バンコク・One Siamとは?サイアム駅周辺の3大ショッピングモールを初心者向けに解説!

サワディーカー!LABタイ語学校です。

 

 

本日は、「One Siam」のうち、Siam(サイアム)駅周辺店舗3つについて紹介します。

 

 

 

【ショッピングで使えるタイ語フレーズ①】

 

นี่คืออะไร

ニークーアライ

(意味)これはなんですか?

 

เอาอันนี้ค่ะ/ครับ
アオ アンニー カ/クラップ

(意味)これをください

 

 

「One Siam」とは?

🎯 ONESIAM とは

ONESIAM は、タイの大手デベロッパー Siam Piwat が手掛ける「バンコクの主要ショッピング・ライフスタイル複合体ネットワーク」のブランド名/枠組みです。

 

One Siam公式ホームページより)

 

ONESIAM に含まれる施設群は複数あり、具体的には以下のようなモールや複合施設から構成されています。

 

  • Siam Paragon
  • Siam Center
  • Siam Discovery
  • ICONSIAM
  • Siam Premium Outlets Bangkok
  • ICS Lifestyle Complex

 

また、単なるモール連携というだけでなく、オンライン/オフラインを統合する “ONESIAM SuperApp” もあり、会員向けサービス、プロモーション、特典、外国人旅行者向け優待などを提供しています。

 

🛍️ ONESIAM の特徴と体験できること

ONESIAM を構成する各施設は、それぞれ少しずつ“色”が違っていて、合せて回ることでバンコクのショッピング/エンタメを網羅できるようになっています。

 

高級ブランド&ラグジュアリー体験

Siam Paragon の「LUXE HALL」には、Louis Vuitton/Chanel/Dior/Gucci/Hermès といった世界的ラグジュアリーブランドの旗艦店が多数。アジアでもトップクラスのラグジュアリーショッピング環境です。
高級時計やハイエンドアクセサリーショップ、高級ファッション、インポートブランドなども充実しています。

 

多様なライフスタイル/カルチャーショップ

若者向けやトレンドを意識したファッション、ライフスタイル、デザイン系ショップは Siam Center や Siam Discovery に集中しています。
さらに、サステナブル志向のライフスタイルやエコ系アイテムが揃うスペース(例:ショップ「ECOTOPIA」など)もあります。

 

グルメ & エンタメ

高級レストランからカジュアルな食事、カフェ、スイーツまで幅広く対応し、世界各国の料理を味わえるグローバルなダイニングスペースとなっているのが大きな魅力です。


また、映画館・ボウリング/カラオケ施設・体験型アトラクション・季節イベントやフェス、ポップアップストアなど、買い物だけでなく「遊び・エンタメ」も充実しています。


タイの伝統やローカル文化を感じられる「クラフト・アート系ストア(例:ICONCRAFT)」もあり、観光やお土産探しにも最適です。

 

旅行者・外国人にも優しいサービス

ONESIAM は観光客向けの特典プログラム(ONESIAM Global Visitor Card)を提供しており、割引・優待、免税(VAT refund)などが受けられる店舗も多く、旅行者にとって使いやすいのが特徴です。

また、各モールはアクセス良好な立地にあるものが多いのも特徴です。

 

各モールについて

今回は、BTS・サイアム駅にある「One Siam」の施設を3つ紹介します。

 

Siam Paragon

 

(Siam Paragon / BTS・Siam(サイアム)駅を出てすぐの場所にあります。)

 

  • バンコク中心部、BTS SkytrainのSiam(サイアム)駅の真上にあるアクセス抜群のモール。

  • 世界的ラグジュアリーブランドや高級ファッション、ハイエンドアクセサリーなどが揃う「ラグジュアリー/ハイエンド」の旗艦モールです。

  • また、巨大な水族館(SEA LIFE Bangkok Ocean World)や大型映画館、グルメ、カルチャー空間などもあって、「買い物+遊び」両方を満たしてくれる場所として、大人からも観光客からも、大きな人気を集めています。

 

→ ラグジュアリー志向、高級ショッピングや「ショッピング+エンタメ」を一度に楽しみたいときに最適です。

 

Siam Center

 

(Siam Center)

 

  • 1973年に開業した比較的古参のモールです。2013年のリニューアル後は「The Ideaopolis」というコンセプトで、若者/トレンド好き向けのセンスあるモールとして再定義されました。

  • タイ国内のデザイナーズブランド、ストリートファッション、スニーカーやカジュアルウェアなど、トレンド色の強いショップが多めです。地元の若者たちやファッション好きたちに人気のモールです。

 

新しいトレンドや若者向けファッション、気軽な買い物がしたいときにおすすめです。

 

Siam Discovery

 

(Siam Discovery / 真横がSiam Centerとなっており、モール間の移動がしやすいです。)

 

  • Siam Center の近くにあり、2016年に大きくリニューアルされたモールです。ライフスタイル、ファッション、テクノロジーなど、多様なジャンルを “体験的に” 提案する「ライフスタイル・ラボ」的な空間が特徴です。

  • ファッションだけでなく、デザイン雑貨、ガジェット、ライフスタイル商品、アート・カルチャー系ショップなど幅広く、“掘り出し物” を探すのに向いています。

  • 食事やちょっとしたカフェ、エンタメもあります。観光客も地元の住民も、どちらも利用しやすいです。

 

