【完全ガイド】Thai Japanese Bridgeとは?歴史・由来・アクセスまで徹底解説|バンコクの“日タイ友好の象徴”

サワディーカー!LABタイ語学校です。

 

 

本日は、タイと日本の架け橋「Thai Japanese Bridge」について、紹介します。

 

 

 

【歴史にまつわるタイ語単語①】

 

ประวัติศาสตร์

プラワッティサート

(意味)歴史

 

รัชกาลที่…
ラッチャカーン・ティー…

(意味)ラーマ…

 

 

Thai Japanese Bridgeって?

「Thai Japanese Bridge(タイ・ジャパニーズ・ブリッジ)」とは、バンコク中心部のサラデーン交差点(ラマ4通り×シーロム通り)にある大型の立体交差橋(フライオーバー)の名称で、日本の支援により建設されたことからこの名前がついています。

 

(Thai-Japanese Bridge)

 

バンコク・シーロム地区の渋滞緩和を目的に造られた車専用の高架橋で、BTSサラデーン駅やMRTシーロム駅の近くに位置しており、シーロム地区のランドマーク的存在にもなっています。

 

Thai Japanese Bridgeの歴史

■ 建設の背景:急速な都市化と交通量の増加

1980年代〜1990年代にかけて、バンコクは東南アジアの都市の中でも特に急激な発展を遂げました。
製造業・サービス業への投資が進み、日本をはじめ海外企業がシーロムやサートーン地区に拠点を構えたことで、ラマ4通り〜シーロム通り一帯はビジネス街として急成長しました。
これに伴い、通勤ラッシュ時は数キロにわたる大渋滞が日常化していました。

 

当時のバンコクはまだ高架鉄道(現・BTS)が存在せず、主要な移動手段は自家用車・タクシー・バスが中心でした。
特にサラデーン交差点は4方向から交通が集中する“渋滞の名所”として知られ、1時間以上動かないことも珍しくありませんでした。

 

こうした状況を受け、タイ政府は「バンコクの交通インフラを抜本的に改善する必要がある」と判断します。
大規模な都市計画の一部として、車両を地上から分離し交通の流れを立体化するためのフライオーバー(高架橋)建設を進めることになります。

 

その中で重要な位置づけとして誕生したのが、現在のThai–Japanese Bridgeです。

 

■ 日本の協力で建設:技術移転と友好の象徴

Thai Japan Bridge の建設には、日本政府(特にJICA:国際協力機構)による技術協力や資金支援が大きく関わっています。

当時、日本はタイのインフラ整備に積極的に協力しており、

 

  • 道路建設

  • 都市交通計画

  • 橋梁技術 といった分野で多数の専門家を派遣していました。

 

シーロム〜ラマ4の交通改善プロジェクトもその一環で、日本の橋梁技術が導入されたことで、短期間で効率的な高架橋の建設が可能となりました。

この成果を受け、タイ側が「日本の協力を記念し、二国間の友好を象徴する名称をつけよう」と提案します。そこから、正式に、
「สะพานไทย–ญี่ปุ่น(サパーン・タイ・イープン)=Thai–Japan Bridge」
という名前が採用されました。

名称には、単なる交通インフラ以上に、両国の長年にわたる協力関係への感謝と敬意が込められています。

 

■ 完成:1992年、バンコク交通史のターニングポイント

Thai Japan Bridge は 1992年(平成初期)頃に完成しました。これは、バンコクにおける立体交差化の初期の成功例として知られており、その後の多くの高架道路建設のモデルケースとなりました。

完成後は、

 

  • サラデーン交差点の渋滞時間が大幅に短縮

  • ラマ4通りの東西移動がスムーズに

  • ビジネス街・住宅地へのアクセス向上
    といった効果を発揮し、バンコクの交通事情改善に大きく貢献しました。

 

