[2022年11月]バンコクのTOEIC最新情報
サワディーカー!
LABタイ語学校です。
今回は2022年のバンコクのTOEICの最新情報についてお伝えしようと思います!
先日バンコクでTOEICを受験したのでその時のエピソードを交えながらご紹介していきましょう。
タイのTOEIC日程
タイのTOEICはCenter for Professional Assessment (CPA Thailand) という団体によって行われています。TOEICの日程はCPA Thailand のFacebookページから確認できます。
▶ CPA Thailand Facebookページ
https://www.facebook.com/cpathailand.1989/
ちなみにタイでは公開テストとIPテストの2種類が行われておりそれぞれ以下のような日時で行われます。
公開テスト → 土曜日 14:30〜(月に一度)
IPテスト → 木曜日 9:00〜、土曜日 14:30〜(基本的に毎週)
公開テストとIPテストの違いに関しては以下の通りです。
公開テスト | IPテスト |
---|---|
新しい設問が出題 | 過去の問題から出題 |
「公式認定証」(写真と名前が入っている公式的に発行されるスコアレポート)が発行される | リスニングとリーディングのスコアと主催団体が掲載されているスコアレポートが発行される |
受験料:2000バーツ(タイの場合) | 受験料:1800バーツ(タイの場合) |
基本的にどちらもTOEICということに変わりはありませんが「公式認定証」が発行されるのが公開テストのみなので必要な方は公開テストを受ける必要があるでしょう。TOEICの腕試しをしたいという方はIPテストがオススメです。
受験料に関してですが日本の公開テストの受験料は7810円なのでタイの2000バーツ(2022年11月28日現在 7747円)と比較して少し安いです。
タイのTOEIC申し込み方法
次にTOEICの申し込み方法についてご説明しましょう。
タイのTOEICの申し込み方法は以下の2通りです。
1.直接CPAの事務所に行って申し込む
2.電話で申し込む
タイのTOEICは日本と違いインターネットでの申し込みが出来ません。
CPAの電話番号は02-260-7061です。
上記の番号にかけるとタイ語での自動音声の後に、英語の自動音声が流れます。「603#」を押すと英語を話すタイ人のオペレーターに繋がります。その後いくつか質問されつつ申し込みをします。
主に質問された項目は以下の通りです。
➀ テストの種類(公開テスト or IPテスト)
② 希望する受験日
➂ 名前
④ パスポート番号
⑤ 連絡先
⑥ ワクチン接種済みか
⑦ 新型コロナウイルスの感染経験
以上で申し込みは完了です。
TOEIC受験の流れ
次にTOEIC受験の流れについて説明します。自分は今回公開テストで受験したのでそれに基づくものになりますがご注意ください。まずタイでTOEICを受ける際に必要な持ち物は以下の通りです。
・受験料(現金又はクレジットカード)
・パスポート
・パスポートと※ATK検査キットを一緒に取った写真
※ATK検査キットとは
抗原検査のことを指す。新型コロナウイルスに感染しているかを確かめる簡易的な検査キットで、タイでTOEICを受ける際はATK検査キットを用いて試験の前日または当日に検査する必要がある。
またパスポートとATK検査キットの写真を撮る際、検査キットのプレートにフルネームと検査日時を書く必要があります。
会場に着いてからすぐにTOEICを受験する教室に入れるわけではありません。
流れとしては主に以下の通りになります。
1.パスポートと陰性証明の確認
2.結果の受け取り方法の確認と受験料の支払い
3.写真撮影
4.名簿の記入
5.パスポートと受験票以外の全ての荷物預ける
6.ボディーチェックをして入室
上記2番目の「結果の受け取り方法の確認と支払い」ですがタイのTOEICは試験結果を郵便で受け取る方法と直接BBビルまで行って受け取る方法の2種類あります。ちなみに直接受け取りに行く場合、料金は掛かりませんが、郵便の場合は別途100バーツ掛かります。
入室後、机の上には鉛筆2本とペン1本と消しゴム1個、試験の説明する紙とアンケート記入の説明書が置いてありました。個人情報やアンケートの記入方法は丁寧に一つずつ説明してくれました。
試験時間に関しては以下の通りです。
受付:13:30~14:20
試験:14:30~
受付は試験開始の10分前に締め切り、試験自体は日本と同じく2時間です。
タイと日本のTOEICの違い
ここからはタイと日本のTOEICの違いについて述べていきましょう。具体的には以下の通りです。
・インターネットで申し込みが出来ない
