バンコクで中古車を購入した時の話、修理は?販売時の方法は?佐藤さんに教えて頂きました!
サワディーカップ!LABタイ語学校です!
海外で大きな金額の買い物をする時は、すごく不安が付きまといます。慣れているから大丈夫では、実際にトラブルになった際に、余計に時間がかかったり、正しく問題対処ができない場合もあります。
バンコクでクルマに関する相談といえば、私の知人含め、いつも名前が挙がるのが「クルマ相談窓口」の佐藤茂樹さんです。
今回は、佐藤さんにインタビューさせて頂き色々と教えて頂き記事にしました。私自身、実際に佐藤さんからクルマを購入した身として、感じた事も記載しています。最初の項目は佐藤さんの事業について質問させて頂いています。
クルマ相談窓口 代表 佐藤茂樹
プロフィール:1985年 岡山県に生まれ。
大学卒業後、人事コンサル会社に入社。
その後、大手中古車販売会社に転職。現場で車の査定技術や営業経験を積み、タイ法人の駐在員を経て独立。
よりお客様に近い距離でカーライフのサポートを行いたいという想いから、
2018年によりクルマ相談窓口を運営
(運営会社:Sato Holdings Co.,Ltd)
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1. クルマ相談窓口の名前の由来~事業への想い~
まずは佐藤さんの事業について質問させてください。なんでクルマ相談窓口というネーミングにされたんでしょうか?
日本で車の売買を行ってきた私でさえ、タイに来た当初は海外ならではの、ルールや気をつけなければならないことが多く、苦労した経験がありました。私がそういった状況下の中で日本語で安心して相談できる存在になれば在タイ日本人の方のお役に立てるのでは?と想いました。
車に関わらず日本と勝手が違うことも多いですよね!
↑クルマ相談窓口facebook pageの写真を頂きました。
2. バンコクでクルマに関する相談とは?佐藤さんの事業について
他にはメンテナンスや修理、レンタカーを借りたい(*レンタカーを使う際の注意点の記事はコチラ)。ドライバー付きレンタカーを借りたい、など、クルマに関わること全般です。
車の売買に関するご相談が多いですね。
サービス開始当初は自動車税の支払い方法や免許証の取り方を聞かれることがありましたので、Youtubeのチャンネルを開設し、そちらでも情報を発信しています。
<実際に購入者として良かったポイント>
・売買だけでなく、レンタカー事業も行っている佐藤さんの場合、トラブル対応(修理・整備)や、クルマ全般に関する知識や経験が多くあるように感じます。
⇒専門家に普段から依頼しておくと、依頼しない場合でも、相談しやすく、佐藤さんに色々と頼ってます
3. ”佐藤さんが重要視している購入時のポイント”と”実際に買った側として感じた事”
普段のお仕事をされる中でこだわっている点や気をつけている点はどんなところでしょうか?
例えば、中古車では特に事故歴のある車両、
冠水歴のある車両やメンテナンス不良の車など
日本よりもタイの方が状態の悪い車両も多くあるので注意が必要です。
中古車購入の際は車両状態が良いかどうかが1番重要な要素となるので、ご提案させて頂く際の車は1台1台の査定はシビアに行なっています。
さらに私がこだわっているポイントとして、
「リセールバリュー」という視点も大事にしています。
値落ちが遅い車ということですよね?
はい、そうです!
中古車の場合、値下がりのスピードも購入者の方にとっても重要な要素だと考えています。
タイは日本と比べ車の値段の差がりが遅いとはいえ、
その中でも、さらに値落ちしにくいモデルが存在しています。
お客様の状況に合わせてアドバイスをさせて頂きつつ、
リセールバリューも踏まえてご提案させて頂くことが多いです。
それは重要な要素ですね!
事故車の見極め方や、私たちが普段中古車を見極める際にどのようなポイントをチェックしているのかを簡単にまとめた動画なども発信中です。
年式もモデル年式ではなく登録年式が掲載されていたり、、
中古車屋さんを回る時間も掛かりますしね。大変だと思います。
<実際に購入者として良かったポイント>
・故障理由がわからない時や、時間がない時は佐藤さんにがっつり修理を依頼できる点
⇒故障はケースバイケースで対応が大変、スタッフに任せてトラブル悪化への不安、自分の時間の節約ができる
・ちょっとしたトラブルは街中の修理屋さんと佐藤さんに相談しながら、総合判断しながら進められる点
⇒ローカルで修理する際、騙されないか心配、MBKで携帯を修理したら、携帯のパーツが抜かれるなんて噂話も、、、
・ネット+佐藤さんの情報のおかげでかなり車に詳しくなってきた事
⇒海外は、ネット情報と実態が違う事が多く、知識と経験が乏しくても国民性か自信たっぷりにローカルで回答され、間違っていた。なんて噂話も、、、(ネット+現地+佐藤さん)3方からの情報で正しく判断でき、知識が見に付く。
4. バンコクでクルマを買う時の流れとは?
