海外就職に興味がある方必見!!海外就職のメリットとデメリットを徹底解説
サワディーカー!
LABタイ語学校です。
今回は「海外就職のメリットとデメリット」についてご紹介します!
またこの記事は「海外就職のすすめ」前編となっており、後編では「海外就職をするべき理由」について説明しているので是非そちらもご確認ください。
▶この記事はこんな方にオススメ!
・将来海外で働きたい方
・海外に興味がある方
・海外留学中の方
始めに
海外就職するメリットやデメリットについて述べていくにあたって国別の在留邦人数上位4カ国に絞って説明していきます。
具体的な順位は以下の通りです。
1位アメリカ合衆国 429889人
2位 中華人民共和国 107715人
3位 オーストラリア 93451人
4位 タイ 82574人
外務省海外在留邦人数調査統計(令和3年10月1日現在)
この上位4カ国に関するデータを織り交ぜながら解説していきます。
海外就職のメリット
まず海外就職するメリットについて述べていきます。
メリットとしては主に以下の5点が挙げられます。
1. 視野が広がる
2. ビジネスレベルの外国語運用能力が身につく
3. 人生の選択肢が増える
4. 外貨獲得
5. 日本企業の悪しき習慣からの解放
これから以上の5点について詳細を説明していきます。
メリット1. 視野が広がる
まず1つ目のメリットとして挙げられる点が「視野が広がる」ことです。
視野が広がる理由としては具体的に以下の2つが挙げられます。
1.仕事面・生活面双方で異文化に触れるため
2.日本では出会えなかった人々に出会えるため
1つ目に関して異文化に触れることで日本の当たり前が海外の当たり前ではないと知ることが出来ます。その逆もまた然りです。
2つ目に関しては日本では出会えない人と出会い交流をすることで様々な考え方を知ることが出来ます。
これら上記2つの経験は視野の広がりに繋がります。
メリット2. ビジネスレベルの外国語運用能力が身につく
2つ目のメリットとして「ビジネスレベルの外国語運用能力が身につく」ことが挙げられます。
現地で仕事をして生活をすることでその国の言語が堪能になります。
現地では実践的に外国語を使用する機会が豊富なので日本で座学や外国語学校に通うよりも向上させることが可能です。
ビジネスレベルの外国語運用能力を身につけることが出来れば日本で転職する際も重宝されるでしょう。
メリット3. 人生の選択肢が増える
3つ目のメリットは「人生の選択肢が増える」ことです。
海外就職をするということは当然ですが現地で実際に働き、生活をするということです。
現地で生計を立て生きていく経験によって今後日本で生活するかその国で生活するか選べることが出来ます。これは日本で生活しているだけでは出来ない選択肢です。
すなわち海外就職をすることで人生の選択肢が増え、より生きやすくなります。
メリット4. 外貨獲得
4つ目のメリットとしては「外貨獲得」が挙げられます。
現在、極度な円安の影響で円の力が弱まっています。
以下が4カ国の2022年10月27日と昨年の10月27日の為替の推移です。
1ドル: 114.402円(2021年10月27日) → 147.118円(2022年10月27日)
1元:17.8591 円(2021年10月27日) → 20.3937円(2022年10月27日)
1オーストラリア・ドル:85.5904円(2021年10月27日) → 95.001円(2022年10月27日)
1バーツ:3.43509円(2021年10月27日) → 3.88556円(2022年10月27日)
この表から見て分かる通り日本は現在、記録的な円安に直面しています。つまり外貨を稼ぐことで現地通貨を日本円に換算した時に受け取る額が多くなります。
また日本の銀行と海外の銀行を比べた際、海外の銀行の方が金利が高いという点も外貨を稼ぐべき理由になります。
以下が日本と4カ国の代表的な銀行の普通預金の金利をまとめた表です。
日本の金利は0.001%であり、グラフからも他の国と比較してかなり金利が低いことが分かります。
中国銀行:30000円
バンコク銀行:25000円
オーストラリア・ニュージーランド銀行:20000円
バンク・オブ・アメリカ:2000円
三菱UFJ銀行:100円
