タイで人気のトイレメーカー6選

みなさん、こんにちは!

バンコクLABタイ語学校です。

突然ですが、皆さんトイレは好きですか?

私は1日に10回使うくらい好きです。おなかが弱いだけですね(笑)

毎日必ず使うトイレ、日本に住んでいれば「どこにいても綺麗で快適に使えるのが当たり前!」と思っていませんか?

でも、【日本の常識】⇒【世界の非常識】なケースの典型が、トイレ!!!

海外旅行の際に、「トイレが汚い😨、トイレットペーパーが流せない😨」

なんてこと、結構ありますよね。。。。

今回は海外のトイレ、中でも微笑みの国 タイで愛されるトイレメーカーについてまとめてみました ので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

日本では聞いたことがないようなメーカーから、皆さんお馴染みのメーカーまで?!

どのようなトイレメーカーがあるのでしょうか。それでは早速見ていきましょう!

 

■目次

1. タイ国内メーカー

1-1. COTTO
1-2. Happy Toilet

2. タイ国外メーカー

2-1. American Standard(LIXILグループ)
2-2. TOTO
2-3. KOHLER
2-4. DURAVIT

3. 最後に

 

1. タイ国内メーカー

1-1. ~COTTO~

まず一つ目にご紹介するタイのトイレメーカーは、日本では馴染みのない、COTTO社です。

どこか日本の有名なトイレメーカーに似ている名前だと思いませんか?

COTTOは1984年に、TOTOとタイ最大のセメント製造企業である、SCGグループ(サイアム セメント グループ)の合弁会社としてスタートしました。既に提携は解消されているようです。

消費者の好みに応じて、高品質で美しい陶磁器の衛生陶器の製造と販売のための合弁で設立された、創業から40年ほどの企業なのですね!

2013年に、 タイ屈指の国際的な空港である、スワンナプーム国際空港のイメージアップのために「7 Wonders of Thailand(タイの七不思議)」の

コンセプトの下で進められていたトイレ7カ所の改修工事で同社のトイレが採用されました!

大便器製品ラインナップはなんと171種類!!タンクレスのトイレから介護用のトイレまで幅広いラインナップが用意されていました。

また、日本でいうところの【和式便器】の販売もあって面白いです。

ギザギザのところにしゃがんで用を足すのですね。

日本では少しずつ減ってきている和式便器ですが、タイでは現役バリバリで、街中のいたるところで見ることができます!

トイレの横に水が溜められていて、桶を使って自分で便器洗浄するスタイルが主流とのこと。

企業ホームページ:https://www.cotto.com/about

 

1-2. ~Happy Toilet ~

次にご紹介するのは、洗浄便座のメーカー Happy Toilet社です。

トイレに行くのが楽しくなってしまうような、可愛らしい名前のメーカーですね!

こちらのメーカーは、2008年にタイで日本人の方が設立をした、洗浄便座に特化したメーカーです。

なんとタイでの洗浄便座シェアで約50%!!!タイでのシェアナンバー1のメーカーです。

この圧倒的なシェアを獲得した背景に、電気を使わない“油圧式”を採用しているという点が挙げられます。

タイでは、トイレやバスルームにはにコンセントがない場合が多いため、電気式の洗浄便座の導入はハードルが高すぎました。

しかし、電気不要の同社の洗浄便座は洋式トイレならほぼ取り付け可能で、とても導入しやすいのです。

電気を使わないのでバスルームで使う際に、火災や感電の心配がないため安心して使えますし、

電気代がかからないというのもうれしいポイントですよね!

同社を代表するヒット商品がTokyo Sukkiri(東京スッキリ)という洗浄便座です!

これまた面白い商品名(笑)

親日国として有名なタイで、あえて商品名に日本を連想させるTokyoを使っているのでしょうか?!

一般住宅にはもちろん、ホテルへの導入も増えてきているとのことで、洗浄便座になれた日本人観光客にも嬉しい傾向です。

 

企業ホームページ:https://www.happytoilet.co.th/Default.aspx

 

 

2. タイ国外メーカー

2-1. ~American standard~(LIXILグループ)

タイ国外メーカーで初めにご紹介するのは、American Standard社(アメリカンスタンダード)です。

同社 は、キッチンとバスルームの備品メーカーで、 アメリカ合衆国ニュージャージー州ピスカタウェイに本社を置いています。

140 年以上にわたって事業を展開しており、蛇口、トイレ、シャワー ヘッドなど、幅広い製品を製造している古い歴史をもつ老舗メーカーです。

アメリカでは2位のシェアを持っている世界的に有名なトイレメーカーの同社ですが、

高品質でモダンなデザインが世界中で愛されており、特にタイでは高級ホテルに採用されることが多いようです!

