タイ全土に圧倒的な店舗数を誇る大型スーパーのマクロ(Makro)2020。おすすめの食材も紹介!

タイのコストコといわれている「マクロ」。日本をはじめ世界各国の食材が手に入ります。アタシたち在住者はもちろん、長期旅行者や旅行者も日本食がなつかしくなったとき、みんなで共同で購入して分け合います。そう、日本でコストコで、主婦たちが少しずつシェアしているように。そして、他の大型スーパーと違ういちばんの魅力は、お洒落で洗練されていることです。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿。

 

 

1.「マクロ」って、どんなスーパーなの?

オランダのキャッシュ&キャリー「マクロ」が、タイに進出したのは、1988年。

以降、順調に店舗数を伸ばし、現在はタイ全土に133店舗(2020年5月31日現在)展開しています。

冒頭でも少しふれましたが、他の大型スーパー「ビッグC」や「テスコロータス」との違いは、お洒落なイメージ、世界各国の食材、あまり見かけない貴重な家庭用品が揃うこと。

そう、日本でいうところの「イオン」ではなく「コストコ」イメージなのです。陳列も洗練されているように感じます。

ただし、「コストコ」と同じく、大量にパッケージされていたり、ハコ買いがメイン。

飲食店やホテル、小売店、屋台などの食業界に関わる人たちが、すごい量を購入していきます。もちろん、魚介類、肉類、野菜などは、量り売りをしているので、個人客もたくさんいます。

先日も塩焼きにするとおいしそうな鮭の切り身を買うタイ人がいてビックリ。塩焼き、では食べないでしょうが、どんな風に調理するのか、いろいろと妄想してしまいました。

今年に入ってから、オンラインデリバリーサービスやキャリーサービスを始めたようで、3000B以上の購入でデリバリー無料だとか。

飲食やホテル関係者だけの需要だとは思うのですが、足がない、手ぶらで帰りたい、家にいながらにして大型家具や重たいものを届けてほしい時には利用できるかもしれませんね。

 

 

2.クラビ「マクロ」の店舗内レポート、生鮮品編

ラビには、タウン郊外にある大きめ「マクロ」、海のそばアオナンにある小さめ「マクロ」と2店舗あります。

どちらも大きな駐車場を完備して、クルマで来るヒトが多数を占めます。コロナによる影響で、現在は、熱を測り、消毒スプレーをかけ、名前と電話番号を記入して入店します。

よく行く大きめ「マクロ」は、入るとすぐにパンが陳列されています。

いろいろ試しましたが、バーガータイプのパンがいちばんおススメ。タイ人が5~6袋買っているのを見たことがあります。たぶん、バーガー屋さんかな。そして、野菜、魚介、肉が続きます。

「マクロ」だけでなく、多くの大型スーパーでは、量り売りがされています。

これご注意ください!例えば、山積みになっているマンゴー。これ、レジに持って行っても、突き返されます。売り場で量り、値段シールを貼ってもらわなければなりません。

手にとってみて、バーコードがついていないものは、必ず測るようにしてください。値段シールを貼ってもらいに通り売り場まで戻り、またレジの列に並ぶか、泣く泣くレジで手放さなければなりません。

 

 

3.「マクロ」にある日本の食材  クラビの場合

たぶん、バンコクに10数店舗ある「マクロ」には、もっと日本食関連の品が多く揃っているのでしょうが、ここクラビでは、小さな棚にまとめられているだけです。

それでもお米の種類がたくさんあったり、欲しかった海苔やだしの素やかつおぶし、醤油やトンカツソースなど貴重な品があります。

この棚だけでなく、寿司ネタになりそうな、日本語の書かれた冷凍品は、日本食店などの需要があるのでしょう。うどんにいたっては、冷凍、冷蔵、乾麺と揃っているし、タイ人にも人気の高い日本のカレールーを見つけたときは、飛び上がるほどうれしかったです。

こう考えてみると、日本の基本の食材は、田舎のクラビでもほとんど手に入れることができます。ないのは、七味くらいかなあ。

ワサビもあります。日本以外の国のヒトはワサビを食べないと思っていたのですが、先日、フランス人が「おいしい、おいしい」とザル蕎麦にワサビを入れていたのを見て、びっくりしました。お寿司をはじめ、日本食が世界で人気なので、その影響なのでしょうか。

 

 

4.世界各国から輸入された食品が充実

たとえば、チーズ。タイで生産されているチーズはあまりおいしくありません。山羊のチーズもタイで作られているのですが、クセが強すぎて、好きなヒトにはたまらないのでしょうけれども。

冷凍ピザもいろんなところで、いくつか買ったのですが、「マクロ」のピザはおいしかったです。

よく見ると、タイで生産されていたものでしたが、本場のチーズを使っているのでしょう。冷凍チーズだけでも何種類もおいてあり、イタリアから輸入されたものでした。本場から届く味はとてもおいしいのだけれども、価格もそれなり。

いつも、というわけにはいきませんが、大勢でシェアして購入して、タコ焼きパーティや手巻き寿司パーティをしたこともあります。

これは、アタシたち日本人だけでなく、世界各国のヒトもやっているようで、一度、パエリアを作ってもらったことがあります。あっ、シェフはフランス人でしたが。

 

 

5.掘り出し物、お土産も見つかる「マクロ」

タイの大型スーパーといえば、何十年も前は「カルフール」や「トップス」が主流でしたが、今や「ビッグC」「ロータス」「マクロ」がトップ3といえるでしょう。

「ビッグC」ではお買い得商品、

「ロータス」では生活必需品、

「マクロ」では食料品、

と使い分けていますが、食器や文房具、シャンプーや石鹸、お菓子など種類も多く、生活品としてだけでなく、お土産にも活用しています。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

LAB thaiko先生のブログ

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