タイのATM事情とアユタヤ銀行(クルンシー)で送金をする方法
日本と違うタイのATM。Bank of Ayudhya(Krungsri Bank)編
私たちが銀行でお世話になることの9割は預金(送金)、引き出し、記帳だと思います。
さらにこれらの操作は窓口に行かなくてもATMで行うことができます。
そんな便利なATMですが日本とタイで大きく異なる点があります。
日本のATMは預金、引き出し、記帳を一台で行えますが、タイのATMは目的ごとに使う機械が分かれているのです!
タイバーツの歴史:バーツ硬貨とバーツ紙幣のエトセトラについて書いた記事はこちらです。
タイのATMの種類
預金→ADM (Automatic Deposit Machine)
引き出し→ATM (Automatic Teller Machine)
記帳→Passbook Update
タイの街中にあるATMと書かれている機械は引き出し専用です。預金、記帳を行うことができません。
預金ができる機械はADM、記帳ができる機械はPassbook Updateです!
記帳ができる機械は銀行の支店に併設されている場合が多いです。
ADMを利用した送金の方法
タイで口座を持っていなくてもADMを利用すると口座に送金することができます。
1.画面右下にあるDepositと書かれたボタンを押してください。
2.日本語を選択してください。
3.取引内容の選択をしてください。
4.口座番号を入力してください。
5.口座を確認してください。
6.取引金額を確認してください。
タイでADM/ATMを利用する際の注意点
カードの差込口に注意
タイではカードの差込口に特殊な機械をつけてスキミングする事件が多発しています。ショッピングモール等屋内にあるATMは比較的管理されているので、
古い改造しやすそうなATMは使わないようにしましょう。
カードが吸い込まれないように注意
向きを間違えたり、カードを取り忘れるとカードが中に吸い込まれてしまします。また短時間に何度も同じカードを入れると吸い込まれることがあるようです。
吸い込まれてしまったら落ち着いてATMに書かれている電話番号に電話しましょう。
海外のATMで高額取引は避けよう
特に海外のATMは故障することも多く絶対の信頼を置けるものではありません。もしものことを考えて高額取引の場合は確実な窓口を利用しましょう。
支払い時のレシートは必ず写メを撮り、受金者に送付しておこう
タイの通帳に記帳しても、金額と日付は書いてありますが、誰から振り込みがあったか?は記帳されません。支払い時の証拠(レシート)は必ず、写メを取り、受金者に送付しておこう。