【一般利用もOK!】バンコク・シーナカリン大学の学食に行ってみた|安くて美味しいローカルランチ

サワディーカー!LABタイ語学校です。

 

 

本日は、タイの国立大学のひとつ「シーナカリン大学」の学食について紹介します。

 

 

 

【注文する時に使えるタイ語フレーズ】

 

เอา〇〇หนึ่งครับ/ค่ะ

アオ・〇〇・ヌン・クラップ/カー

(意味)〇〇をひとつください。

 

ไม่เผ็ดครับ/ค่ะ

マイ・ペッ・クラップ/カー

(意味)辛くしないでください

 

シーナカリン大学はどんな大学?

シーナカリンウィロート大学・基本情報

シーナカリン大学(Srinakharinwirot University)は、タイ・バンコクにある国立の総合大学です。

 

(シーナカリン大学)

 

  • 国立大学(タイ政府が運営)

  • 創立:1949年

  • 学生数が多い大規模大学(学生総数は約25000人以上)

  • バンコクのキャンパスのほか、バンコク郊外のオンカラック地区にもキャンパスがあります(農学部・工学部・看護学部などが設置されています。)

 

(シーナカリンウィロート大学・オンカラックキャンパス)

 

どんな分野が強い?

もともと教員養成(教育系)に強い大学として有名でした。現在は、

 

  • 教育学

  • 人文・社会科学

  • 経済・ビジネス

  • 理学・工学

  • 医学・看護・健康科学

 

など、幅広い学部がそろう総合大学になっています。

 

留学生にも人気

  • 英語で学べる授業・学部あり

  • 日本の大学とも交流がある(例:明治大学(留学のほか短期研修のプログラムがある)・岐阜大学・山口大学など)

  • タイ留学先として選ばれることも多い大学です。

 

学食に行ってみた!

今回は、バンコクのプラサーンミットキャンパスにある学食へと行ってみました。

シーナカリン大学の学食は、学生だけでなく一般の方も気軽に行くことができます。私が行った日も、近隣住民の方などがちらほらいた印象です。

 

まずは大学へ!

今回は、ソイ23側にある入口から大学の敷地内へ入ります。
この入口のすぐ隣には、タイのエンタメ好きなら一度は聞いたことがあるであろうGMMの大きなオフィスビルがあり、初めて訪れる方でも比較的わかりやすい立地です。

敷地内は緑も多く、バンコク中心部にありながら、落ち着いた雰囲気がありました。

 

(ソイ23のほうにあるシーンカリン大学の入口)

 

シーナカリン大学は、地図を確認したところ、大学構内にふたつ食堂があります。今回は、ソイ23のほうにある入口から近い食堂へと行ってみました。

 

(食堂①・こちらは屋内にある食堂です。暑い日や、ゆっくり食べたいときにはこちらがおすすめです。)

 

(食堂②・こちらは屋外にあります。開放感があり、タイの大学らしいローカルな雰囲気を楽しめるのが特徴です。)

 

注文!

今回は、タイの学食やローカル食堂では定番の「カオゲーン」を注文してみました。

 

 

カウンターには、10種類以上のおかずがずらりと並んでおり、見ているだけでもワクワクします。どれも美味しそうで、正直かなり迷ってしまいました。

価格は、1種類:35バーツ〜・2種類:40バーツ〜という学生価格です。物価が上がっているバンコクで、この値段はかなり良心的です。

 

(カオゲーン2種・40バーツ)

 

今回、私は「ヤムウンセン」(春雨サラダ)と、お店の方のイチオシメニュー・「ガパオガイ」(鶏肉とホーリーバジルを唐辛子などで炒めた料理)をチョイスしてみました。

ガパオガイは、想像以上にしっかり辛く、タイらしいパンチのある味付けでした。唐辛子の辛さとバジルの香りで、ご飯がどんどん進みます。
ヤムウンセンは比較的にさっぱりしていて、辛めのガパオとの相性も抜群でした。

