【屋台グルメ】バンコク・ルンピニー公園「カオゲーン食べ放題」がコスパ最強!
サワディーカー!LABタイ語学校です。
本日は、バンコク・ルンピニー公園にてやっている50バーツで食べ放題の「カオゲーン」の屋台について紹介します。
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【屋台などで使えるフレーズ】
อันนี้เท่าไหร่ครับ/คะ
アンニー タオライ クラップ/カー
(意味)これはいくらですか?
เอาอันนี้ครับ/ค่ะ
オー アン ニー クラップ/カー
(意味)これをください
まず「カオゲーン」とは?
「カオゲーン(ข้าวแกง)」はタイ語で、「ご飯とおかず」や「タイ式惣菜屋さん」を指します。タイでは屋台やお店でよく見かけるスタイルです。
基本の意味
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ข้าว(カオ) → ご飯
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แกง(ゲーン) → カレーや煮込み料理、おかず全般
直訳すると「ご飯+おかず」という意味になります。つまりカオゲーンとは、「炊き立てのご飯に好きなおかずをのせて食べるタイ式定食」のことを指します。
食べ方・特徴
カウンターに色とりどりのおかず(カレー、炒め物、煮物、揚げ物など)が並んでいます。食べたいおかずを指差して注文すると、ご飯の上にのせてくれます。辛さや量を調整できることが多く、手軽で安く、タイの庶民的なランチの定番です。
カオゲーン屋さんは、このようにおかずを自由に選んでご飯にのせてもらうスタイルが一般的です。
基本的にカオゲーンは、「おかず2品+ご飯」で40〜60バーツからと、とてもリーズナブルな価格でご飯を楽しむことができます。
カオゲーン屋台は、特に、オフィス街・学校の近く・市場の一角などでよく見かけます。
ローカル屋台だけでなく、ショッピングモールのフードコートにもカオゲーンスタイルのお店があり、こちらは衛生的な面からも、観光客に人気です。
実際にカオゲーン屋台へと行ってみた!✨
今回は、バンコク・ルンピニー公園にてやっている「カオゲーンビュッフェ 50バーツ」へと行ってみました。
目印はこれ!✨
ルンピニー公園の、外の駐車場の屋台が立ち並んでいるところの一角にお店があります。屋台街なので探すのに一苦労ですが、こちらの看板が目印です!
こちらの看板に貼られているステッカーからもわかるように、過去にYouTubeやテレビなどメディアから多数取材されたことがあるようです。
この日も多くの地元のお客さんや観光客で屋台に併設されているテーブルが埋まるほどに大盛況でした。大人気店です!
食べ放題スタート!
陽気なお兄さんに50バーツを支払うと(現金またはQR決済のみです。クレジットカードは使えないので注意!)お兄さんからお皿とフォーク・スプーンが渡されます。
「おかわり自由で、食べ終わったらここに戻しに来てねー!」とお兄さんに教えていただき、いざ食べ放題がスタートです。
写真は一部ですが、このように10種類ほどのおかずが立ち並び、ごはんと共に盛り付けていく方式です。ごはんも、白米とチャーハンから選ぶことができ、こちらもおかわりが自由にできる仕組みになっています。これで50バーツはあまりにも破格です!
また、ごはん・おかず以外にもお手製のスープやトムヤムスープなどもありました。こちらも全ておかわり自由!
この破格的な安さとおかわり自由といった点から多くのお客さんで賑わっていました。✨
チャーハン、もやし炒め、春雨サラダをチョイスしてみました。どれもできたてでとてもおいしかったです✨ヤムウンセン(春雨サラダ)はやや味が濃いめでしたがご飯と食べると相性が抜群でした!
好きなおかずを好きなだけ選べるビュッフェ方式なのが、「カオゲーン」屋台の大きな魅力です。
(番外編)カオゲーンの起源
カオゲーンの歴史と背景
カオゲーンの起源は、19世紀末〜20世紀初頭のバンコクにさかのぼるといわれています。
当時、地方から都へ働きに来る人々(労働者や学生)が増え、「早く・安く・しっかり食べられるご飯」が求められました。
そこで登場したのが、惣菜をまとめて売る屋台です。ご飯(カオ)と、おかず(ゲーン=カレーや煮込み)を一緒に盛り付けることで、一人でもすぐに食事ができるようになりました。
この「ご飯におかずをのせる」形式が、カオゲーン文化のはじまりです。
タイ式「定食文化」としての発展
時代が進むにつれて、屋台や市場、学校の前などで「カオゲーン屋(ร้านข้าวแกง / ラーン・カオゲーン)」が一般的になります。
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鍋や皿にたくさんの料理が並び、自分で好きなおかずを選ぶことができます。
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一般的に「おかず1種類+ご飯」で約40〜50バーツ、「2種類のせ」で50〜60バーツほどです。
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タイ全土で見られ、地域ごとに味やおかずの種類が変わります。
こうしてカオゲーンは、タイの“日常食”の象徴となりました。
地域ごとの個性
地域によっておかずの種類や特徴が異なります。
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中部(バンコク):カレーや炒め物が中心で、甘辛バランスが良いのが魅力です。
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北部(チェンマイなどの地域):ハーブやスパイスを使った煮込み料理(例:ゲーン・ハンレー)が多めなのが特徴です。
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南部:とても辛いのが特徴。また、ココナッツミルクや魚のカレーが多いです。
現代のカオゲーン文化
最近では、屋台だけでなくモールやフードコートでも「カオゲーンスタイル」が人気です。
また、健康志向やベジタリアン向けのカオゲーン店も登場しています。(例:ターミナル21の5階フードコートにも、ベジタリアン向けのカオゲーン屋があります。)
また、最近では若者の間で「おしゃれカオゲーンカフェ」も話題にあがっています。
カオゲーンビュッフェ50バーツ アクセス
◎カオゲーンビュッフェ50バーツ(AM6:00〜PM3:00・月曜日定休)
(🗺 https://maps.app.goo.gl/3CN8J1FtUkdCnhtY6)
✏️ルンピニー公園外の駐車場にあります。イートインのみならず、テイクアウトも可能です。
📌ถนน แยกราชดำริ, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
☎️0617304830
最後に
今回は、ルンピニー公園にあるコスパ最強のカオゲーン屋台について紹介しました。
朝の6時から午後3時まで空いているので、朝ごはんにもランチにも、どちらでも気軽に利用することができますね!
ルンピニー公園近くへと訪れた際は、ぜひこちらでご飯を食べてみてはいかがでしょうか!✨
【会計時に使えるフレーズ】
ใส่ถุงให้ด้วยครับ/คะ
サイ トゥン ハイ ドゥアイ クラップ/カー
(意味)袋をください
จ่ายเงินสดครับ/ค่ะ
ジャイ ゲン ソット クラップ/カー
(意味) 現金で支払います