【コーヒー好き必見】タイでスペシャリティーコーヒーを楽しめるおすすめカフェ4選
サワディーカー!LABタイ語学校です。
タイ旅行中、ふと「せっかくならタイらしいコーヒーを飲みたい」「とびきりおいしいタイのスペシャリティーコーヒーを飲みたい」と思ったことはありませんか。
実はタイは、ここ数年でスペシャリティコーヒーを扱うカフェがとても増えており、クオリティーの高いカフェがたくさんあるんです。
その中で筆者が今まで訪れた中で特におすすめのカフェを紹介します。
この記事では、
- タイのコーヒー豆の特徴
- チェンマイ産アラビカの魅力
- タイでしか出会えないコーヒー豆
- 日本人観光客でも行きやすいおすすめカフェ
を、コーヒー好き目線でわかりやすく紹介します。
「観光の合間に美味しい一杯を飲みたい」「タイのスペシャリティコーヒーをちゃんと味わってみたい」という人にぴったりの内容です。
ขอดริปคอฟฟี่หนึ่งแก้วครับ コー・ドリップ・コーフィー・ヌン・ゲーオ・クラップ
(意味)ドリップコーヒーをください
ขอลาเต้หนึ่งแก้วครับ コー・ラテー・ヌン・ゲーオ・クラップ
(意味)ラテをください
เอาแบบเย็นครับ アオ・ベープ・イェン・クラップ
(意味)アイスでお願いします
เอาแบบร้อนครับ アオ・ベープ・ローン・クラップ
(意味)ホットでお願いします
ใส่กลับบ้านครับ サイ・グラップ・バーン・クラップ
(意味)テイクアウトでお願いします
ทานที่ร้านครับ ターン・ティー・ラーン・クラップ
(意味)イートインでお願いします
1. タイのコーヒーの特徴
1. チェンマイ産アラビカ種の特徴
タイのスペシャリティコーヒーを語るうえで欠かせないのが、北部チェンマイ・チェンライ周辺で栽培されるアラビカ種です。
この地域は山岳地帯で標高が高く、朝晩の寒暖差が大きいのが特徴。霧が出やすく、コーヒー栽培にはとても良い環境がそろっています。
味の傾向としては、
- フルーティーで明るい酸味
- フローラルな香り
- ほんのりはちみつのような甘さ
浅煎りで香りや酸味を楽しむタイプが多いです。ハンドドリップで抽出し、ブラックで飲むと豆の個性がいちばん分かりやすく感じられます。
【アラビカ種とは?】
アラビカ種とは、世界で最も多く飲まれているコーヒー豆の品種で、香りが豊かで酸味がきれいなのが特徴です。標高の高い涼しい地域で育ち、タイではチェンマイなど北部の山岳地帯で多く栽培されています。苦味が強すぎず、フルーティーや花のような香りを感じやすいため、浅煎りのスペシャリティーコーヒーによく使われます。
【スペシャリティーコーヒーとは?】
スペシャリティーコーヒーとは、豆の品質だけでなく、産地・栽培・精製・焙煎・抽出まで一貫して高い基準を満たしたコーヒーのことです。味の評価が国際基準で80点以上とされ、雑味が少なく、豆ごとの個性がはっきり感じられるのが特徴。農家の顔が見えるトレーサブルな豆が多く、コーヒー本来の香りや風味を楽しみたい人に選ばれています。
2. なぜタイでコーヒー豆を生産するようになったの?
