タイ日系IT企業8社まとめ: IT分野も日本の技術が輝く in Thailand

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サワディーカップ! どうもLABタイ語学校です!
 
近年、私たちの暮らしはIT化が進む中、便利なツールやサービスが日本だけでなく、タイでも広く普及しています。
 
その一因としては、現地のIT企業が日々進化し続けていて、その発展は目覚ましいものと言えるでしょう。
 
しかし、実は日本のIT企業もタイで大活躍していることを皆さんはご存知でしょうか?

 
そこで今回は私の独断と偏見で選んだタイに進出した幅広い業界・業種で活躍する日系IT企業8社(主にシステムインテグレーター系)とその活躍ぶりをお伝えしていきます。
 
それでは早速見ていきましょう。
 
▶この記事はこんな方にオススメ!

日系IT企業に興味がある方

タイでのITのキャリアに興味がある方

 

 

 

1.豊かで調和の取れた社会づくりを目指すNTT データ

NTT データ

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(公式サイトより引用)
 
NTTデータは、日本電信電話(NTT)のグループの一つであり、テクノロジーにより社会の課題の解決を目指しています。
 
タイでは2007年に創設され、当初は製造業向けのシステム構築と金融機関向けの決済サービスが主力事業でしたが、その後、コンサルティングからシステムの設計・開発・運用・保守までの一貫したプロセスを多様な業界に提供しています。
 
近年では、お客様向けの教育マニュアルや操作指導のビデオなど、サポートにも力を入れており、お客様のニーズに柔軟に対応しています。
 
特に、タイが東南アジアのデトロイトとも称されるほど自動車産業が盛んな地域であるため、NTTデータは自動車関連企業向けに特化したソリューションも提供しています。

 
このようなNTTデータの進化と多岐にわたるサービス提供により、テクノロジーがもたらす変革に先駆け、これからもタイ社会に新たな価値をもたらしていくでしょう!
 
NTT DATA Thailandの公式サイトはこちら
 

イノベーションで世界を持続可能にするFujitsu

FUJITSU

fujitsu
(公式サイトより引用)
 
富士通は、パソコンや電子機器の製造・販売メーカーとして知られていますが、1990年に富士通タイランドが設立され、高度な技術を駆使して最高水準のITソリューションとサービスを提供しています。
 
同社はITインフラ構築、システム開発、クラウドサービス、デジタルトランスフォーメーション(DX)化支援など、多岐にわたるサービスを展開しています。
 
ITインフラ構築では、高度な専門知識を持つプロフェッショナルがネットワーク設計やサーバー構築を行い、システム開発ではクライアントのニーズに柔軟に対応し、クラウドサービスではデータの安全性や柔軟性を確保しながら、ビジネスのサポートを行っています。
 
特に、DXの推進においては、AI等の製品的なサービスだけでなく、ワークショップやハッカソンイベントを通じてお客様が最新テクノロジーを理解し、活用できる環境を提供。
 
そしてアジア経済ニュースによると2019年の売上高は38億1,400万バーツ(約130億円)であり、顧客構成が日系が6割、非日系が4割と、日系企業以外からも信頼されています。
 
富士通は持続可能な開発目標にも焦点を当て、環境への責任を強く持ちながら事業を展開。今後も急速に進化するテクノロジーに対応し、お客様に持続的な価値を提供していく展望が期待されます。
 
Fujitsu Thailandの公式サイトはこちら
 

テクノロジーで社会課題を次々と解決していくSoftBank

SB TELECOM Thailand

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(公式サイトより引用)
 
SB Telecom(エスビーテレコム)は通信インフラストラクチャの分野で事業展開しています。1997年に創立され、主に通信ネットワークの提供、運用保守、インフラ機器の販売・運用・保守、デジタルマーケティングのコンサルティング業務を行っています。
 
具体的には、高品質で安定した通信環境の提供や通信インフラの運用保守において高度な専門知識を有しています。企業が安定してスムーズな通信環境を構築できるようにサポートしています。
 
SB Telecomはデジタルトランスフォーメーションやビジネスのデジタル化においても重要な役割を果たしており、クライアント企業が迅速かつ効果的な変革を実現できるように助けています。
 
これにより、企業は競争力の向上や新たなビジネスモデルの構築に取り組むことができます。
 
SB Telecomは、通信分野での専門知識と高品質なサービス提供により、タイ国内外の企業がビジネスを展開する上で大きな影響を与えています。
 
SB Telecomの公式サイトはこちら
 

豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献するKDDI

KDDI

kddi
(公式サイトより引用)
 
KDDIタイランドは1999年に設立され、主要な事業領域はシステムインテグレーション、データセンター、通信ネットワークサービス、モバイルソリューションを提供しています。
 
システムインテグレーションでは、ITのコンサルティングから運用・保守まで網羅的なサポートを提供し、データセンターではお客様のネットワーク機器を安全に預かり、24時間365日の体制で運用保守を行います。
 
