タイ語習得!世界一難しい言葉を使う日本人が苦戦する理由

 

「母国語の他に、他の国の言語を使って会話できたら…」なんて思ったことはありませんか?

外国語を使って会話ができるようになると、色々な人との会話を楽しめて、世界が広がります。

 

さらに、仕事を探しやすくなったり、海外旅行に行きやすくなったり、多くのメリットが期待できます。

今回は勉強するのが難しいと言われている「タイ語」についてご紹介します。

 

 

<目次> 
1. タイ語より日本語の方が難しい?
2. タイ語が難しいといわれる3つの理由

2-1理由1:声調によって言葉の意味が変わる
2-2理由2:慣れない文字
2-3理由3:母音・子音数が多い

3. タイ語を独学するメリット3

3-1メリット1:お金が節約できる
3-2メリット2:好きな時間・場所で勉強できる
3‐3メリット3:自分のやり方で勉強できる

4.タイ語を独学するデメリット3

4-1デメリット1:モチベーション維持が難しい
4-2デメリット2:時間がかかる
4-3デメリット3:合っているか分からない

5.最後に

 

 

タイ語より日本語の方が難しい?

日本は「語彙数」という観点で見ると、世界で一番難しい言語といわれています。
言語を8割~9割で理解しようとすると、日本語で必要な語彙数はなんと10000語にも及ぶからです。

世界各地で使用されている言語である中国語は5000語、英語は3000語だと言われています。

一方でタイ語を理解するのに必要な語彙数は2000語といわれています。

 

しかし、多くの日本人はタイ語を勉強するのに苦戦しています。
世界一難しいと言われている言語を操る日本人が「タイ語を勉強するのは難しい…」と感じてしまう理由は何でしょうか?

 

タイ語が難しいといわれる3つの理由

理由1:声調によって言葉の意味が変わる

「声調」という言葉を聞いたことありますか?日本語にはないものなので、なかなか聞きなれない言葉です。「声調」とは簡単に述べると「音の上がり下がり」のことを指します。タイ語にはこの「声調」は5つ存在します。

 

例えば「カーオ」には「ご飯(ข้าว)(kʰâaw)」「白い(ขาว)(kʰǎaw)」の他に複数の意味があります。同じカタカナ表記でも音の出し方によって意味が全く異なります。

 

理由2:見慣れない文字

タイ語は日本人から見ると複雑に見えます。

ローマ字や漢字などは普段目にする機会が日常でありますが、タイ語を日本で目にする機会はあまりないのではないでしょうか?

 

日常であまりタイ語に触れない分、タイ語が複雑な文字に写ってしまうのです。

理由3:母音・子音数が多い

日本語の母音数は「あいうえお」の5つに対して、タイ語は基本的な母音が9文字、短母音・長母音合わせて18文字があります。

 

子音は頭子音、二十頭子音、末子音合わせて42文字も存在します。

多くの母音や子音が存在することによって、微妙な発音の違いが難しかったり、文字を覚えるのが難しかったりします。

タイ語を独学するメリット3

メリット1:お金が節約できる

 

タイ語を独学するメリットとして考えられるのが「お金を節約できる」ということです。
語学学校に通うときに、どうしても避けられないのが金銭問題です。

 

自分でタイ語を勉強すれば、参考書などくらいの出費で抑えることができます。

メリット2:好きな時間・場所で勉強できる

タイ語を独学するときの利点として考えられるのが「時間と場所の融通が利く」ということです。

自分の好きなタイミングと好きな場所で、勉強することができるので自分のペースを保つことができます。

ちょっとした空き時間などに参考書を見てみたり、タイの映画やドラマを見てみたりなど、リラックスして勉強に励むことができます。

メリット3:自分のやり方で勉強できる

自分に合ったやり方で、勉強を進めることができるのもメリットの1つとして考えられます。

苦手なところに時間をかけるなど、自分のペースで勉強を進めることができます。
自分に合わないやり方で勉強を続けるのは、効率的なやり方とは言えません。

タイ語を独学するデメリット3

デメリット1:モチベーション維持が難しい

タイ語を独学するデメリットとして考えられるのが「モチベーションを維持するのが難しい」ということです。

どうしても1人で勉強をしていると、途中でだらけてしまったり、ペースが遅くなってしまったりしてしまいます。
難しいタイ語を独学するためには「絶対にあきらめない」という強い気持ちが大切になります。

デメリット2:時間がかかる

「時間がかかる」ということはデメリットの一つとして考えられるでしょう。
1人でタイ語を勉強するとなると、分からない部分が出てくるなど、タイ語を習得するまでに時間がかかります。

 

タイのネイティブの人に勉強を助けてもらえば、分からないところを聞くことができたり、間違っているところを指摘したりしてもらえます。

デメリット3:解釈や方法が合っているか分からない

自分で勉強を進めていかないといけないので、今の勉強の方法が合っているか、自分の解釈があっているか分かりづらくなります。

 

第三者の観点が必要なときに、独学だと自分で補わないといけないので大変になります。
自分を客観的に見る力が必要になります。

タイで、駐在妻も語学学校に通う場合の3つのデメリット
こちらの記事では、語学学校に通うデメリットをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

最後に

「タイ語は難しい」「タイ語を勉強するのは大変」というイメージを持っている人はたくさんいるでしょう。

しかし、タイ語を習得することで、タイ人とのコミュニケーションができたり、タイカルチャーをより身近に感じることができます。ぜひ難しいと言われているタイ語に挑戦してみてください!

 

 

-この記事に関係するタイ語集-
タイ語  ภาษาไทย(paasaathai) パーサータイ
子音   พยัณชนะ (payan kana) パヤンカナ
母音  สระ (sara) サラ
声調  วรรณยุกต์ (wan nayuk) ワンナユック
独学  การศึกษาด้วยตนเอง  (kan suk dway ton een) カーンスックドゥアイトンエーン

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。