タイのお札を使ってタイ数字を覚えよう!

๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙

皆さんはこのヘビのような文字を見たことはありますか?

実はこれはタイの数字なんです。

ローカルな市場の値札や外国人に数字を隠したい場合(外国人価格とタイ人価格など)に使われています。

覚えるとタイで損をすることが減るタイ数字と効率的な覚え方について説明いたします。

 

タイ数字を使ったタイの仏暦と日付の書き方こちらをご覧ください。

タイ数字の読み方[基本編]

数字 タイ数字 タイ文字 発音記号 カタカナ表記
ศูนย์ suun スーン
หนึ่ง neung ヌン
สอง song ソーン
สาม saam サーム
สี่ see シー
ห้า haa ハー
หก hok ホック
เจ็ด jet ジェット
แปด peet ペート
เก้า kaw カーオ
10 ๑๐ สิบ sip シップ

タイ数字の読み方[応用編]

上記の๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙でタイ数字はすべてです。百は「๑๐๐」、2018は「๒๐๑๘」と書きます。
0.01など小数点は๐.๐๑と書き、点はจุด(チュット)と読みます。0.01は「スーン、チュット、スーン、ヌン」です。

逆に大きい数字はどうでしょうか。郷ひろみさんの「二億四千万の瞳」は「๒๔๐๐๐๐๐๐๐」と非常に読みづらくなってしまいます。タイ語で千万はสิบล้าน(シップラーン)といいます。なので๒๔๐ล้านと書きます。ピンク字がタイ数字で赤字がタイ文字です。
余談ですがタイ語で瞳はดวงตา(ドゥアンター)なので「二億四千万の瞳」のタイ語タイトルは「ดวงตา ๒๔๐ล้านดวง」(ドゥアンターソーンローイシーシップラーンドゥアン)となります。最後のドゥアンは類別詞です。

タイ数字がたくさん書かれていタイバーツのお札

タイ数字に限らず文字を学習するうえでもっとも大切なことは何回も目にすることではないでしょうか?

私たちの生活にあるタイ数字で最も身近なのはズバリお札です。バーツ札にはたくさんのタイ数字が書かれています。例えばお札のタイ数字の額面を読み続けるだけで自然と0、1、2、5の数字を覚えることができます。これらの数字は商売で最も使われる数字なので覚える価値は大きいです。

タイバーツの歴史:バーツ硬貨とバーツ紙幣のエトセトラについて書いた記事はこちらです。

タイバーツのお札を使った勉強法

タイバーツのお札には製造番号が書かれています。製造番号はアラビア数字とタイ数字で書かれています。
例えばこの写真のお札の左上には๓(ธ)๒๙๒๕๗๐๖とタイ数字で製造番号書かれており、左下にはアラビア数字で3(K)2925706と書かれています。製造番号のタイ数字とアラビア数字は対応しているため、タイ数字を読んでアラビア数字で答え合わせをすることができます。製造番号はお札ごとに異なり、ランダムであるため勉強に適していると言えます。

タイバーツ札に書かれているタイ語

タイバーツ札に書かれているタイ語を紹介いたします。

รัฐบาลไทย

รัฐบาลไทยはรัฐบาลとไทยという単語から成り立っています。
ไทยはタイと読み、「タイ」という意味です。
รัฐบาลはラッタバーンと読み、「政府」という意味です。
つまりรัฐบาลไทยはタイ政府という意味です。

หนึ่งพันบาท

หนึ่งพันบาทはหนึ่งพันとบาทという単語から成り立っています。
หนึ่งพันはヌンパンと読み、1000という意味です。
บาทはバートゥと読み、バーツという意味です。
หนึ่งพันบาทは1000バーツという意味です。

ธนบัตรเป็นเงินที่่ชำระหนี้ได้ตามกฎหมาย

この長い言葉はとても難しいため上級編です。
ธนบัตรはタナバットと読み、「紙幣」という意味です。
ชำระはチャムラと読み、「支払い」という意味です。
หนี้はニーと読み、「借金」という意味です。
ตามはタームと読み、「従う」という意味、กฎหมายはゴットマーイと読み、法律という意味です。ตามกฎหมายで「法律に従う」という意味になります。
ธนบัตรเป็นเงินที่่ชำระหนี้ได้ตามกฎหมายは「この紙幣は法律に従って借金の支払いができます。」という意味です。

まとめ

今回はタイ独特のタイ数字とその勉強法について紹介いたしました。文字は使わないと忘れてしまいます。ぜひ財布の中のお札を見てタイ数字を覚えてみてください。またタイ国内ではタイ数字がたくさん使われているので探してみてください。

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。