通信ネットワークサービスでは、高品質で安定した通信環境を提供し、企業の効率的なコミュニケーションとビジネスプロセスを効果的にサポートしています。
 
モバイルソリューションでは、最新のモバイルテクノロジーを活用し、モバイルアプリケーションの開発やデバイス管理を通じて企業のモバイル環境を最適化しています。
 
KDDIタイランドは、これらのサービスを通じてお客様のデジタルトランスフォーメーションとタイ国内外の企業が迅速かつ効果的なビジネス展開ができるようサポートしています。
 
KDDI Thailandの公式サイトはこちら
 

人間性を十分に発揮する豊かな社会の実現を目指すNEC

NEC

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(公式サイトより引用)
 
NECは1960年代からタイで事業を開始し、当初は主に通信ネットワークや放送インフラ向けの技術をタイに提供してきました。
 
近年では製造業や小売業、金融業、公的機関向けのITソリューションにも注力していて、業務効率化に貢献しています。
 
特に通信ネットワークにおいては、長い歴史を有するNECが持つ高度な専門知識と経験を活かし、ネットワークの設計から保守・運営、コンサルティングまでワンストップで提供しています。
 
これにより、様々な業界の企業が信頼性の高いネットワークインフラを構築でき、ビジネスの発展を支えています。
 
NECは引き続き、技術革新と卓越したサービス提供を通じて、タイ国内での企業の成長と発展に寄与し続けています。
 
NEC Thailandの公式サイトはこちら
 

タイで30年のソフトウェア開発の歴史があるCSI

CSI

csi
(公式サイトより引用)
 
CSIは1991年にタイで創業され、独立系SIerとして業務アプリケーション・各種システム開発・運用、アウトソーシングサービス、ITインフラ構築など多岐にわたる事業を展開しています。
 
特に、30年以上にわたるタイでのソフトウェア開発の経験と実績を持ち、開発手法においてはテーラーメイド式の既存のパッケージ開発だけでなく、スクラッチ開発(ゼロからの開発)も得意としています。
 
さらに、タイ独自の商習慣や管理方法を取り入れた管理システムを開発した経験もあり、他の日系企業の進出やタイ企業をサポートしています。
 
他にもプロジェクトコーディネーターとしての役割を果たし、日本語・英語・タイ語の言語スキルを駆使して異なる文化に対応したシステム開発をサポートしています。
 
ちなみにBangkok Consulting partnersによると2020年の年間売上は約2.9億バーツ(約12億円)でした。
 
CSIは、技術力と柔軟性を兼ね備えたプロフェッショナル集団であり、タイにおける企業のデジタルトランスフォーメーション化(DX化)も牽引していくことでしょう。
 
CSIの公式サイトはこちら
 

1992年から続くバンコクの総合IT企業MAT

MAT(Material Automation Thailand)

mat
(公式サイトより引用)
 
1992年に創業し、業務用システムからインフラ構築、クラウドソリューションまで幅広い問題の解決を提供しています。
 
設計から保守メンテナンスまでワンストップで対応しており、2014年にはキャノングループに属しています。
 
MATの強みは、長い歴史の中で培った業界知識と技術力にあります。特に製造業においては、材料の効率的な管理や自動化技術の導入においてリーディングカンパニーとしての地位を築いています。
 
また、MATは継続的な技術革新に注力し、最新のテクノロジーを取り入れつつ、お客様のニーズに応える柔軟性も兼ね備えています。MATは顧客企業の競争力向上に貢献し、タイ国内外で信頼されるITパートナーとしての地位を確立しています。
 
MATの公式サイトはこちら
 

情報技術のプロフェッショナルNSソリューションズ

NSソリューションズ

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(公式サイトより引用)
 
NSソリューションズは、2013年に日本の日鉄ソリューションズのタイ現地法人として誕生しました。主に製造業、鉄鋼業、金融業の3つの重要な産業向けに業務アプリケーションを提供しています。
 
加えて、ITインフラの設計・構築から保守運用サービスまでトータルなソリューションを展開しています。
 
3つの強み(技術力、人材力、総合力)があり、パッケージ開発とスクラッチ開発の技術力を結集し、最適な手法で開発を進める点で際立っています。
 
また、日本人とタイ人エンジニアの連携による問題解決の迅速さが人材力の一翼を担っています。総合力は、ITコンサルから開発、そして運用保守までの一貫した工程を通じて、クライアントのニーズに最良のソリューションを提供します。
 
特に運用保守では、継続的な業務サイクルによりシステムの導入効果を最適化しています。
 
NSソリューションズはクライアント企業の成長を支え、革新的なITソリューションを提供することで、タイ国内のビジネス環境において一石を投じています。
 
Thai NSソリューションズの公式サイトはこちら
 

さいごに

fin
 
いかがでしたか?
 
今回はタイで活躍する日系IT企業8選をお伝えしてきました。もちろん他にも多くの日系IT企業がこの瞬間もタイで活躍しています。
 
各企業が持つ独自の特徴やサービスを通じて、タイのビジネス環境において重要な役割を果たしています。
 
これからも日本企業とタイとの協力関係が一層発展し、新たなイノベーションが生まれることを期待しています。
 
今後の展開がますます楽しみですね。それではコープクン・クラップ!またお会いしましょう!

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。