南の楽園、ランタ島のビーチでまったり過ごそう
クラビから約50kmのところに位置する、南国ムードあふれるランタ島。数年前に初めて訪れるまで、ランタ島の名前すら知りませんでした。穴場のリゾート地と思いきや、クラビより都会というか人が多くてビックリ。日本人も含めて、外国人も多く滞在、在住しており、日本人在住者から聞いた情報によるとイタリア人が経営するイタリアンや本格的なベーカリーもあるようです
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿。
1.バンコクからランタ島への行き方
ランタ・ノーイ島とランタ・ヤイ島というふたつの島を総称してランタ島。観光のメインはランタ・ヤイ島。 バンコクからクラビまたはトランを経由してランタ・ヤイ島までミニバンで、途中、フェリーに乗り、到着します。所要時間は約3時間。
バンコクのモーチットバスターミナルからランタ島まで行くバスもあるようですが、何度もバスを乗り換えながら、10数時間かかってしまうようです。体力と時間のあるヒトはいいでしょうが、こちらでは、クラビからランタ島へミニバンで行く方法を紹介していきましょう。
クラビ空港から直接ランタ島行きのツアーも出ています。が、旅の疲れをクラビで少し癒してからランタ島へ出かけるのがおすすめ。クラビタウンやアオナンからも、もちろんランタ島行きのツアーがあります。同じく約3時間ほどかかりますが、クラビのホテルにピックアップしてくれて、ランタ島のホテルまで連れて行ってくれるので、とっても便利。
クラビからランタ島への移動は、日本語の通じるさくらツアー(https://krabisakuratour.com/)に問い合わせてみてください。
2.ランタ島のおすすめホテルをご紹介
泊まってみておすすめだった夕陽がきれいなビーチ沿いにある2軒の宿泊先をご案内します。
2-1 日本人とタイ人夫婦で営む「ビービーバンガロー」
目の前はクロンコンビーチ、野趣あふれるバンガローはタイ人ご主人のハンドメイド。エアコンの付いている部屋はないのですが、ファンだけでも結構涼しく快適に眠ることができます。
ここでは一日何もせずに、ずーっとビーチで過ごします。レストランも併設されており、朝、昼、晩すべてこちらで食べました。というのも、とてもおいしいから。辛さなども含めて好みを伝えると日本人の奥さんが日本人にあった料理やおすすめ料理を教えてくれます。
タイ料理ではないのですが、フレンチトーストがおすすめ。あまりにものおいしさに「ひょっとしてご主人はフランス人なのか!?」と勘違いしたほど。朝食には毎朝いただきました。
そしてこちらのもうひとつの名物がマッサージ。わざわざマッサージのためだけに訪れるお客さんもいるほどのマッサージ師がいらっしゃるそうです。
クラビではほとんど体験することができない「トークンセン」という木の棒を使った施術も受けることができます。波の音を聞きながら、波風に吹かれながら受ける極上のマッサージをぜひ!
【ビービーバンガロー】の場所
5~10月のシーズンオフは閉めていることも多いので、確認してみてください。
2-2 夕陽を眺めながらのジャグジーが最高「プラ ナン ランタ」
こちらは一転、高級リゾートホテルです。道路沿いからすぐにある小さなレセプションでチェックインした時には「あれっ?」と思ったのですが、そこからが圧巻。橋を渡り、長いアプローチをテクテク歩くと目の前がパッと開けて見えて来たのが、美しい海と白浜。
ビーチを横切り、部屋まで行くと目の前の海は黒く険しい崖になっていて、その景観がまた素晴らしい。いろいろなタイプの部屋があるようですが、何年か前に宿泊した時は、贅沢にもジャグジー付きの部屋だったので、この時はずっとジャグジーにつかり海を眺めていました。
それはそれは贅沢な時間でした。「いつかタイに住みたいなあ」と思っていた夢が実現できた今となっては、こんな贅沢はもうできませんが、今でもそのときの情景をすぐに思い出せるほど記憶に残るホテルです。
【プラ ナン ランタ】
「booking.com」など宿泊サイトから確認、検索してみてください。
3.ランタ島のビーチは西側がサイコー!
クラビからランタ島へミニバンで行くとき、フェリーに1回乗り、ランタ・ヤイ島のサラダン(桟橋)に到着します。サラダン付近が一番賑やかで、シーフードレストランやバーなどが多くあり、夜も賑やかです。そこから、地図で下、南に向かってミニバンは走行し、各ホテルへと送り届けてくれます。
ビーチから1本入った道を南下するので、海自体は見ることができませんが、ロングビーチ、プラエビーチ、クロンコンビーチ、クロンニンビーチ、カンティアンベイ、ヌイベイ、クロンジャックベイ、マイパイベイと続きます。
このビーチ、ベイ(湾)沿いは、多くの宿泊施設が立ち並んでいます。どこのビーチがいいのか!?一概には言えませんが、思うに、どこに泊まるのかを優先的すればいいように思います。ただし、ランタ島には、タクシーなどの足がありません。ないわけではないのですが、とても割高です。なので、レンタルバイクで出かけるか、ホテルで何もしないで過ごすか。覚悟を決めて、というよりもその時の気分で、行ってから決めてしまいましょう。これぞ旅の醍醐味です。
4.ランタ島を観光するならオールドタウンへ
バイクが乗ることができるのなら、ランタ島南端にあるオールドタウンに出かけてみてください。ちょっとした山道もありますが、そんなに険しくありません。バイクに慣れていない人でも、ちょっとしたツーリング気分に浸ることができ、海ではないランタ島を堪能できます。
海沿いのレストランやカフェでお茶するもよし。海沿いにたくさんのお店が並んでいます。街並も中国系の古き良き、まさにオールドタウンな雰囲気を味わうことができます。
5.ランタ島といえばサンセット
ランタ島といえば、夕陽。素晴らしいサンセットに出会ったとき、まるで導かれるように海に入っていったヒトを見ました。おすすめの西側ビーチであればどこでも体感できるはず。アタシも次は挑戦してみたいです。
【ランタ島】
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。