タイのコンドミニアムで計画停電とブレーカーダウン。電気復旧までの時間とは

タイのコンドミニアムでは頻繁に計画停電があります。あまり電力事情が良くない為に、電気復旧まで時間がかかるケースもあります。
バンコクでは電気局のサイトで日時は明記されています。電線の爆発音が聞こえてきた際は、特に復旧まで時間がかかります。

 

*この記事のデータは2020年4月時点のものとなります。

タイのコンドミニアムでは頻繁に計画停電があります。あまり電力事情が良くない為に、電気復旧まで時間がかかるケースもあります。

バンコクでは電気局のサイトで計画停電の日時は明記されています。電線の爆発音が聞こえてきた際は、特に復旧まで時間がかかります。

 

 

 

1.本当に停電?頻繁に起きる家電の過剰使用によるブレーカーダウン

タイの物件は、一定以上の電流?電圧?が流れてると、自動でブレーカーが落ちるようになっている物件がほとんどです。
古い物件・新しい物件・安い物件・新しい物件関係なく、起きる事が多いと言えます。(高級な物件だから起きにくい。なんて事はほとんどありません。

(対策) エアコンの同時利用、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、衣類用アイロンなどのコンセントをできるだけ抜いて、再度ブレーカーを上げてみてください。
*停電してからだと、焦って冷静な判断ができなくなる場合もあると思います。事前にブレーカーの位置は、必ず確認しておきましょう。

 

私の経験上、大手ディベロッパーが建設したコンドミニアムだから安心とか、そんな事もほとんどありません。

 

 

2. タイの電力事情、上限電流に注意、ただし改善策も

タウンハウスやアパート、一軒家(ムーバーン)などのケースの場合、そもそもお部屋の数と、想定される家電の数と、1つの物件につき使う事が許されている電流の値がマッチしていないケースもあります。
この場合、かなり家電を使わないようにしても、すぐブレーカーが落ちてしまうという事がある為、注意が必要です。

 

電流の規格超え。但し対策方法も

このような家電の過剰使用による停電全般に言える事ですが、最近では様々な家電で省電力化が進んでおり、そのような省電力化された家電に買い替えるのは1つの手段です。

日頃から電球をLEDにするのも効果的です。また最近のLEDライトの中には、停電時に電球に僅かな予備電池がつけられており、使用電流に余裕がないときは、
その予備電池の電気を使って、使用電流を減らすような電球もあります。(*あくまで減らすだけ。停電になったら使えない)

当然ですが、同時に複数の家電を使わないようにする事も重要です。

タイの電圧などコンセント事情 タイで安全に日本の電化製品を使おう

 

さてブレーカーを上げてみても、家電が使えない事というのがよくあります。もちろん停電の時です。

3. タイで頻発する停電時(スコール?電線爆発音?)が最も要注意。計画停電は事前準備を

タイで頻発する停電時には最も注意が必要です。

 

停電が発生する要因とは

停電には主に6つの原因によって発生している事があります。

事前に予想ができるかできないか

【事前に予想できる】

①コンドミニアムの管理事務所による(意図的な)計画停電。当たり前ですが、社会インフラは定期的にメンテナンスが必要です。一定期間毎にこのような停電があります。
事前に共有部に貼り紙で通知されていますが、今でもタイ語のみで通知書を掲示している物件も多く、注意が必要です。
②電力会社による、(意図的な)計画停電。(繰り返しになりますが、、、)当たり前ですが、社会インフラは定期的にメンテナンスが必要です。一定期間毎にこのような停電がありますが、このケースのみ事前に電力会社のHPで確認する事が可能です。

【事前に予想しづらい】
③日本でもお馴染み、大雨によって発生(タイではスコールがよくあり、この原因が多くあります)

【事前に予想できない】
周囲の工事によって、停電が発生
コンドミニアムでの故障によって発生
電線のショートによって提言が発生

これらの予想できない事は特に発生時に、最も日本人がストレスに感じる事かもしれません。

①、②のケースの場合、やはりタイ語が話せる事、読める事で、事前に知る事ができる場合があり、非常に生活は楽になります。
日本でごく一部の人達しか英語が話せないのと同じで、タイでもタイ語しか話せない人達が大半です。
なんで英語で通知書を作ってくれないんだ!というクレームをしてもクレーマー認定され、他の件でトラブルになった際に、ちゃんと対応してもらえなくなるリスクがありますので、あまりお勧めはできません。
唯一の救いは①、②のケースの場合復旧時間が通知されている事が多くありますので、その時間に合わせて、他の場所に移動する。それまで時間を潰しておく事ができます。

参照 : https://labsk331.com/over-current-break/ 

 

③~⑥の場合、基本的にはいつ復旧するかはまったくわかりません。管理事務所や電気局に、問い合わせをしても明確な答えが返ってくる事はないと思いますし、回答がかえってきても、その通りに進むとは限りません。

 

停電への対処

停電が起きた場合、家電の故障の心配をする必要があります。答えは単純でコンセントをできるだけ抜いてしまう事をお勧めいたします。

 

詳しくは、↓コチラ の記事に記載しています。

バンコクで起こったテレビやエアコンなど家電の故障。停電からの過電流

 

 

4. 電力復旧までの時間

電力が復旧するまでには、およそ1-3時間程かかる事が最も多いかもしれません。

ただし、これもかなりケースバイケースで、半日~1日かかったという話も聞いた事があります。

もし、停電となってしまった場合、Wifiが使えないエアコンが使えないなど、お部屋にいる事が辛いかもしれません。

諦めて、周辺のカフェで停電していないお店があれば、そこで時間潰しをしてしまったほうが良いと思います。

またWifiさえ使えれば良いという方はできるだけ、携帯Simの通信プランをインターネット使い放題のプランしてしておく事をお勧めします。

そうすれば、お部屋に設置したWifiが使えなくても、携帯からテザリング機能(Hot Spot)でWifiを飛ばして仕事を進める事も可能かと思います。

 

 

5. 最後に

停電すれば気持ち的には焦ってしまう事も多いかもしれません。まずは一息ついて、故障への対策。復旧までの時間の有意義な過ごし方を自分と相談しながら決めましょう。

間違っても管理事務所や物件のオーナー様など関係者に執拗に催促をするような事をしてはいけません。当然、電力関係者は皆誰もが復旧に全力で動いています。

 

この記事を読んだ方が、一人でも多くタイへの理解を深め、どんな時でも冷静に、誰かに迷惑をかける事なく対処していって頂ける事を願っております。

 

 

今回も最後まで見て頂き、誠にありがとうございました。

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