サワディーカップ！LABタイ語学校です。

クラビのビーチでウエディング姿のカップルを何度か見たことがあります。そして、クラビのお寺での結婚式に参加したこともあります。タイ人であったり、アタシたち外国人であったり、若い人からかなり年季の入った人まで、クラビで、ビーチで、ホテルで、ローカルお寺でウエディング。とても素敵で感動すること間違いないです。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

1.洞窟でセレモニー。象に乗って写真撮影もできる「ラヤヴァディー」

ボートでしかアクセスできない不便な「プラナンビーチ」にありながら、誰もが憧れ、多くのリピーター宿泊客を持つ「ラヤヴァディー」。このホテルの魅力といえば洞窟でのウエディング。洞窟の目の前が海。なんとも贅沢で厳かで、他では体験することのできない空間でのセレモニーを体験できます。

プランには含まれていませんが、希望すればドレスのまま象に乗ることもできるとか。一生に一度!?の大切な儀式なので、とことん贅沢したいなら断然ここ「ラヤバディー」をおすすめします。

ただ、プランの中に最低10泊宿泊しなければならない、と表記されていたので、ここはあなたの希望に合わせて交渉してみてください。

こちらでは、タイ伝統的スタイルでの挙式も人気のようです。お坊様の読経が洞窟の中でこだますることを想像すると、とっても神秘的。

タイスタイルでの挙式の場合、タイ伝統的衣装を纏えるのはもちろん「サイモンコン」と呼ばれる、ふたりを一生結びつけるとされる白い神聖なヒモを使った儀式を行ないます。これは、新郎新婦の頭の上に置かれ、カップルの魂を統一する意味合いがあるのだとか。

タイの歴史と伝統が染み込んだ、タイスタイルのシンプルでエレガントな挙式も素敵ですよね。

【RAYAVA DEE「ラヤバディー」の地図】

2.クラビ最高級ホテル「プーレイベイ ア・リッツカールトン リザーブ」。気になる費用は!?

「最高のウエディングホテル」として賞を受賞したこともある「プーレイベイ ア・リッツカールトン リザーブ」。2009年にオープンした比較的新しいホテルです。

「クロンムアンビーチ」と「タプケービーチ」の間にある「プーレイベイ」が目の前。ほぼ、このホテルのプライベイトビーチといっても過言ではありません。

ホテルで働くすべてのスタッフがスマートだという評判で、映画の撮影にも何度も使われているホテルのプールも素敵です。

ふたりだけの挙式なら89,000B～。食事や宿泊費用は別ですが、白い砂、青い海と空に囲まれての高級ホテルでのビーチウエディングがこの費用であれば、納得、ではないでしょうか。

ふたりだけの挙式からビーチウエディング、キャンドルナイトウエディングなどロマッチックなセレモニープランも充実しており、さすがリッツカールトン！と思わずため息が出てしまいます。

【Phulay Bay, a Ritz-Carlton Reserve 「プーレイベイ ア・リッツカールトン リザーブ」の地図】

3.インド式のドレスや料理も揃う「デュシ タニ クラビ ビーチ リゾート」

静かで、タイ人にも日本人にも人気の高い「クロンムアンビーチ」。その目の前にあるのがここ「デュシ タニ クラビ ビーチ リゾート」です。

このホテルでは、白いウエディングドレスに身を包み行なうキリスト式、伝統的スタイルで行なうタイ式の他、インドからの観光客が多いためかインド式の挙式も行なっています。

キリスト式の場合、20様まで86,000B、タイスタイルの場合、20名様まで70,000B、ふたりで行なう場合は67,000B。ふたりでの挙式以外は食事は付いておらず、すべて宿泊費は別ですが、近しい家族や友人を誘っての

セレモニーも、ここなら安心してできそう。ちょっと目先を変えて、インドスタイルの挙式というのもいいかもしれませんね。

【Dusit Thani Krabi Beach Resort「デュシ タニ クラビ ビーチ リゾート」の地図】

4.クラビのお寺とフォトスタジオを組み合わせて、格安タイ本格式ウエディング

結婚は、人生の大切な出来事のひとつ。タイでは夫婦として一緒に新しい生活を始める時、多くの人が寺院に行き、幸せで長続きするよう僧侶から祝福を受け、贈り物を返します。

数年前アタシは、この完璧現地タイスタイルの結婚式に参加しました。普通、タイ人はお寺で結婚式を行なう時、普段着で参加。これとは別に写真撮影だけを行なうことが主流のようです。

が、どうしてもタイの伝統衣装を着て儀式を行ないたかったようで、町で見つけたフォトスタジオでメイク、衣裳を身につけ、撮影する前にフォトスタジオを出て、挙式に挑みました。

少々お年に年季の入った人たちだっただからでしょうか、念入りにフォトスタジオで化粧を、新郎までもが化粧を行ない、クラビタウン内にある寺院「ワットケオ」へ。この「ワットケオ」へお願いしたのは、何と前日。知人のツテをたどって、現地のタイ人に段取りを依頼した、と。この立派な寺院内で行なわれたのではなく、

炎天下の屋外でのセレモニー。運動会で使うようなテントの下で参加者一同待ちます。というのも、その前に現地のタイ人の人が読経を受けていたのです。日本でいうところの七五三のような感じ。ちなみに家族で来ていたタイ人は「家内安全」のような祈願に来ていたようで、結婚式が行なわれた時にもそのまま残って参加していました。

もちろん、アタシたちもそのタイ人の「家内安全」祈願に参加しましたよ。式では5人のお坊さまの読経が唱えられました。それぞれのお坊さまの声のトーンが違うからなのか、ハーモニーのような、合唱のような読経が奏でられ、これがとても厳かで感動しました。その後、フォトスタジオに戻り撮影。ウエディングドレスバージョンも撮っていました。

気になる費用はというと、フォトスタジオへ約3,000B。「ワットケオ」へ約3,000Bのお布施。今のレートでいっても合計20,000円強。この後、みんなでムーガタ（タイ式のバーベキュー＆鍋）食べ放題199Bのパーティをしましたが、それでも、お安いもの。

現地の人のコーディネイトがいないとむつかしいクラビローカル挙式ですが、なかなか味わい深くてよい経験をさせてもらいました。

【Wat Kaew「ワットケオ」の地図】

5.タイでウエディング。結婚式を行なうもよし。参加するのも見るだけもよし

ドレスを着て象に乗りたい、ビーチでセレモニーがしたい、タイスタイルで式をしてウエディングドレスも着たい。自分たちがやりたい結婚式のスタイルの希望が見つかる、叶う、しかもリーズナブルに。これがタイでウエディングをする醍醐味ではないでしょうか。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

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