また、Thai Japan Bridge の成功は、後に建設される BTSスカイトレイン(1999年開業)や周辺の高架道路網整備にも間接的に影響を与え、バンコクの「立体交通都市化」の起点とも評価されています。

 

(豆知識)タイと日本の友好関係(文化編)

■ 1. アニメ・漫画の存在感が圧倒的

タイでのアニメ人気は非常に高く、長らく「日本アニメ=タイのポップカルチャーの中心」として受け入れられてきました。

 

● 国民的人気のキャラクター

  • ドラえもん:タイ放送開始からなんと40年以上が経過。子どもから大人まで幅広い世代に浸透しています。

  • ワンピース・ナルト:主人公の友情や努力がタイの価値観と相性が良く、不動の人気です。

  • 鬼滅の刃・呪術廻戦:若者の間で社会現象レベルで人気を集めています。

 

(2025年5月にはアイコンサイアムにて「100% ドラえもん&フレンズ展」が開催されていたなど、タイでも大人気アニメとなっていることが伺えます。)

 

テレビ放送だけでなく、Netflix・YouTubeなどのインターネットやサブスクリプションサービスを通じ、ほぼリアルタイムで日本と同じ作品を楽しめる時代になり、より一層日本のアニメのファン層が広がっています。

アニメ=日本文化の入り口になっており、「日本語を勉強したい」「日本に旅行したい」
と思うきっかけにもなる大切な要素です。

 

■ 2. 食文化がタイ人の生活に溶け込んでいる

タイの都市部では、日本食はもはや「特別な料理」ではありません。日常食の選択肢のひとつとして広く定着しています。

 

● 人気トップ3

  • 寿司:手頃な回転寿司から本格店まで幅広く浸透しています。「SUSHIRO」(スシロー)は週末には予約なしでは入店できないほどに人気です。

  • ラーメン:豚骨・味噌・つけ麺などスタイルが広がり続けています。

  • 抹茶:ドリンク、スイーツとしていまタイ国内で爆発的な人気を集めています。

 

(タイのスシロー)

 

また、カツ丼・とんかつ・焼き鳥・お好み焼きなど、多様な和食がローカライズされて受け入れられている点も特徴です。

“ヘルシーで見た目が綺麗” という理由から、女性人気も非常に高いです。

 

■ 3. 日本語学習者は東南アジア最多級

タイは東南アジアで日本語学習者が最も多い国のひとつです。国際交流基金の統計でも常に上位に入り、約13〜15万人が日本語を学んでいると言われています。

 

● 学習理由のトップ

  1. 日本企業で働きたいから。

  2. アニメや漫画への興味から。

  3. 日本旅行のため。

  4. 日本の大学への留学のため。

 

学校の第二外国語として日本語が選ばれることも多く、日本語能力試験(JLPT)受験者数も毎年増加中だそうです。

つまり、タイでは“日本語を勉強することがキャリア・趣味の両面でメリットになる”と認識されているのです。

 

Thai Japanese Bridge アクセス

◎สะพานไทย-ญี่ปุ่น(Thai Japanese Bridge)

 

(🗺 https://maps.app.goo.gl/8km6opw9YgM5H3jd8

 

✏️MRTブルーライン・Si Lom(シーロム)駅またはBTSシーロムライン・Sala Daeng(サラデーン)駅から橋を見ることができます。

 

最後に

今回は、シーロムの通りにある「Thai-Japanese Bridge」と、日本とタイの友好関係について詳しく紹介しました。

今後も、日本とタイがより良い関係を築いて欲しいと思います。

 

シーロム駅やサラデーン駅付近に訪れた際は、ぜひこちらの「Thai-Japanese Bridge」の記念写真などを撮ってみてはいかがでしょうか!✨

 

【歴史にまつわるタイ語単語②】

 

โบราณ

ボーラーン

(意味)古代

 

ยุคปัจจุบัน
ユック・パッチュバン

(意味)現代

 

 

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