日本の銭湯⁉︎魅惑のタイハーブサウナ

サワディーカー!LABタイ語学校です。

自然療法のひとつとしてさまざまなシーンで活躍するタイハーブ。そのサウナをマッサージショップで体験してすっかり虜に。心も体もととのう、という感覚を初めて味わえました。タイハーブサウナの歴史とメリット、体験から得たお役立ち情報をお届けします。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

1.タイハーブサウナの歴史

タイハーブサウナの歴史は約2500年前からという説があります。元々、その頃の医療を行なっていたのは僧侶。ハーブやマッサージで治癒する方法のひとつとしてハーブサウナも取り入れられていました。マッサージの前後に、ハーブティーが出されますが、これもハーブの力によって体の調子を整える施述のひとつだといえます。

 

2.そもそもサウナはなぜ体にいいのか

サウナの熱さと水風呂の冷たさは、通常の日常では経験することのない環境です。人間の体というのはこの過酷な環境において、生命の危機的状況と判断し、全身の活動力を高める「交感神経」が活性します。水風呂のあとに外気浴で休息をとることにより、ホッとした時に働く「副交感神経」が日常よりも活性化します。この極端にハードな状況、緊張と緩和によって体がとてもリラックスし、呼吸や血液など人間の体に必要な機能である自律神経をより整えると考えられています。

 

2−1 心筋梗塞のリスクを低下する可能性がある

血管が物理的に柔らかくなることで、血流がスムーズになり、心臓への負担が減ります。

2−2 認知症のリスクを低下する可能性がある

深い睡眠が長くなればなるほど、認知症の原因物質が洗い流され、認知症の予防に繋がるといわれています。サウナによって温められることで、体の中心部と手足など末梢神経の体温の差が少なくなり、良質な睡眠が誘導されます。人間の体は中心部の温度は温かく、手足の温度が低いのが常ですが、サウナに入ることで、逆点作用、つまり眠くなる時のパターンと同じであり、深く長い睡眠へと導いてくれるため、認知症へのリスクの低下効果をもたらせてくれるのです。

2−3 精神的疾患のリスクを低下する可能性がある

サウナに入ると高温という極限状態になるため、皮膚への血流は増えるのに対し、脳の活動ベースが下がります。つまり、この極限的なバランスが調整されることで、脳の疲労が解消され、精神疾患の予防につながるといわれています。つまり、通常人間は仕事など何かに集中することで、常に脳に血流が流れ、活性されており、脳が疲労していきます。ボーッとしたり何も考えられない時間が少ない人ほど、うつ病になりやすいといわれており、これをサウナという極限状態により、強制的に何も考えられない状態へと導かれるため、バランスが保たれ、脳の疲弊を強制的に和らげ、精神的疾患に有効な状態になるのです。これは、精神疾患だけでなく、ストレスが溜まりやすい職業の人やストレスを抱えやすい性質の人にも有効です。

 

 

3.タイハーブのエキスを体の内外に取り込む。その効能と中身

上記でご紹介したサウナの温熱効果にハーブの薬草効果をプラスすることで、さらに発汗しやすくなり、老廃物を排出しやすくなります。つまり、通常のサウナよりも新陳代謝の促進、自立神経の緊張と緩和の促進、ホルモンバランスを整える働きがプラスされます。

【タイハーブサウナ特有の効能】

・リラックス効果(ハーブ特有の香りが鼻から体に入るため)

・デトックス効果(ハーブの蒸気が体に吸収されるため)

・アンチエイジング効果(ハーブのエキスを鼻や肌から吸収するため)

もともと、出産後の子宮の収縮を目的としてハーブサウナは利用されていたようですが、出産後の女性に限らず、男女問わず、若い人からお年寄りまで、タイ人にもハーブサウナは人気です。ローカル温泉にも老若男女問わずタイ人で賑わっていますので、日本の銭湯のような感覚なのかもしれませんね。

ちなみにアタシが通うマッサージショップのオーナーにハーブサウナの中身を聞いたところ、ターメリック、レモングラス、ベルガモット、ショウガなど10数種類のタイハーブを独自にアレンジブレンド。一時期、コロナにいいとタイで話題沸騰したタイハーブの一種「クラチャイ」や「ファータライジョン」なども入っており「このサウナに入っていれば大丈夫よ」と、真偽のほどはわかりませんが、こっそりと教えてくれました。ただ、びっくりしたのが、サウナの素。炊飯器の中にタイハーブを入れているんですね。蒸気もたっぷりとあるため炊飯器がベストなのだそうです。

 

 

4.ハーブサウナのベストな入り方とマッサージの関係

サウナに5〜10分入る→1分間水風呂に入る→外気浴を5〜10分行なう

これを3回繰り返すことが、最適だと教えてもらいました。サウナには心と体のどちらも整える作用があり、タイハーブを用いることによってそれを促してくれます。アタシが行っているマッサージショップんは残念ながら水風呂がありませんが、10分ごとに水シャワーを浴び、バスタオルを巻いて外気浴を行ないます。この時にはじめて「ととのう」という感覚を味わいました。マッサージショップのオーナーいわく、職業柄、その心身の疲れはハンパないようで、毎朝、タイハーブサウナで体をととのえてから、仕事に向かうことが日課だとか。体はもちろん、精神的にも大きく良い影響をもたらせているそうです。

先にサウナ、次にマッサージを行なうのは健康のため、先にマッサージ、次にサウナは美容のため、とマッサージショップオーナーに教えてもらいました。サウナが先の場合は脂肪を分解する効力があり、マッサージが先の場合は解毒作用があり美肌効果があるからなのだとか。さらにプラス情報としては、タイマッサージは、2時間が基本コースで、1時間は観光客などのための特別プログラムなのだそう。なので、マッサージを受ける時は、2時間コースがおすすめです。

 

 

5.初めてのきっかけは香り

腕のいいマッサージ師さんがいると評判を聞きたずねたマッサージショップで、タイハーブサウナを見つけたきっかけは香りでした。炊飯器でハーブを焚いているのも可笑しく、半信半疑でしたが完全にハマってしまいました。今、日本でもサウナが人気のようです。バンコクやチェンマイにも専門ショップがあると思います。ぜひ、一度体験してみてください。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

 

 

 

 

LAB thaiko先生のブログ

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