サワディーカー！LABタイ語学校です。

クラビには数々の温泉がありますが、天然の源泉かけ流し、天然の川の佇まいで大人気の「クロントム温泉」。度々、日本のテレビでも紹介されており、クラビのナンバーワン観光スポットといっても過言ではありません。通常、12月から3月までのオンシーズンは観光客でいっぱいになってしまうため、まさに芋洗い状態でしたが、観光客のいない今年はガラ空き。ウィークデーの休日に何度か行ったのですが、貸切状態の時もありました。そんな行くなら今が大チャンスの「クロントム温泉」を在住者が徹底解剖しました。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

1.「クロントム温泉」の魅力。キーワードは、天然、露天、川、ジャングル!?

大自然の中にある「クロントム温泉」は大自然に囲まれた場所にあります。最近リニューアルされてキレイになったレストラン、お土産屋さんも完備。駐車場から温泉まで5分ほど歩くのですが、そのアプローチの道もキレイに舗装されました。

以前は、正直に言うとうっそうとした小さくて砂利道をトボトボと歩いたところに、ポツンと温泉。という感じでしたが、今は、メインの舗装された道と、脇道の川沿い（その川ももちろん温泉）の小径には歩きやすい歩道が架けられ、温泉にたどり着くまでのアプローチも楽しめむことができます。

広場のような視界が広がる場所に着くと、子どもが多いプールのような場所があります。ここも温泉で、まさに子供用プールといった感じ。その近くには足湯もあります。外国人観光客がいないので、現在「クロントム温泉」いる観光客のほとんど、いやほぼ100%タイ人です。

先日「クロントム温泉」に行ったとき、とてつもなく大きな観光バスが3台も止まっていたので「あ～、ヒトがいっぱいかも、、」と思っていたのですが、タイ人の大人はあまり人前で水着になって温泉につかることをしません。その観光バスで来ていたタイ人観光客は、一部の人が足湯につかるだけで、川の温泉につかるヒトは皆無でした。

滝や川で湧き出た源泉かけ流しの段々になった川のメインの温泉は、趣きと情緒があり、 ジャングルと呼ぶ人もいますが、 素晴らしい景観に囲まれた日本人が大好きなタイプの温泉です。公称38度℃ですが、体感としてはもう少しぬるめかも。

けれども、ここはタイなのですぐアツくなり岩場に腰かけ、水を飲みながら友人とおしゃべりして、各々のタイミングでまた温泉につかる、ということをやっていると、2、3時間あっという間に過ぎていきます。

これは運なのですが、一番のおススメは、天気が続くととてもキレイな透明感あるブルーのラグーンのようになること。ザンネンなことは水着着用なこと。タイの温泉のほとんどは水着着用なので仕方がないのですが、いつかお金持ちになったら「温泉施設を貸し切って水着ナシで入りたいよねえ～」と、日本人だけで盛り上がってしまいます。

マッサージ処もあり、リラックスすることもできます。

2.クラビタウンからクルマで1時間。アクセス方法は３つ

「クロントム温泉」は少し郊外にあるため、クルマでしか行くことが出来ません。路線バスも走っていないため、この「クロントム温泉」へ行くためには、ツアーに参加する、クルマをチャーターする、レンタカーもしくは自家用車で行く、の3択となります。時間的には、クラビタウンから約1時間、アオナン・ノッパラッタラから約1時間半程度。

ツアー代金は1,200THB（おひとり）。近くにあるエメラルドプール（2020年12月現在プールへ入る事は不可。見学のみ）とセットでの料金です。ただし、2020年12月29日～2021年1月3日までツアーは休止。通常であればいちばん観光客が多い時期なのに、ツアーが中止という理由がわかりませんが、とにかくお休みのようです。

ツアーの難点は、団体行動なので時間が限られていること。「エメラルドプールに行かなくてもいいから温泉でゆっくりしたい」と思っても、時間と行く場所は決まっており、個人的な意見は通りません。クラビへの旅が二人以上であれば断然チャーターをおススメ。

「クロントム温泉」へのチャーターは、3,000THB前後（7時間）から。一人旅のヒトにとっては悩ましいところですが、ふたり以上であれば、断然こちらのほうが自由度もあるし、ご家族4人であれば、チャーターの方がおトクなので、おススメです。

３つ目の方法としては、レンタカー。空港で24時間レンタルで1300THB程度。レンタルバイクという方法もありますが、距離がありすぎるためあまりおススメできません。クラビは思いのほか足代が高いので、海や山、お寺など他にも行きたいところがあるヒトには、レンタカーをおススメします。

【温泉ツアー、クルマチャーターのお申し込みは、クラビで唯一日本人（井上さん）のいる旅行社「さくらツアー」】

https://krabisakuratour.com/

【「クラビ空港」からレンタカーするなら】

https://www.carflexi.com/

3.雨が多いクラビ。もしもスコールに見舞われたらどうする？

今はベストシーズンなのですが、なぜか今年は雨の多いクラビ。先日も「クロントム温泉」に行っている最中に雨が降ってきました。温泉につかっているうちに、スコールになり、やむなく1時間弱で退散。あがってから気がついたのですが、さっきまでアタシたちが入っていた温泉は、ドロ沼化していました。帰ってきてすぐに水着を洗ったのですが、なかなかドロ水色がとれなかったです。

「さくらツアー」の井上さんに聞いたのですが、つい最近、バンコクから来た日本人の観光客の方が「クロントム温泉」へ車チャーターして出かけたところ、着いたとたんに豪雨。どうしたものかと連絡があり、近くの屋根のある別の温泉施設へ案内したとのこと。

「クロントム温泉」の近くに何カ所か別の温泉施設があり、少ないのですが、屋根付きの温泉施設もあり、そちらへ行かれたとのこと。ちなみに、ツアーであれば雨が降っても強行突破のようです。「クロントム温泉」意外の温泉もまたご紹介していきたいと思います。

4.日本人はやっぱり温泉が好き。「クロントム温泉」の地図も

湯船や温泉にゆったりとつかる、ということは、どうやら日本人独特の文化のようで、これだけは外国人の方にいくら説明しても理解してもらえず、日本人同士が気楽でベストのような気がします。もっと言えば、温泉に長くつかったり何度もつかるという行動は、国籍問わず、男性はあまり好まれないような。ちょっと独断と偏見が入ってしまいましたが、この「クロントム温泉」、まさにクラビで一番おススメ！です。

【クロントム温泉】

入場料160THB。水着着用必須。温泉内に更衣室はありますが、水着着用、タオル持参をおススメします。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

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