American Standard社、実は日本の住宅設備機器メーカー LIXILのグループ企業なのです!

同社を傘下に持つLIXILグループは、バンコクにショールームをオープンし、より現地の人々が商品を体感しやすい環境を整えています!

American Standard ブランドに加えて、INAX、GROHEも取り揃えて、タイの水回りの総合提案に力を入れているんですね!

企業ホームページ:https://www.americanstandard.co.th/

 

2-2. ~TOTO~

言わずと知れた日本のトイレメーカーである TOTO。

1917年に北九州市で設立された同社、TOTOの社名の由来が東洋陶器だったなんて皆さんご存知でしたか?!

タイ現地企業との合弁会社であったCOTTOとは別で、TOTOもタイで人気のトイレメーカーとなっています。

同社は、アジアでの今後のウォッシュレットの需要増加を見込み、

2020年からタイでウォッシュレットの新工場を稼働させ始めました。

まだタイで見かけることは多くないTOTOのトイレですが、今後は目にする機会が増えるかもしれないですね!

企業ホームページ:https://th.toto.com/technical-center/

 

2-3. ~KOHLER~

続いてご紹介するのは、KOHLER社(コーラー)です!

コーラーカンパニー(本社:米国ウィスコンシン州コーラー)は、1873年創業、アメリカで最も歴史のある最大の非上場企業の1つです。

鋳物ホーロー製のトラフ(洗い桶)をバスタブとして世に出して以来、キッチン&バス業界の世界的リーダーとして、伝統を守りながら、最先端デザインとテクノロジーを追求し続けているメーカーです。

タイにおけるトイレは、アメリカスタンダード社と同様に高級ホテルやデパートなどの外国人利用客が多い場所に採用されることが多いようです。

デザインかなり力を入れており、奇抜で目新しい大便器から、伝統的な西洋風の大便器まで多くのラインナップを誇ります。

デザイン製を求めるタイの方々からも愛されている理由ですね!

企業ホームページ:https://www.kohler.co.th/

 

2-4. ~DURAVIT~

最後にご紹介するのは、DURAVIT社(デュラビット)です!

1817 年に設立され、ドイツのホルンベルクに本社を置くDuravitは、陶磁器のメーカーとしてスタートしましたが、現在は水回りの総合メーカーに成長しています。

世界的に著名なデザイナーを採用して、製品開発をすることで知られています。

設立から200年以上、今回ご紹介するメーカーの中で最も歴史があります!

機能よりもデザインに力を入れている同社は、タイでも人気のトイレメーカーになります!

企業ホームページ:https://www.duravit.com/products/toileshing/toilets.com-en.html;jsessionid=D2A616F4CBC99D8F322D8970FD304572

 

 

3. 最後に

いかがでしたか?

タイ現地のメーカーや、馴染みのある日本メーカーも、中には洗浄便座に特化したメーカーまでありました!

タイでは機能性よりもデザイン性が重視されることが多いため、日本ではあまり見られない形状のトイレのラインナップも豊富です。

ご興味のある方は、各社のホームページで製品を確認してみてくださいね!

空港やホテル、外国人がよく利用するデパートでは、比較的綺麗な洋風便器が使われていることが多いようです。

洋風便器が多く設置されることに伴って、洗浄便座の普及も期待できます!

 

ちなみにタイではトイレットペーパーを便器に流せない施設が多く、トイレブースに置かれているゴミ箱にトイレットペーパーを捨てる場合が多いので、ご注意ください。

ホテルなどではトイレットペーパーを流せる場所もありますが、都度の確認が必要です。

 

発展著しいタイなので、これから参入してくるトイレメーカーも増えてくることでしょう。

タイのトイレ環境がどんどん改善されて、より多くの日本人観光客が訪問しやすくなれば嬉しいですね!

是非皆さんもタイを訪れる際にトイレにも注目してみてくださいね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。