タイ屋台グルメガイド!バンコクで食べ歩きたい人気軽食&地方別おすすめメニュー
サワディーカー!LABタイ語学校です。
本日は、食べ歩きができる、軽食として最適な「屋台料理」をいくつか紹介します。
【会計時に使えるフレーズ】
เท่าไหร่ครับ/คะ
タオライ クラップ/カー
(意味)いくらですか?
ขอเงินทอนด้วยครับ/คะ
コー グン トーン ドゥアイ クラップ/カー
(意味)お釣りをください
食べ歩きしたい!バンコクの屋台料理
ムーピン(หมูปิ้ง)
ムーピンは、甘辛い特製ダレにじっくりと漬け込んだ豚肉を、炭火で香ばしく焼き上げた串焼きです。外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシーな食感になっています。タレの甘みと豚肉の旨みが絶妙に絡み合い、一度食べたら忘れられない味です。
朝のBTS駅前では、紙袋を片手にムーピンを頬張る通勤客の姿が日常の光景となっています。屋台のおじさんやおばさんが手際よく焼く姿を見るだけでも、タイらしい活気を感じられます。
主に小腹が空いたときや、ホテルに戻る前の軽食にもぴったりです。隣で一緒に売られているカオニャオ(もち米)をセットで買えば、手軽で満足感のある朝ごはんになるのも魅力です。
タイ旅行中、ぜひ一度は味わってほしい屋台の定番グルメです!✨
💰価格:1本10〜20バーツ
📍おすすめスポット:BTSプロンポン駅・サラデーン駅前などの朝屋台
🗣タイ語:ムーピン(หมูปิ้ง)
💬注文フレーズ:「ムーピン サーンマイ カー(3本ください)」
③ ガイトート(ไก่ทอด)
外はサクッ、中はジューシー!
タイの屋台で人気のフライドチキン「ガイトート」は、シンプルながら奥深い味わいで、ローカルに長く愛される定番メニューです。
にんにくとナンプラー(魚醤)でしっかり下味をつけた鶏肉を、薄い衣でカリッと揚げるのがポイントです。香ばしいガーリックの香りがふわっと広がり、手が止まらない病みつきの味です。日本の唐揚げよりもより軽い口当たりで、朝からでもぺろりと食べられるのが魅力です。
屋台によっては、揚げニンニクをたっぷりトッピングしたり、カオニャオ(もち米)とのセットで販売したりとバリエーションも豊富なのがポイントです。市場や学校前などの、地元の人たちが集まるエリアでよく見かけることができます。ボリューム満点なので、ランチ代わりにもぴったりです。
💰価格:1個25〜40バーツ
📍おすすめスポット:ローカルマーケット(オンヌット・アーリーなど)
🗣タイ語:ガイトート(ไก่ทอด)
④ カノムパンピン(ขนมปังปิ้ง)
甘い香りが漂う、スイーツ屋台の定番メニューが「カノムパンピン」です。
炭火で香ばしく焼いた食パンに、たっぷりの練乳やバターをしみ込ませ、チョコソースやストロベリージャムをかけたデザートトーストのことを指します。
外はカリカリ、中はしっとりの絶妙な食感で、甘党にはたまらない一品です。注文するとその場で焼いてくれるため、熱々のトーストを楽しむことができます。
また、ナイトマーケットでは、友達とシェアしたり写真を撮ったりする若者たちでいつも賑わっています。
最近は「インスタ映え」するトッピングや、2色ソースの可愛いデザインなども登場していて、見た目も味も進化中。気軽に食べ歩ける屋台スイーツとして、観光客にも人気の一品です。
💰価格:1枚15〜25バーツ
📍おすすめスポット:ラチャダー・タラートロットファイ、アジアティーク
🗣タイ語:カノムパンピン(ขนมปังปิ้ง)
クアイジャップユアン(ก๋วยจั๊บญวน)
肌寒い朝や雨の日に恋しくなる、あったか系屋台グルメの王道です。
「クアイジャップユアン」はベトナム発祥の米麺スープで、イサーン地方を中心にタイ全土へと広まりました。
もちもちとしたライスヌードルに、ピリッと辛味の効いたスープ、豚団子やゆで卵、揚げエシャロットがマッチしています。スープの旨みが深く、体の芯までポカポカに温まります。
最近では、スープを少なめにしてカップスタイルで提供する屋台も登場し、立ち食いでも食べやすくなりました。旅行中に少し疲れた胃にも優しく、ローカル屋台初心者にもおすすめの一品です。
💰価格:40〜50バーツ
📍おすすめスポット:朝市・ナイトバザール(フアランポーン周辺)
ルークチン(ลูกชิ้น)
タイの屋台スナックの代表格となっている「ルークチン」。
魚・豚・牛・イカなど、いろんな具材をすり身にして丸めた団子を串に刺し、焼いたり揚げたりして提供します。
焼きたての熱々ルークチンに、甘辛いソースをたっぷり絡めるのが定番スタイルです。屋台によっては、唐辛子の効いたチリソースをつけて食べる人も多く、ピリッとした刺激がクセになる美味しさです。
子どもから大人まで人気が高く、学校前や駅前の屋台にはいつも行列ができるほど。気軽に食べられるタイ版「おやつ串」として、ローカルフードの魅力を感じられる一品です!
