2020年4月のスワンナプーム空港と羽田空港。日本へ帰国した人の話

実はアタシ、 3月30日の便で、 所用のため日本へ一時帰国しようと考えていました。飛行機をとったのは、2月の中旬。まだ新型コロナウィルスが、これほどまでに拡大するとは思ってもいなかった時のことでした。新型コロナウィルスの話題ばかりでうんざりでしょうが、もしも万が一、タイ滞在中で日本に帰国しなければならない状況になった方の一助になれば、と、アタシと帰国した友人の話をしたいと思います。

 

 

 

*タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿記事

 

1. 関空ーバンコク便がキャンセル。ここから始まった(chinagaの話)

まず、アタシの話。5月6日の関空ーバンコクのエアアジア復路便がキャンセルになった、とメールで連絡がきました。3月中旬のことです。「行きの飛行機がキャンセルになったわけではないし、日本で帰りの便をとればいいや~」と、当初は思っていました。家族や友人が「どうするのー?」と騒いでいましたが「飛ぶ限りは帰るし、飛ばないならその時考える」と答えていました。が、その1週間後には、その時について考えなければならなくなりました。

 

その時、まだ数社のLCCが飛んでいたので、それをとりなおすか、と考えましたが、思いとどまったのは、タイに入国する際に条件が加えられたからでした。「タイ入国72時間前以内に発行された損型コロナウィルス陰性の診断書(英文)」と「タイで保険に入ること」が、その条件でした。(現在は、外国人のタイへの入国は基本的に停止されています)

 

これは大変だ。保険に入る事は可能でも、新型コロナウィルス陰性の診断書を日本で発行してもらうことは、不可能に近い状態。(今でもでしょう)この厳しい条件をクリアするのは至難の業です。タイで出来ることはタイで済ませ、日本でしかできない用事は、期間延長が可能だと電話で確認をとり、アタシはタイにとどまることにしました。

 

 

2. タイから日本へ帰国。飛行機の取り直し3回!!!(友人の話)

そして帰国した友人夫婦の話。当初、4月20日に日本に帰国予定を立てていた友人たちも、同じようにキャンセルが来ました。(1回目) 彼女たちはどうしても日本に帰らなければならない予定があったため、急遽、同じ日程くらいに、飛行機を取り直します。がこれもキャンセル。(2回目)そして、日に日にめまぐるしく変化する新型コロナウィルスの状態に、いてもたってもいられなくなり、さらに、4月の上旬に早めて取り直します。が、これも飛ばないとキャンセル。(3回目)。

 

これ、4月の上旬頃のことです。この頃からバンコクー羽田、バンコクー成田のみ、ANAとJALのみしか飛ばなくなっていました。(今もその状態が続いています)それぞれ、1日1便限定で飛んでいたのですが、それでも何の事情か、キャンセルされたそうです。日本の飛行機会社なので、電話をかけて、直談判。10日後の便なら取れるといわれて、帰国の途につきました。

 

 

3. ガラガラのスワンナプーム空港、ショップもクローズ(友人の話)

昨年のスワンナプーム空港の利用者数は6,000万人強。ドンムアン空港4,000万人強。あわせて1億人以上もの人が利用するほど、人気が高いタイの空港がこんな状況になるなんて。落ち着かず、いつもより早く空港に着くと、そこは異様な光景が広がっていたそうです。ほとんどのチェックインカウンターが閉まり、ガラーンとしているなかで、フライトのある便のカウンターだけに人々が集まり、列をなしていました。

 

イスもご覧のように制限されており、見るだけでも楽しい空港内のショップもクローズされているため、早々と搭乗口で他の乗客と距離をとりながら、長い時間待機。機内でももちろん座席の距離が保たれ、座っていたそうです。

 

 

4. 羽田空港でPCR検査。13時間待機後、陰性が判明(友人の話)

ようやく到着した日本。まずは、全員PCR検査(新型コロナウィルス陰性陽性検査)を受けなければなりません。結果いかんにかかわらず、ふたつの選択をせまられます。ひとつめは自宅(もしくは知人宅)にて14日間待機。この場合、家族(もしくは知人)の自家用車で迎えにきてもらうことが必須条件。ふたつめはホテルで14日間待機。ホテルのリストが配られ、そのホテルまでは送迎車が用意されるが、ある程度人数が揃うまで待機。というものでした。

 

友人はある地方都市に住んでいるため、ホテルを選びます。情報が錯綜していましたが、結局は自腹とのこと。それよりももっと不思議なことは、自宅に帰る人は、PCR検査を受けてすぐに帰宅を許可されたそうです。「もし陽性の人がいたらどうするんだろう」と、友人はとても心配になったとか。晴れて陰性になった友人たちは、まだ、14日間たっておらず、東京にとどまっています。

 

 

5. それでも、日本に帰ることを選ばざるを得ない人へ

アタシの完全な憶測ですが、これ、14日間待機せずに、自宅のある地方都市まで帰ること、できると思います。なぜなら、携帯番号は聞かれたけれども、一度も電話がかかってこないみたいだから。けれども、タイよりも東京のほうがコワイ、と言っているにもかかわらず、東京にとどまり続けるのか。それは風評です。タイから帰ってきた、羽田空港に到着した、東京にいた。そんな人が地方都市に帰ったら、どんな状態になるのか。

 

また、万が一、家族にうつしてしまったら、その不安を取り除くために東京にとどまり続けているのではないでしょうか。また地方都市に帰ったら14日間待機しなければならないはず。けれども、これは正しい選択だと思います。正しく防止策をとり、正しくルールに従い、正しい選択をして、生活を続行させていく。この覚悟、あなたにはありますか。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

 

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