ガパオはタイ語で何という意味?タイ料理から勉強するタイ語。
サワディークラップ!
LABタイ語学校です。
皆さんは、何気なく食べているタイ料理の名前はどんな意味のタイ語が使われているか意識したことはありますか?
有名なタイ料理である「ガパオライス」や「トムヤムクン」も、タイ語の意味を知れば「なるほど!」と思えるような料理の名前になっています。
また、タイ料理の名前の意味を知ることでタイ語の単語勉強にもなります。
ということで今回は、タイ料理から勉強するタイ語をご紹介していきます。
こんな人におすすめ
- 最近、タイ語の勉強を始めた人
- 身近なことからタイ語を勉強したい人
- タイ語はわからないけどタイ料理を食べる機会が多い人
1. ガパオライス
説明
日本語では「ガパオライス」という名称で有名なガパオライスですが、タイ語では名称が少し違います。
タイ語で「ガパオライス」は何というのかというと、
パッㇳ ガパオ phàt kaphraw ผัดกะเพรา
と言います。
ちなみに「パッㇳ ガパオ」とはどういう意味なのかを説明すると、
「パッㇳ」=「炒める」
「ガパオ」=「ホーリーバジル」
という意味のタイ語です。
「タイ風チャーハン」の「カオパッㇳ」も「米を炒める」という意味で「パッㇳ」が使われています。
なので、タイでオーダーをする際に「ガパオライス」と伝えても理解してもらえません。
タイ語でガパオライスをオーダーする際は「パッㇳ ガパオ」と言いましょう。
種類別ガパオライスのタイ語名称
豚ガパオ=ガパオ ムー・kaphraw mǔu
豚のひき肉ガパオ=ガパオ ムーサップ・kaphraw mǔu sàp 鳥ガパオ=ガパオ ガイ・kaphraw kày シーフードガパオ=ガパオ タレーkaphraw thálee |
2. グリーンカレー
説明
日本語では「グリーンカレー」の名称で有名なグリーンカレーですが、タイ語では名称が異なります。
タイ語でグリーンカレーは何というのかというと、
ゲーン キアオ ワーン kɛɛŋ khǐaw wǎan แกงเขียวหวาน
と言います。
「ゲーン キアオ ワーン」はどういう意味なのかと言いますと、
ゲーン=スープ
キアオ=緑色
ワーン=甘い
という意味です。
「ゲーン」は「スープ」という意味の言葉なので、グリーンカレーのみならずスープ系の料理に使われている場合が多いです。
3. トムヤムクン
説明
世界3大スープの1つともいわれている「トムヤムクン」。
タイ語でもトムヤムクンは「トムヤムクン」と言います。
トムヤムクン tôm yam kûŋ ต้มยำกุ้ง
トムヤムクンはどういう意味なのかを説明すると、
トム=煮る
ヤム=混ぜる
クン=エビ
という意味です。
なので、トムヤムクンはエビなどを煮て、混ぜて作るという風に料理の名前から作り方をとらえることができます。
種類別トムヤムのタイ語名称
濃いトムヤム=トムヤムナームコン・tôm yam náam khôn
あっさりトムヤム=トムヤムナームサイ・tôm yam náam sǎy 鳥トムヤム=トムヤムガイ・tôm yam kày 魚トムヤム=トムヤムプラー・tôm yam plaa イカトムヤム=トムヤムプラムック・tôm yam plaa mʉ̀k |
4. パッタイ
説明
日本人の間ではタイ風やきそばと記憶している方もいる「パッタイ」。
タイ語でパッタイは、
パット タイ phàt thay ผัดไทย
と書きます。
パッタイはどういう意味なのかというと、
パッㇳ=炒める
タイ=タイ
という意味です。
先ほども「パッㇳ」を1度紹介していますが、「パッㇳ」は炒めるという意味であり、炒める系の料理の名前で使われている事が多いです。
5. カオマンガイ
説明
タイ料理の中でも特に日本人の方々の口に合う料理であろう「カオマンガイ」。
タイ語でカオマンガイは、
カーオマンガイ khâaw man kày ข้าวมันไก่
といいます。
カオマンガイはどういう意味なのかというと、
カオ=ご飯
マン=油
ガイ=鳥
という意味になります。
一般的に食べられているものは、蒸しカオマンガイの「カオマンガイ トム・khâaw man kày tôm」となります。トムヤムクンにも使われている「トム・tôm」は「蒸す」という意味です。
また、「揚げカオマンガイ・カオマンガイ トート khâaw man kày thɔ̂ɔt」という種類のカオマンガイもあります。
「トート」は「揚げる」という意味の言葉であり、「からあげ・ガイ トート」にも使われています。
6. ソムタム
説明
タイ好きな女性にファンを多く持つ青パパイヤを使ったタイ風サラダ「ソムタム」。
ソムタムはタイ語で、
ソム タム sôm tam ส้มตำ
と表現します。
ソムタムはどういう意味なのかというと、
ソム=酸っぱい
タム=叩く
という意味です。
ソムタムは青パパイヤを千切りにし、クロックと呼ばれる石臼の中で、サークと呼ばれる棒で叩きながら作るので、ソムタムと言います。
種類別ソムタムタイ語名称
一般的なソムタム=ソムタムタイ・sôm tam thay
沢蟹のソムタム=ソムタムプーパーラー・sôm tam puu plaa トウモロコシのソムタム=ソムタムカオポート・sôm tam khâaw phôot 卵ソムタム=ソムタムカイケム・sôm tam khày khem |
7. パックブーンファイディーン
説明
「空心菜炒め」と記憶している方も多いと思われる「パックブーンファイデーン」。
タイ料理が苦手な方でも食べることができるような万人うけする料理です。
パックブーンファイデーンはタイ語で、
パックブーンファイデーン phàk bûŋ fay dɛɛŋ ผักบุ้งไฟแดง
と表します。
パックブーンファイデーンはタイ語でどういう意味なのかというと、
パックブン=空心菜
ファイデーン=赤い電気(赤い炎)
という意味になります。
パックブン(空心菜)を強火で炒める料理であるため、ファイデーン(赤い炎)が名前に使われています。
8. プーパッポンカリー
説明
有名な「ソンブーン」発祥であり、日本人の口にも合いやすい「プーパッポンカリー」。
蟹に卵を加えてカレーで炒めたタイ料理です。
タイ語でプーパッポンカリーは、
プー パット ポン ガリー puu phàt phǒŋ karìi ปูผัดผงกะหรี่
と表します。
プーパッポンカリーはタイ語でどういう意味なのかというと、
プー=蟹
パット=炒める
ポン ガリー=カレー粉
という意味です。
炒めるという意味の「パッㇳ」は料理名に何度も登場しています。
なので、「パッㇳ」を覚えておけば料理の名前を覚える際に何かと便利かもしれません。
9. 最後に
以上、今回はタイ料理から勉強するタイ語を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
タイ料理の名称から新しいタイ語を覚えることができたと思います。
今回の記事も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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