💰価格:1本10〜15バーツ
📍おすすめスポット:駅前・イベント会場・学校近く
🗣タイ語:ルークチン(ลูกชิ้น)
(豆知識)地方ごとに違う?屋台メニュー
🇹🇭 地方別の屋台の特色
🏙 中部(バンコク・アユタヤなど)
バンコクを筆頭に中部は、タイ屋台文化の中心地です。多民族文化が混ざったバラエティ豊かな料理が特徴です。
代表:クイッティアオ(麺類)、カオマンガイ、パッタイ、ムーピンなどです。
甘味・塩味・酸味・辛味のバランスが良く、観光客にも食べやすいのが魅力です。ローカル屋台に挑戦するなら、ぜひ中部の屋台から挑戦してみてはいかがでしょうか!
🐘 北部(チェンマイ・チェンライなど)
山岳地帯で涼しく、ミャンマーやラオスの影響を受けた料理が多いです。味はややマイルドでハーブが効いた料理が多めです。
代表:カオソーイ(ココナッツカレーラーメン)、サイウア(ハーブソーセージ)、ナムプリックヌム(青唐辛子ペースト)などです。
(カオソーイ)
また、朝市や夜市(ナイトバザール)の屋台文化が特に発達しているのも北部ならではです。
🌾 東北部=イサーン地方(コラート・ウドンタニなど)
タイ人の間でも人気の「辛くて酸っぱい屋台料理」の宝庫なのが東北部です。ラオス文化の影響が強く、特にもち米と一緒に食べる料理が多いです。
代表:ソムタム(青パパイヤサラダ)、ガイヤーン(焼き鳥)、ラープ(ミンチサラダ)などです。
(ラープ)
味は「辛い・酸っぱい・塩気強め」で、ビールにも良く合います。
🌴 南部(プーケット・ハートヤイなど)
海沿いで海産物が豊富、そしてイスラム文化の影響が強いのが南部屋台です。ココナッツミルクやスパイスを多用した、濃厚で辛い味付けが特徴的です。
代表:カオヤム(ハーブライスサラダ)、ゲーンタイプラー(魚のカレースープ)、ロティ(イスラム風クレープ)などです。
朝からロティ屋台が並ぶのも南部ならではで面白いポイントです。
(ロティ)
最後に
今回は、食べ歩きができるものを中心に「屋台」の料理を紹介しました。
屋台文化は、なかなか日本では見られないタイならではの文化です。テイクアウトや食べ歩きもできスキマ時間にお腹を満たすことができるのは、大きな魅力のひとつです。
タイに訪れた際は、近くのローカル屋台に挑戦してみてはいかがでしょうか!🤩✨
【屋台で使えるフレーズ】
ใส่ถุงด้วย
サイ トゥン ドゥアイ
(意味)持ち帰りでお願いします(袋に入れてください)
ไม่เผ็ดนะ
マイ ペッ ナ
(意味) 辛くしないで









