タイの携帯キャリア。東南アジアで5G初導入?

みなさんは、タイ旅行にいかれるときは現地でスマホのSIMカードを購入されますか、それとも日本からもってきた自分のスマホをそのまま使いますか。日本から持ってきたスマホを海外で使うと、使用料は高くなります。もし、タイに3日以上滞在するのであれば現地でプリペイドのSIMカードを買って節約することも選択肢の一つです。

 

 

SIMカードとは

そもそもの話ですが、SIMカードとは、外でモバイルネットワーク使える全てのスマホや携帯に入っている小さなICカードの一種です。ソフトバンクならソフトバンクのSIMカード、AUならばAUのSIMカードが入っています。

 

タイでSIMカードを買う利点

タイでSIMカードを買う利点は、日本の携帯会社のSIMを差したままだと場合によっては高額請求が発生してしまうためです。筆者の私がタイに初めてきたときに、日本の大手のキャリアのSIMカードを差したままタイで二週間スマホを使った結果、14日間で42000円分の海外ローミング料金が発生した経験があります。帰国後に詳しく約款等を読んだところ、海外でスマホを日本のSIMカードを差したまま使うと1日あたり3000円の海外ローミング料金が発生するとのことでした。なので、皆さんはタイに3日以上いる場合は現地でタイのSIMカードを買うか、日本で事前にタイのSIMカードを買ってからタイに渡航するのがオススメです。

 

タイの携帯キャリア大手三社

タイには主に三社が携帯回線を運営しています。一つ目はAISという会社で、この会社はタイの通信業界では一位の会社になります。次いで、DTACという会社は業界二位でHappyというsimカードのブランドを持っています。そして、True Move Hという会社が業界三位の会社になります。

(以上の画像はスクンビットのエムクオーティオ内のAISの店舗になります)

 

以下のようなパッケージにて、AIS、DTAC、True move のSIMは販売されています。

AIS公式サイト

Dtac公式サイト

True move H 公式サイト

より引用

 

 

どのタイの携帯キャリアがいいか

タイの全土で網羅率が一番良いとされるのはAISの回線で、主要都市以外でも通じることが多いです。

〈引用元〉

 

しかし、AIS以外の会社もバンコクやチェンマイなどの大きい都市で使用する場合には問題はないそうなので、プランによってはAISよりお得に使える可能性があります。

 

また、Wi-Fiに関して、

AISは主要都市ではWIFIのスポットを多く展開しており、AISのSIMカードを差していれば「AIS wifi」という名前のWI-FIを使うことができ、これはデータ使用には換算されないのでデータ使用をWIFIを使うことによって節約することができます。

〈引用元〉

(AISの店舗で撮影したパンフレットのプランのうちWi-Fiがついているものとついていないものがありました。SIMカード購入時にプランについて確認を取ることをお勧めします。)

 

このような携帯キャリアによるWi-Fiサービスは日本で言えばSoftbank wifiやAU wifiなど携帯の契約者向けのWi-Fiサービスと同じようなものといえるでしょう。

 

タイのSIMカードの買い方

タイでSIMカードを買う場合、空港、セブンイレブンそして携帯キャリアの店舗等、様々な場所で買うことができます。しかし、外国人がタイ国内でSIMカードを買う場合、パスポートの提示が求められ、さらには顔写真も撮影されます。これは空港だけでなく、セブンイレブンでSIMカードを買うときも同様なので、タイでSIMカードを買うときはパスポートを携帯するようにしましょう。

 

NIKKEI ASIAN VIEWより引用

 

日本で事前にタイのSIMカードを購入してタイに到着する前からそれをスマホにいれたままでくる方法もあります。アマゾンなどの通販で3GBで350円ほどでAISのSIMカードも売られているので、タイでめんどうなSIM購入などの作業をしたくない人は日本で事前に購入してからタイに渡航するのもオススメです。

 

また、日本の携帯屋さんで買うスマホにはSIMロックがかけられていることが多いので、タイでSIMカードを変える場合は、タイに来る前に日本の携帯ショップなどで「SIMロック解除」を店員さんにお願いするか、ネットでSIMロック解除の手続きをしておく必要があります。

 

タイの5G普及について

タイはシンガポールやベトナムに先駆けて東南アジアで初めて5Gを導入し、バンコクを始め、チェンマイ、プーケット、パタヤなど各地で5G回線が導入される計画があります。

〈引用元〉

 

5Gとは、従来の4Gよりさらに速い高速回線です。例をあげるとすればDVD一枚分である4.7GBを4秒でダウンロードすることができます。

 

バンコクでは以下の地域で5G回線が使えます。バンコクでの5Gの網羅エリアはパヤータイ、戦勝記念塔、サイアム、サムヤン、シローム、サートーン、ナナ、アソーク、スクンビットの周辺となります。

バンコクポストより引用

 

日本で発売されているスマホで5G対応のものであれば、AISの5G のSIMを入れれば5G回線で使うことができ、場合によっては日本の携帯回線より速くインターネットを利用できる可能性があります。

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。