【2025年10月最新版】場所に要注意!タイのビザ延長申請
サワディーカー!LABタイ語学校です。
本日は、タイにおける「30日滞在」のビザの延長の申請(オフライン版)について詳しく紹介します。
【ビザ申請時などに使えるフレーズ】
มาต่อวีซ่าค่ะ / ครับ
マー・トー・ウィーザー・カ/クラップ
(意味)ビザ延長のために来ました。
ต้องใช้เอกสารอะไรบ้างคะ / ครับ
トン・チャイ・エーカサーン・アライ・バーン・カ/クラップ
(意味)どんな書類が必要ですか?
タイのノービザ滞在時のルール
まず、タイ王国における「ノービザ」での滞在のルールについて紹介します。
ノービザ滞在の基本ルール
日本国籍を持つ人は、観光目的でタイへ入国する際にビザなし(ノービザ)で滞在できます。
この制度は「観光目的のみ」が対象で、就労や長期滞在、留学などの目的には基本的に利用できません。滞在期間は30日間です。
ノービザ滞在の延長
タイ国内にある入国管理局(Immigration Office)で、一度だけ延長申請が可能です。
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延長期間:最長30日間
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合計滞在可能日数:最大60日間(30日+延長30日)
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申請費用:1,900バーツ
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必要書類:
①パスポート原本(残存期間が6か月以上)
②申請書(TM.7)
③顔写真の証明写真(4×6cm)
④パスポートのコピー(パスポートの顔写真ページおよび、タイへ入国したときに押されたスタンプがあるページのコピー)
⑤申請料金(現金のみの受付。2025年10月現在)
延長は、滞在期限が切れる前に申請する必要があります。期限を過ぎてからの申請は不可で、オーバーステイ(不法滞在)扱いとなります。
オーバーステイの注意点
滞在期限を1日でも過ぎると「オーバーステイ(不法滞在)」となり、罰金が発生します。
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1日につき500バーツ(最大20,000バーツまで)
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出国時に支払う必要があり、悪質な場合は再入国禁止となることもあります。
30日滞在の延長は「It Square Laksi」でのみ
(「It Square Lak Si」:SRTダークレッドラインのLak Si駅とはほぼ直結しているのでとても立地は便利です。)
90日滞在やより長期的なタイへの滞在のビザの場合は、MRTピンクラインまたはSRTダークレッドラインにあるLakSi(ラックシー)駅から約10分ほど離れた場所にある「Chaeng Watthana(チェーンワッタナー) Government Complex」内にあるImmigration Officeにて申請を行いますが、30日のビザ延長のみ、こちらの「It Square Lak Si」の3階にあるImmigration Officeにて行います。
(「It Square Lak Si」のImmigration Office)
場所を間違えてしまい、チェーンワッタナーのImmigration Officeへ行ってしまう人も多いので、申請を行う場所には注意が必要です。
「It Square Laksi」にて実際にビザ申請をしてみた
①必要書類を揃える
まずは手始めに必要書類を揃えていきます。
パスポートコピーと、証明写真に関しては事前に用意するのも良いですが、Immigration Officeのちょうど隣に、富士フイルムのコピーエリアと証明写真を撮影するエリアがあるので、当日にその場で用意することが可能です。
コピーは白黒コピー2バーツ〜、証明写真は4枚で100バーツ〜 とお手頃な価格で用意することができます。
そして申請書は、Immigration Officeの入口に申請書を用意しているスタッフがいるのでそこで申請書をもらい、書き込んでいきます。
(申請書1枚目)
こちらには基本情報を書き込んでいきます。名前からパスポート番号、そして入国日などを記入します。記入例もその場に置いてあるので、記入例を元に自分の情報を書き込んでいきましょう。
(申請書2枚目)
裏面には、滞在先の住所を書き込む欄、そして証明写真を貼る欄があります。
あらかじめ滞在先のコンドミニアムやホテルの住所を把握しておくか、メモしていつでも書き起こせるようにしておくと便利です。
また、証明写真はスタッフが貼ってくれます。そのため、証明写真を持参しスタッフに渡しましょう。
②駐在スタッフに書類を確認してもらう
申請書の記入およびパスポートコピーや証明写真の用意が揃ったら、スタッフが確認するエリアがあるので、書類に不備などがないか確認してもらいます。
そこでまた追加で署名をしたり、電話番号を記入したりする場合もあります。
書類に不備がないか、すべての確認が終わり次第、スタッフから整理券が発行されます。
③書類を提出
整理券の発行順に番号が呼ばれるので、番号が呼ばれたら本格的に手続きに入ります。
書類を提出し、申請費用である1900バーツを支払います。現金のみの支払いとなり、クレジットカードやQRコードによる支払いはできません。(2025年10月現在)
あらかじめ現金で1900バーツを用意しておくようにしてください。
④パスポートを返却してもらう
書類確認および申請費の支払いが終わると、一旦手続きスペースからは退出します。パスポートを預けているので、また外で番号が呼ばれます。そしてパスポートを返してもらう形になります。
このような手順を踏んで、ビザの延長手続きは終了です。
スムーズに行うことができれば、このビザ申請手続きは約1時間ほどで終了します。ビザの延長を希望する人はとても多いので、スムーズにいかないケースも多々あります。あらかじめ長く時間を見積もっていくのが吉です!
It Square Laksi アクセス
◎It Square Laksi(AM10:00〜PM9:00)
Immigration Officeは月曜〜金曜(AM10:00〜PM6:00)での営業・土日祝は定休日となっています。
(🗺 https://maps.app.goo.gl/wKmkw6FUrKTRFmUj7)
✏️SRTダークレッドラインLak Si駅徒歩1分・MRTピンクラインLak Si駅徒歩4分ほどのショッピングモール「It Square Lak Si」内、エスカレーターを上がって3階の端にImmigration Officeがあります。
📌333 หมู่ที่ 4 Kamphaeng Phet 6 Rd, Talat Bang Khen, Lak Si, Bangkok 10210
🌐https://th-th.facebook.com/itsquarelaksi/
☎️025760333
最後に
今回は、30日滞在のビザ(オフライン申請)にフォーカスした、滞在用ビザの延長申請に関する情報を紹介しました。
長期滞在用のビザは「Chaeng Wattana(チェーンワッタナー)」のイミグレーションオフィス内での手続きとなりまた別の場所です。30日の延長ビザはそこでは申請できないため、特に注意が必要です。
バックパッカーでタイの滞在期間を伸ばしたい方や、観光などで長く滞在したいと考えている方などは、ぜひこちらのページを参考に手続きしていただければ幸いです✨
【お礼を言う時などに使えるフレーズ】
ขอบคุณมากค่ะ / ครับ
コープクン・マーク・カ/クラップ
(意味)どうもありがとうございます
ขอโทษค่ะ / ครับ
コートート・カ/クラップ
(意味) すみません(呼びかけるときや謝罪するときに)
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