実は北部タイの山岳地帯では、かつて焼畑農業が行われており、森林破壊や土壌劣化、煙害による大気汚染(PM2.5)などが深刻な問題になっていました。そこで国や王室プロジェクト主導で進められたのが、ケシ栽培の代替作物としてのコーヒー栽培です。
標高が高く冷涼な気候を持つ北部タイはアラビカ種の栽培に適しており、持続可能な農業として少しずつ広がっていきました。その後、小規模農家とロースターやカフェが直接取引する動きが増え、「量より質」を重視する流れが定着。
現在のタイコーヒーは大量生産ではなく、スペシャリティ志向。
農家・ロースター・バリスタが近い距離で関わることで、高いクオリティが生まれています。
3. タイのお土産としてもおすすめ
タイのスペシャリティコーヒーはタイ土産としてもおすすめです。
タイのスペシャリティコーヒーは、国内消費向けのマイクロロットが多く、日本にはほとんど流通していない豆がたくさんあります。
そのため、現地のカフェやロースタリーで扱われている豆の多くが「ここでしか買えない・ここでしか飲めない」もの。
お土産としてタイでコーヒー豆を買うメリットは、
・鮮度が高い
・スペシャリティーコーヒーレベルのクオリティに対して価格が手頃
・タイ北部ならではのフルーティーで軽やかなフレーバーが豊富
点にあります。
さらに、コーヒー豆は軽くて割れにくく、スーツケースにも入れやすいのも嬉しいポイント。
「タイらしさがあって、ちょっと通なお土産」を探している人には、タイ産スペシャリティコーヒーの豆はかなりおすすめです。
2. おすすめのカフェ紹介
1. Y’EST WORKS Coffee Roastery

タイのコーヒーをとことん味わいたい人向け
店内に入ると、まず目に入るのがカウンターにずらりと並んだコーヒー豆の容器。
Y’EST WORKSでは、実際に香りを嗅いで豆を選ぶという、ちょっと特別な体験ができます。
扱っているのは、タイ産のスペシャリティコーヒーが中心。
「タイに、こんなに多様なコーヒー豆があるんだ」と驚く人も多いはずです。
しかも、このクオリティのハンドドリップがとても良心的な価格。
1杯120バーツ(約600円/2026年2月現在)から楽しめるのは正直驚きです。
豆本来の味をじっくり味わいたい人、タイのコーヒーの個性を知りたい人には、ぜひ訪れてほしい一軒。
抽出方法も選べて、
ceramic / V60 / Aeropress / NEL / stainless / French press
と、コーヒー好きにはたまらないラインナップ。
日本人オーナーが経営しており、日本でもイベントを開催するなど、タイと日本のコーヒーシーンをつなぐ存在でもあります。
「タイの豆をしっかり知りたい」人に、特におすすめのカフェです。
場所:https://maps.app.goo.gl/vmydUhQLzCvzdM9f8
41, 1 Soi Sukhumvit 23, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110
2. Ministry of Roasters

出典:https://www.facebook.com/MinistryofRoasters
エスプレッソもフィルターコーヒーも楽しみたい人におすすめ
ここは、とにかく情報量が多いカフェ。
店内に一歩入ると、ずらりと並ぶコーヒー豆や抽出器具に圧倒されます。
扱っている豆は、浅煎りから深煎りまで幅広く、価格帯も手頃なものから、ストーリー性のあるこだわりの高品質豆までさまざま。特に浅煎りは、産地や背景がしっかり感じられる豆が多く、自分の好みに合わせて選べるのが魅力です。
ハンドドリップとエスプレッソ、どちらもクオリティが高く、抽出の完成度も安定。
さらに、エスプレッソやハンドドリップの講座も行われており、タイのコーヒーシーンの“今”を体感できる場所でもあります。
コーヒー好きなら一度は訪れてほしい一軒。
フードメニューも充実しているので、ゆっくり腰を据えて過ごすのにもぴったりです。
場所:https://maps.app.goo.gl/Uvrz63WSC532Dejd9
1 ถนน สุขุมวิท 101/1 Bang Chak, Phra Khanong, Bangkok 10260
3. Wallflowers Cafe

出典:https://www.instagram.com/wallflowerscafe.th/
雰囲気重視・ゆったり派におすすめ
とにかく可愛い。
アンティーク調で遊び心のある建物の中には、花や雑貨、美しいものがぎゅっと詰まっていて、どこを切り取っても絵になります。
名物はフラワーケーキ。
写真を撮っても撮っても撮りきれないほど可愛く、見た目だけでなく味もしっかりおいしいのが嬉しいポイントです。
コーヒーも丁寧に淹れられていて、ビジュアルだけでなく味も楽しめます。基本はエスプレッソ系のメニューが中心ですが、ハンドドリップもあるようなので、コーヒー好きなら試してみてもよさそうです。