→ 落ち着いた雰囲気で「デザイン・ライフスタイル系アイテムをゆっくり探す」「ファッション × 雑貨 × ガジェット」を楽しみたい人にぴったりのショッピングモールです。

そのほかにも、チャオプラヤー川沿いにある大型複合施設として大人気の「ICONSIAM」や、タイ発のプレミアムアウトレットモールとも言われている「Siam Premium Outlets Bangkok」、そして「ICS Lifestyle Complex」も、One Siamの施設のひとつです。

 

🏢 運営会社の概要 — Siam Piwat

Siam CenterとSiam Discoveryは、「Siam Piwat」という会社によって運営がされています。

 

Siam Piwat はタイを代表する不動産・リテール開発企業で、バンコクで多くの大型ショッピングモールやライフスタイル施設を所有・運営しています。モールの管理・運営だけでなく、新しい商業コンセプトやライフスタイル施設の開発、観光客向けの取り組み(割引やサービス、国際対応など)も手がける会社です。

また、環境への配慮も行っており、Siam Paragon/Siam Center/Siam Discovery 等を含む同グループの施設は、タイ国内で最初となる「カーボンニュートラル認証ショッピングセンター」の一つに認定されています。

 

一方でSiam Paragonは、Siam Piwat と別の大手モール運営・開発会社 The Mall Groupとの共同出資(ジョイントベンチャー) によって運営されています。

つまり、土地の所有者は王室系機関(=Crown Property Bureau)ですが、モールの運営管理はSiam PiwatとThe Mall Group のパートナーシップによる形で運営されています。

 

(豆知識)「One Siam」のかんたんな歴史

🔎 なぜ「ONESIAM」という概念が生まれたか — 背景と狙い

元々 Siam Piwat はモールを点在させて運営していました。しかし、時代が進むにつれて「モール=買い物場所」から「ライフスタイル全体を提供する場」へ求められる内容が広がりました。特に 1997年のSiam Discoveryは、その先駆けとなった施設です。

 

2000年代〜2010年代にかけて、バンコクの都市開発・観光・消費文化が発展します。高級ブランド志向、国際観光客の増加、ライフスタイルへの関心の高まりがあって、Siam Paragon → ICONSIAM → Premium Outlet という拡大が自然な流れとなりました。

 

そして 「複数モールをひとつのブランドとして統合する価値」 に気づいたのが、2021年です。これにより、単なる「モール間の提携」ではなく、「ONE-SIAM」というひとまとまりの“体験エコシステム”として、買い物・飲食・ライフスタイル・エンタメ・観光を包括する提供をするようになりました。

 

さらに最近では、グローバル旅行者向けの特典プログラム(ONESIAM Global)を導入。これにより、タイ国内の人だけでなく、海外からの観光客まで含めた「バンコクのショッピング&ライフスタイル拠点」として、戦略の幅を広げています。

 

🧩 ONESIAMの現在のコンセプト — 単なるモールではなく「統合された体験空間」

今の ONESIAM は、大きく分けて4つの特徴があります。

 

まずは、複数のモールや施設(高級モール、ライフスタイル系、アウトレット、大型複合施設など)を統合して管理しています。

また、オンラインとオフラインをつなぐ “ONESIAM SuperApp” によって、プロモーション、会員特典、観光者向け割引などをシームレスに提供しています。

そして定期的にイベント(ファッションショー、フェス、セール、大型祝祭イベントなど)を開催して、モールを “買うだけの場所” から “体験・交流の場” に拡張しています。

またここ最近では、タイ人・現地住民だけでなく、旅行者・観光客を意識した設計となっており、特に最近は国際観光の回復をにらんだ「Global Visitor向け施策」が強化されています。

 

サイアム駅周辺3施設 アクセス

◎Siam Paragon(サイアムパラゴン・10:00-22:00)

 

(🗺 https://maps.app.goo.gl/kymVvd69D8qeiPcF6

 

📌991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330

☎️026901000

🌐https://www.siamparagon.co.th/

 

◎Siam Center(サイアムセンター・10:00-22:00)

 

(🗺 https://maps.app.goo.gl/GtbKd5ytMWx7dWQC7

 

📌979 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330

☎️026581000

🌐https://www.siamcenter.co.th/

 

◎Siam Discovery(サイアムディスカバリー・10:00-22:00)

 

(🗺 https://maps.app.goo.gl/CknmFR1NQVcx1Ykq9

 

📌194 Phaya Thai Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330

☎️026581000

🌐https://www.siamdiscovery.co.th/

 

最後に

今回は、「One Siam」の施設を一部紹介しました。

今回は「サイアム駅周辺のモール」にフォーカスを当てて紹介しましたが、このようなサイアム駅周辺のモールのほか、チャオプラヤー川沿いにある「ICON SIAM」なども「One Siam」の施設のひとつで、サイアム駅から離れている場所にも「One Siam」は展開されていることがわかりました。

 

どのモールも特色が違い、訪れるだけでも楽しいです。バンコクに訪れた際は、ぜひ「One Siam」を構成しているショッピングモールへ足を運んでみてはいかがでしょうか!✨

 

【ショッピングで使えるタイ語フレーズ②】

 

ลองใส่ได้ไหม

ローンサイ ダイマイ

(意味)試着できますか?

 

มีไซส์อื่นไหม
ミーサイズ ウーンマイ

(意味)別のサイズはありますか?

 

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。