プロンポン駅直結病院サクラクロスクリニックってどんなとこ?桜十字グループの海外事業をご紹介
MIA
- プロンポン駅直結の日系経営の病院、
サクラクロスクリニックがエンポリウムタワーにオープンしましたね!!
今まで車がないときはプロンポン駅からシャトルバスで各病院へ行く必要があったのですが、この病院が出来たことでもっと気軽の病院を訪れることが可能になりました。
期的に病院に通わなくてはならなくなった時に駅チカの病院ってとても便利。
そして日本の保険も利用できるということから渡航者も安心して訪れることが出来そうですね。
(*なお、料金の支払いは保険の種類によって様々ですが、保険によっては、①一旦タイの病院から請求された金額を支払って、それぞれの保険の書式に準じた保険適用される請求をする必要があるようです。②キャッシュレスで使える保険もあるようです。皆様が加入されている保険について事前に調べておいたほうが良いでしょう)
そんなサクラクロスクリニックは
桜十字グループの海外事業の一つです。
実はバンコク以外でもアジア諸国で医療サービスを提供してきた医療グループなんです。
そんな桜十字グループの今までの海外事業を国別にご紹介。
そこから得たノウハウを活かした医療サービスがこれからタイで受けれるようにかも?
タイでのこれからの展望も記載しております
日本:主な事業、桜十字病院って?
まずは桜十字病院の日本での主な事業のご紹介。
桜十字グループは、2005年に熊本で「桜十字病院」の運営を始め、現在は大きく分けて6つの事業を展開しています。
1不妊治療事業、2在宅サービス事業、3高齢者フィットネス事業、
4検診・人間ドッグ事業、5高齢者住宅事業、6病院事業
また、グランフロント大阪には「桜十字グランフロント大阪クリニック」内に、クリニックとフィットネスジムの複合施設「mediFIT」をオープン。医療機関が提案する新しいスタイルのフィットネスジムで生活習慣病の治療・予防を目的としたエクササイズを提供しています。
そういえば病院でよく生活スタイルに改善が必要という診察を受けても、それを一緒にサポートしてくれる医療サービスって少なかったですよね。高血圧だと診断したら食事改善のアドバイスとお薬で終わり…というのが多かった気がします。
プロの目で一緒に体の改善に取り組めるサービスっていいですね。
老人サービスは病院経営の経験を活かし、「病院が考えた介護が必要な方の住まい」というコンセプトのもと、ホスピタルメントという名称で熊本、福岡(博多・天神)、東京(武蔵野)、兵庫(芦屋)で高齢者住宅「ホスピタルメント」を運営し、そのノウハウを生かした海外事業も展開予定です。
この情報をまとめていて驚いたのがその老人ホームの立地。どこも一等地に老人ホームが設立されているんですよね。桜十字グループの介護サービスは都市部に住む高齢者をターゲットにしているのかもしれません。長年働いて愛着のある街から離れることなく余生を送ることが出来る将来プランも練れるようになりそうです。
シンガポール:日本メディカルケア
シンガポールにある日本メディカルケアも桜十字グループの海外事業の一つ。
グレニーグルス病院に併設しており、その病院の専門医、技師、検査室と連携して検査・治療に取り組んでいます。グループ内の最新医療と設備を活用することで、より専門性の高い医療サービスを提供ができるため、海外での妊活・妊娠・出産をしっかりサポートができるという点で現地の駐在日本人のこころをつかんでいるようですね。
特に豊富な知識と経験を持った日本メディカルケア院長は、数千例のお産を取り上げた経験があり、日本の大学病院でも不妊チームで高度生殖医療に携わっていたお医者さん。
不妊症に関する知識も豊富なためシンガポールでもローカル医とタッグを組んで分娩まで担当しています。
海外での医療的日本人サポートのノウハウは既にあると考えてもいいのでしょうか。
タイでも小児科や婦人科を開くといっているので、ここで得たノウハウや日本の高度生殖医療をサクラクロスバンコクにも用いてくれると安心ですね。
フィリピン:日本語アカデミー
桜十字グループフィリピンのTDG(TRANSNATIONAL DIVERSIFIED GROUP)と提携し、日本語学校を設立しています。
その名もTDG西川日本語アカデミー
若年層の失業率が高いフィリピンにおいて日本語習得の場を提供し、様々な分野で雇用機会の可能性を広げることを目的に始めたプロジェクト。フィリピンの若い人が日本語を学ぶことで、日本国内の様々な分野で雇用の機会を得ることができ、働きながら技術や知識を習得を促すことで、両国の経済発展に寄与する人材の育成を目指しています。
フィリピンで日本語習得事業をしているということは今後も外国人人材を各病院でも導入していくということでしょうか。
日本語対応をうたっている病院でも全員が日本語を話せるわけではなく、歯がゆい経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
サクラクロスクリニックでここで学んだ生徒さんたちが働いてくれるとますます言語の心配なく医療サービスを受ける安くなりますね。
台湾:介護サービス事業
桜十字グループはCHC ヘルスケアグループと事業連携し、
「ホスピタルメント」の台湾第1号館を着工予定です。
台湾の介護サービスが高齢者に満たされていない現状を改善することを目的に、台湾の高齢者にあった桜十字ブランドの高品質な介護サービスモデルの導入が行われます。
今後は、国内の超高齢化社会に備え、さらにサービスを深化させるとともに、介護技術の向上が必要とされるアジア各国への協力も進めていく予定です。
ここで注目していただきたいのが、アジア各国への進めていくというところ。
実はサクラクロスクリニックは介護サービス事業を行おうと最初は動いていたようなんです。
リタイア後にもバンコクに住みながら日本クオリティーの介護サービスを受けることが出来る未来は近いかもしれないですね。
台湾でどれだけ現地の人々の心をつかむ事業を行えるかでタイの展望も変化してきますが、楽しみな情報ではあります。
タイ:駅直結型病院開設とこれからの展望
タイでは工業団地事業などを運営するロジャナグループとの合弁により
日系病院で初めての駅直結型病院サクラクロスクリニックがオープンしました。
クリニックで受けられる外来診療は内科、小児科、婦人科、消化器内科、皮膚科、各種予防接種など。
健康診断では、日本の健康保険組合や産業医が指定する人間ドックや健康診断の受診が可能。労働許可証などの免許取得に必要な健康診断や、子宮頸がん検診、乳がん検診、胃部内視鏡検査、胃透視検査、大腸内視鏡検査などを最先端の医療機器で幅広く受診できるようになりました。
ロジャナグループの桜十字担当者曰く、「これから本格的な高齢化を迎えるタイで、老人ホームや高齢者住宅などの介護事業の需要があると見込み、現地パートナーを探していた」と説明しています。
タイでは介護保険が整備されていないため、介護事業の展開は保留にし、まずは日系の信頼できる医療機関としてのブランドを確立した後、介護事業への参入を検討する予定だそうです。
日本の最先端医療サービスを日系経営の駅チカ病院で受けれる恩恵って実はとても大きい気がします。
人間ドックに行って定期的に自身の健康状態を鑑みるのは大事だと分かっていても何かとめんどくさい…、しかし通勤やショッピングの合間にでも行うことが出来るのであれば、そのハードルも一気に下がりますね。
いかがでしたでしょうか?
バンコクの医療界では新進気鋭のサクラクロスクリニック。実は海外医療事業を他でも展開しており、今回の医院開業も満を持してのバンコク参入だったようです。
日本だけでも様々な医療サービスを展開し、東南アジア地域でも実績を重ねてきた日本の医療グループのサービス、一度受けてみようともいます♪
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