さらに、フードメニューが充実していて、昼も夜も楽しめるのが魅力。コーヒー以外にも様々なメニューがあるので、もし旅のお相手がコーヒーが苦手でも、楽しい時間を過ごすことができますよ。
夜はカフェバーとして営業し、昼とはまた違った落ち着いた雰囲気を味わえます。
「おいしいコーヒーを飲みながら、ゆったりした時間を過ごしたい」
そんな人にぴったりのカフェです。
場所:https://maps.app.goo.gl/Rj6Ens84MjLBgDQJ9
31-33 ซ. นานา Pom Prap, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
4. %Arabica Bangkok EmQuartier Roastery

どこに行っても安定しておいしいコーヒーが飲める
世界中で人気の%Arabicaは、タイ国内にも13店舗以上を展開しており、旅行中に見かける機会も多いはず。
「どこに行っても安定しておいしいコーヒーが飲める」という安心感が、このブランドの大きな魅力です。
EmQuartierの店舗の特徴は、存在感のある大きな焙煎機。
このサイズの焙煎機を店内で見られるのは珍しく、タイミングが合えば焙煎している様子を間近で見ることもできます。
白を基調としたミニマルで清潔感のある空間は、ショッピングモール内とは思えないほど落ち着いた雰囲気。買い物の合間に気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
メニューはエスプレッソが中心で、マシンには最高峰とされるSlayerを使用。
高品質なアラビカ種の豆を使ったエスプレッソドリンクは、安定感があり、美しいラテアートも楽しめます。
場所:https://maps.app.goo.gl/uSK4uUMkY2L8ZL3m9
MA08 Helix Quartier Unit, 693 Sukhumvit Rd, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
今回紹介したカフェの中で、特にタイのコーヒーそのものを楽しみたい方には、タイ産スペシャリティーが豊富にそろう Y’EST WORKS Coffee Roastery がおすすめ。豆の個性をじっくり味わいたい人にぴったりです。
エスプレッソもハンドドリップも、幅広く高品質なコーヒーを楽しみたい方には Ministry of Roasters。豆・抽出・知識、すべてのレベルが高く、コーヒー好きなら満足度の高い一軒です。
味もフードも雰囲気も、全部いいとこどりしたい方には Wallflowers Cafe。可愛い空間でおいしいコーヒーと食事を楽しみたい人に向いています。
そして、ショッピングの合間に、安定したクオリティのエスプレッソを楽しみたい方には %Arabica。高品質でブレのない味わいは、安心して選べる存在です。
3. タイでコーヒーを楽しむときのポイント
英語は通じる?
→基本的に通じます。タイ語で注文に挑戦したい方はこちらをチェック
タイのコーヒーって甘い?
→結論から言うと、今回紹介したようなスペシャリティーカフェのコーヒーは、日本とほぼ同じで甘くありません。
ラテやハンドドリップ、エスプレッソなど、基本的なメニューは砂糖なしが前提で提供されます。
ただし、キャラメルラテやオレンジコーヒーなどのフレーバー系・アレンジ系メニューは甘い場合があります。甘さが気になる人は、注文時に「No sugar」や「Less sweet」と伝えると安心です。
一方で、屋台やローカル向けの露店コーヒーはかなり甘いことが多く、コンデンスミルクや砂糖がたっぷり入るのが一般的です。
お土産で豆を買うときのポイントは?
→一番大切なのは、焙煎日を確認すること。
コーヒー豆は鮮度がとても重要で、焙煎から日が浅いほど香りや味を楽しめます。
また、おいしい豆を手に入れたいなら、スーパーマーケットで購入するよりも、ロースタリー併設のカフェや専門的なコーヒーショップで買うのがおすすめ。豆の特徴やおすすめの淹れ方を教えてもらえることも多く、満足度が高いです。
「せっかくタイで買うなら、ここでしか出会えない豆を選びたい」
そんな人こそ、カフェでの購入をぜひ検討してみてください。
最後に:タイのコーヒーを楽しもう
タイというと、甘いドリンクや屋台コーヒーのイメージを持っている人も多いかもしれません。
でも実は今、タイはスペシャリティコーヒーの世界でもとても面白い国。
北部の山岳地帯で育つアラビカ種、農業課題から始まったコーヒー栽培の歴史、小規模農家とロースターが近い距離でつながる環境。
そうした背景があるからこそ、タイのコーヒーには軽やかで個性のある味わいが生まれています。
今回紹介したカフェは、それぞれに魅力があり、
「豆そのものを知りたい」「抽出まで含めて楽しみたい」「雰囲気も大切にしたい」「安心しておいしい一杯を飲みたい」
そんなさまざまなニーズに応えてくれます。
ぜひバンコク滞在中に、あなた好みの一軒と一杯を見つけてみてください☕