・受験料が日本よりも少し安い
・会場についてから教室に入るまでの流れが日本より長い
・日本よりも結果がすぐに分かる
・筆記用具や時計、かばんを教室に持ち込めない
・マークシートの形式が異なる
・長テーブルではなく1人1つの机と椅子が用意されている
・テーブルの前側と右側に透明なアクリル板が設置
・スピーカーが複数台設置
マークシートの形式に関しては日本だと横長でリスニングとリーディングで区切りがあるのですがタイは縦長でリスニングとリーディングのセクションの区切りがありませんでした。マークの位置がずれると大変なことになるのでその点は注意が必要です。
ただしタイだからこその利点もあります。
まず受験環境です。日本と違い、スピーカーが複数台設置されているので音響が快適です。また受験者一人ひとりとの距離が十分保たれているので気が散る可能性が低いです。例えば隣の人が消しゴムで解答を消している最中に机がずれる心配もありません。
またTOEICの結果についても日本の場合結果が分かるのが約1ヶ月後なのに対してタイでは1週間ほどで分かるので結果待ちでソワソワしなくていいのもタイで受けるメリットだと感じました。
会場アクセス
次にTOEICの会場のアクセスについてご説明しましょう。
会場はBBビルの19階でBTSアソーク駅(MRTスクンビット駅)から徒歩10分です。
以下に道筋を示しました。
まずBTSアソーク駅の3番出口を出ます。
まっすぐ向かったところに交差点があるのでそこを渡ります。
ちなみにTOEICの会場は交差を渡って左側です。
交差点を渡って左に曲がってからは会場まで真っ直ぐ歩きます。
途中、ターミナル21を横に見ながら進んでいきます。
しばらく歩くとBBビルディングの看板が見えてくるのでそこで到着です。
BBビルディング自体はかなり高い建物ですがTOEICの試験会場は19階にあります。
ちなみに1階は上記の写真のようになっており、コンシェルジュに行きたい階を伝えるとエレベーターのボタンを押してくれます。
TOEIC対策のおすすめ参考書
ここでTOEIC対策のおすすめの参考書をご紹介しようと思います。
個人的な考えとしてTOEICの勉強法は以下の3つに分解できると思います。
これを元に問題集のご紹介をすると以下のようになります。
・単語集:TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
・テクニック用参考書:TOEIC L&Rテスト直前の技術
・問題演習用:公式TOEIC Listening & Reading 問題集
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」は色んなバージョンが出ていますが、最新版から解くのがおすすめです。ちなみにTOEIC900点以上を取得している知人の多くが「演習をこなすことが大事」と言っているので問題集で傾向に慣れることが大切です。
TOEIC対策コースのご紹介
ここまでバンコクのTOEICに関する情報やオススメの参考書をご紹介しました。
ただ「1人で勉強のモチベーションを保つことは難しい」と感じている方も少なくないと思います。
そこでTOEIC対策コースについてご紹介しましょう!
「Modulo Language School」で開講されているTOEIC試験対策クラスがオススメです。その理由は以下の6つが挙げられます。
1.講師は全て経験豊富なネイティブスピーカー
2.レベル12まであり自分のレベルに合ったコースを受講
3.Educational Test Service (ETS) に承認されたテキストを使用
4.Rama 9、 Central World、 Siam Paragon 、Icon Siamと立地が便利
5.レッスンを対面で受講するかオンラインで受講するかを選択可能
6.クラスは少人数(8人以下)またはプライベートレッスン
ETSとは
TOEICを含む約200のテストプログラムを開発している世界最大の非営利テスト開発機関
「Modulo Language School」をオススメする理由についてご説明しました。詳細に関しては以下のURLからご確認ください。
「Modulo Language School」:https://www.modulolearning.com/toeic-test-preparation.html
最後に
いかがでしたか。
今回はバンコクでのTOEIC受験についてご紹介しました!
バンコクのTOEICは手続きが厳重な一方、日本と比較したメリットもあるということをお伝えしました。
私自身、まだまだTOEICの勉強を継続する必要があると実感しています。
これからバンコクでTOEICを頑張りたい方は一緒に頑張っていきましょう!!