけではないと思うのですが、滞在者のほとんどが、ビーチ沿いにあるレストランテーブルでおしゃべりしたり、ハンモックに寝そべりながら、ゆるゆるとした1日を過ごしていました。

隣にあるロングビーチほどではありませんが、クロンコンビーチも広くて、白砂が続いているので、なかなか開放感があります。一日中ビーチにいてわかったことなのですが、朝と夜に2回満潮になるのですね。後で記すサンセットタイムはいつも引き潮で、ゴロゴロと黒い岩が現れてきます。つまりお昼に泳いでいる時は、このゴロゴロが足に引っかかり、ケガをしてしまうこともあるので、注意しなければなりません。

海の透明度は正直いってあまりいいとは言えません。ピピ島のほうが圧倒的にキレイでした。まだ、南部はスコールも多く、水を濁っていたせいもあるのでしょうか。晴天が続いた最終日は遠目からでしたが、ようやく海がキレイになったような気がしました。ランタ島のビーチは、ピピ島のようにあまり人も多くなく、泳ぐ人も少ないので、ゆったりくつろぐのがもってこいで、アタシ自身は個人的に好きです。

【Bee Bee Bungalow】

※予約や問い合わせの担当はタイ人のご主人なので、英語でお願いしましょう。どうしても日本人の奥さんとやりとりしたい場合は、その旨を伝えてみよう。

 

 

2.地球上の楽園!? 「コ・ロック」と「コ・ハー」ボートトリップツアー

ランタ島には、ランタ・ノイとランタ・ヤイがあり、リゾートとして栄えているのが、ランタ・ヤイです。大きくてキレイな橋を渡ってすぐにある街、サラダンには多くのダイビングショップがあり、ここに多くのツアー会社があります。ランタ島からボートで約30分。「コ・ロック(ロック島)」と「コ・ハー(ハー島)」という抜群に透明度のあるふたつの島があり、ランタ島からのボートトリップで一番有名です。

今回はまったりしすぎて行かなかったのですが、バンガローのオーナーに聞いたところ、秘境の島、地上の楽園、タイでとてもキレイな島として名高いのだとか。海の透明度からダイビングツアーに出かけるという人たちも多く、ランタ島からはもちろん、クラビ、ピピ島、プーケットからも出かける人もいる、知る人ぞ知る島だそうです。

「コ・ロック」は、実際には「コ・ロック・ナイ」と「コ・ロック・ノック」という名前の双子の島で構成されています。 2つの島はほぼ同じサイズ。この島々は、美しい白い砂浜の素晴らしいパノラマビューで、肉眼で泳ぐ魚を見ることができる透明度です。島の生態系の保護と生息地の回復のために、ツアーに出かけられるのは、11月から5月のみです。

「コ・ハー」は「トゥク ナリマ」とも呼ばれ、5つの岩の山という意味を持つ、小さな5つの島の集合体です。こちらも透明度は抜群で、タイの有名なダイビングスポットのひとつ。他とは異なる美しい珊瑚礁、ウミガメやマンタが出現することもあるという、ダイバーにとっては魅力的な島です。

ダイビングだけでなく、シュノーケリングができるボートトリップ、サンセットツアーなどもあるようなので、興味を持った人はぜひ。わざわざツアー会社に申し込まなくても、ホテルのデスクなどで案内してくれます。若干の手数料は取られますが、思いついたら吉日。探して予約するよりも手軽で、宿への送迎なども安心です。

 

 

3.サンセットをただただ眺める

ランタ島のいちばんの醍醐味といえば、夕陽の美しさ。アタシの暮らすクラビにもたくさんのビーチがありますが、水平線に落ちるサンセットポイントは数少なく、少しクルマを走らせないと体験できません。ランタ島へは、サンセットを見に来た、と言っても過言ではないほどその美しさは魅力的です。

しかしながら実際に、水平線に落ちるクリアな太陽を見ることは難しく、今回、3泊したうち見ることはできませんでした。ずいぶん前の旅人としてきた時、サンセットに沈む夕陽を見ることができました。これはその時に、奇跡的に撮れた写真です。10年近く前のことですが、この時のことは鮮明に覚えていて、夕陽に導かれるように、ひとりの欧米人女性が海へと入っていきました。そして、その瞬間までずっと太陽を眺めつつ海に浸かっていました。なんだかロマンチックで、神秘的だったのでとても印象に残っています。

これ以外のサンセットの写真はすべて今回の旅のものです。夕陽が沈む瞬間は空はオレンジ色ですが、沈んでしばらく経つとピンク色に染まってきます。スコールがあったほうが空はクリアになり、キレイなサンセットを見ることができます。ビールを飲みながら、ジョギングしながら、海に浸かりながら、そのスタイルは十人十色。自由気ままに楽しめるのも、タイならではだといえます。

 

 

4. ランタ島は、ゆったりまったりがいい

タイ・リゾートの本番はこれから。すでに、ランタ島には大勢の欧米人たちがいました。が、プーケットやピピ島のように、人が溢れかえっている、という状態ではありませんでした。ビーチ沿いでは毎日ライブが繰り広げられているバーもありましたが、その音がうるさくて眠れない、ということもありませんでした。ビーチにしてもそう。ゆったりまったり、のんびりと何もしないビーチリゾートを楽しむなら、ランタ島、おすすめです。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

LAB thaiko先生のブログ

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