白ごはんの量も多く、ボリューム満点で40バーツという価格には驚きです。学生だけでなく、一般の方が多く利用する理由がわかります。

 

大学の学食とはいえ、味・量・価格のバランスが非常によく、ローカル感もたっぷりでとても面白かったです。
観光地とは一味違う、「バンコクの日常を感じられるスポット」として、タイ滞在中に一度は訪れてみるのも面白いと思います。

 

(豆知識)シーナカリン大学のかんたんな歴史

シーナカリン大学(Srinakharinwirot University)は、タイの近代教育の発展と深く関わってきた、歴史ある国立大学です。

現在は総合大学として知られていますが、その原点は「教育」にあり、タイ社会の成長とともに歩んできました。

 

教員養成から始まった大学

シーナカリン大学の歴史は、1949年にさかのぼります。当時のタイでは、国の発展に欠かせない「教育」を支えるため、優秀な教員を育てることが大きな課題でした。
そのため、シーナカリン大学はもともと教員養成を目的とした教育機関として設立されました。

このため、現在でも「教育学に強い大学」としても高く評価されています。

 

「良い先生を育てることが、良い社会をつくる」という考え方が、大学の原点となっています。

 

総合大学へと発展

その後、時代の変化とともに社会のニーズも広がり、シーナカリン大学は教育学だけでなく、

 

  • 人文・社会科学

  • 経済・ビジネス

  • 理学・工学

  • 医学・看護・健康科学

 

など、さまざまな分野の学部を新設していきます。特に医療・健康科学分野や体育・スポーツ関連の学問も知られており、実践的な教育を重視する点も特徴です。


現在では、幅広い分野を学べる国立総合大学へと成長しました。

 

大学名に込められた意味

大学名の「シーナカリン」は、シーナカリン王太后(ラーマ9世の母)の名前に由来しています。

 

(シーナカリン王太后)

 

王太后は、生涯を通して教育支援や医療・福祉の向上、そして地方や農村地域の発展に尽力した人物で、タイ国民から深く尊敬されています。


大学名には、「教育を通じて社会に貢献する人材を育てる」という想いが込められています。

 

現在のシーナカリン大学

現在のシーナカリン大学は、バンコク中心部のプラサーンミットキャンパスをはじめ、複数のキャンパスを持っています。

 

  • 都市型キャンパスでアクセスがとても良い。

  • 留学生の受け入れにも積極的。

  • 英語で学べるプログラムもあり国際化が進んでいる。

 

などといった点から、近年はタイ国内だけでなく海外からの注目も集めています。

 

シーナカリンウィロート大学 アクセス

◎シーナカリンウィロート大学 (Srinakharinwirot University・8:30-16:30)

 

(🗺 https://maps.app.goo.gl/o2EYmPGwTsQKZewZA

 

✏️最寄駅はBTS Asoke(アソーク)駅またはMRT Sukhumvit(スクンビット)駅で、徒歩約10分です。駅からはバイタクなどを使うことをおすすめします。または、大学前まで船(5バーツ)が出ているので、川沿いから船で行くのもおすすめです。

📌114 Soi Sukhumvit 23, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110

☎️026495000

🌐https://www.swu.ac.th/

 

最後に

今回は、シーナカリン大学と学食について紹介しました。

特に学食は、学生のみならず一般の方も食堂へ行くことができるので、タイの大学の雰囲気を感じながらランチを楽しむことができるのはとても貴重です。

 

アソークやスクンビット付近に訪れた方、タイの大学の雰囲気を味わってみたい!と思っている方などはぜひ1度、シーナカリン大学の学食へ訪れてみてはいかがでしょうか!✨

 

【注文する時に使えるタイ語フレーズ②】

 

ไม่ใส่〇〇ครับ/ค่ะ

マイ・サイ・〇〇・クラップ/カー

(意味)○○抜きでお願いします

 

เท่าไหร่ครับ/ค่ะ
タオライ・クラップ/カー

(意味)いくらですか?

 

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。