改めて、お伺いします!佐藤さんは車の購入の相談があってから、どのような流れで車を提案されているのですか?
複数社のローカル中古車店さんの在庫情報を持っていますので、ご要望に近い車を探し、ご提案させて頂くという流れです。
「使用用途」や「クルマに求めていること」などを深くヒアリングを行い、ご相談頂いた方に本当にあったクルマを提案したいので、ローカルの優良中古車店さんと情報ネットワークを使い、該当する車両を絞っていき、数台に絞れたタイミングで、実際に車両を見て、良いものだけを提案しています。
以前、購入サポートをさせて頂いた際にも、先ほどの流れで提案させて頂き購入サポートをさせて頂きました。最終候補の車を購入前に、実際に見て頂きポイント解説させて頂きましたね!懐かしいですね!
懐かしいですね!1年以上経過しましたが、
今も大事に乗らせて頂いています。当時佐藤さんのHPで記事にもして頂きましたね。
<中古車を買った後の小話>
・タイの中古車はやっぱりよく壊れます。ただタイ中に車の修理屋・整備屋は多く、困った事はあまりありません。すぐ直してくれる店も多いし、値段もそこまで高くないかな。という印象です。車の定期整備はとても大切です。
・壊れる事はほぼデメリットですが、車がある事で、普段なかなか行けない場所に観光に行けたり、時間の自由が効く、維持費・所持費もほとんどかからず、またプライベート空間なので、自由に過ごせるし、駐車場はタイの物件は大抵無料でついていて不自由しません。(*ガソリン代は高いかも)タイのガソリンについて知りたい方はコチラ
5. 日本人・タイ人問わず広がるサービス
タイ人の方には車の売買はされていないのですか?
私の場合は、日本人の方から、車を売りたい方からもご相談を頂きますので、
そういった車両をタイ人の方に販売しています。
<買った際に、将来売却時の事も考えた話>
・私個人の話ですが、中古車の修理時の事を考えると、部品点数が多い、タイでの販売数上位車種を買いました。どこの販売店でも直してくれる車にしておけば、安心だし、中古車のような1点ものは売却時が大変、タイでの人気車種を買っておけば、日本人にもタイ人にも将来売却時に買ってもらいやすくなるのでは?とやはり考えました。
6. 新型コロナを受け、バンコクのクルマ市場はどうなっているのか?
車の購入のご相談は減っています。ただ車の売却のご相談は、日系企業さんや個人さんから頂いている状況です。
現在、中古車業界では、
人気モデル、年式が新しい、走行距離少ない、人気色、高グレード、など
良い条件が揃っている中古車は問題なく売れていっていますので、売却価格も落ちていません。
逆に、走行距離が多い、人気色ではない、などの
弱点を持った車の売却には注意が必要です。
長期在庫を恐れる中古車店の心理が
買取金額を安くしてしまっている状況があるためです。
そういった車両の場合は「委託販売」のような
車をお預かりしてお客さんを先に見つけてから、
買取をお手伝いするというやり方が有効になるので
少しでも高く売るための売却方法のアドバイスやサポートをさせて頂いています。
車をこれから売却される方へのアドバイスには自信を持っています!
7. 今後の展望について
それから以前、Labタイ語学校さんの記事内でもご紹介されていた、
タイで資産運用や保険のことならGlobal Supportの久米さん、
タイで広告のことならDTKの木村さん、というように
私も、もっと多くの方に、
タイでクルマのことならクルマ相談窓口の佐藤さん!
と言って頂けるようになりたいですね!
<佐藤さんと接していて感じる事>
・いつも明るく気さくに話してくださる佐藤さん、家族を大切にし、facebookやリアルで色んな方の商売も応援されています。ご縁を頂いた方の企業ロゴシャツ(宣伝用)を来て、現場を動き回る(私も頂き感謝^^)。そんな献身的に色んな方に貢献されている佐藤さんを見ているといつも励まされ、自分も色んな方に貢献し続けていきたいな。と感じます。
↑Yim’s Style藤原さんとの写真
インタビューでお話を聞いていて、昔話もしながら楽しく話ができました。
タイは国内で多くの車が生産されていたり、国内生産された中古車が市場に沢山出始めているタイミングだったりするのかなと個人的には感じています。
新車の品質が上がるにつれ、中古車の品質も上がっている為、新車・中古車それぞれで自分にとってどういう車の買い方がベストなのか、色々悩む方も多いかもしれません。
佐藤さんの場合、日本での経験と、タイでの経験もあり、非常に頼り甲斐があります。
「クルマの売買、レンタカー、修理・メンテナンス含め、悩みがある。」そんな方はぜひ佐藤さんに一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?