まとめると上記の円安と銀行の金利の観点から外貨を稼ぐことがメリットとなります。
メリット5. 日本企業の悪しき習慣からの解放
5つ目のメリットは「日本企業の悪しき習慣からの解放」です。
日本企業の悪しき習慣としては主に以下のものが挙げられます。
▶日本企業の悪しき習慣
・サービス残業が当たり前
・有給休暇が取りづらい
・年功序列の傾向がある
・上司から飲みに誘われても断りづらい
・忘年会や新年会は絶対参加
・社員の育児休業取得に積極的ではない
もちろん上記で挙げたことは企業によりますが日本全体としてこのような傾向があるのではないでしょうか。
海外で働くことでこういった日本企業の悪習慣から抜けることが出来ます。
海外就職のデメリット
ここまで海外就職することによるメリットを説明してきました。ここからは海外就職するデメリットについて説明していこうと思います。
具体的には以下の通りです。
1. 言語の壁
2. 最初にまとまった資金が必要
3. 食事に関する問題
4. 孤独や不安との戦い
5. 各国特有のリスク
6. ビザ取得・更新
7. 家庭の問題
以上の7点について説明していきます。
デメリット1. 言語の壁
まず海外で働くことのデメリットとして「言語の壁」が挙げられます。
海外で働く際、職場の仲間とはその国の公用語でコミュニケーションをするでしょう。
そうした場合、日本語よりも細かいニュアンスを伝えることが難しくなります。
デメリット2. 最初にまとまった資金が必要
海外就職のデメリットとしては「最初にまとまった資金が必要」になることです。
海外就職の際に必要な費用は以下の通りです。
・就労ビザ、労働許可証などの申請費
・渡航費
・引っ越し費用
・家賃+契約手数料
・1ヶ月分の生活費(食費、交通費、生活用品)
上記を踏まえた国別の費用の目安は以下の通りです。
アメリカ:80万円
中国:52万円
オーストラリア:75万円
タイ:45万円
これらの資金を海外渡航前に準備する必要があります。
デメリット3. 食事に関する問題
次に挙げられるデメリットとして「食事に関する問題」が挙げられます。
現地の食事が合わない可能性はもちろん、現地の食事が自分の味覚に合ったとしても日本食が恋しくなることは起こり得ます。
また現地に日本食料理店があったとしても日本と比較して相対的に値段が高いということはよくある話です。
例として某大手回転寿司チェーン店の日本と4カ国の値段を書いた表が以下の通りです。
日本:1皿120円~
アメリカ:1皿4ドル~(※約588円)
中国:1皿10元(※約204円)
オーストラリア:1皿3.5ドル~(※約333円)
タイ:1皿40バーツ~(※約155円)
※2022年10月27日現在
この表から見て分かる通り、海外の店舗のお寿司の方が日本の店舗のお寿司よりも割高です。
このように日本食が恋しくなっても近くにない又は値段が割高等といった問題が生じます。
日本食を食べたくても中々食べることが出来ないという可能性は海外で勤務している以上、発生します。
デメリット4. 孤独や不安との戦い
次のデメリットとして「孤独や不安との戦い」が挙げられます。
異国の地で働くにあたって最初のうちは頼れる人が少ないこともあるかと思います。家族帯同でない場合はなおさらです。
「家族も友達もいない」、「警察は自分が外国人ということで事件に巻き込まれても守ってくれない」など挙げればキリがありません。
こうした精神的不安を乗り越えることが必要です。
デメリット5. 各国特有のリスク
次のデメリットとして「各国特有のリスク」が挙げられます。
▶例えば
アメリカ:銃撃事件、ホームレスによる強盗・殺人事件、薬物の蔓延
中国:新型コロナウイルス拡大による厳格なロックダウン
オーストラリア:大都市での薬物蔓延
タイ:タクシン派と反タクシン派にの対立に見られるような大規模デモ
このように海外には日本には無いリスクがそれぞれあります。
海外で働くということはこういった治安や政府の方針によるリスクと隣合わせということを理解する必要があります。
デメリット6. ビザ取得・更新の問題
6つ目のデメリットは「ビザ取得・更新の問題」です。
海外で働くためにはビザが必要です。
ビザには有効期限があり海外で働く際そういったビザの期限などについて考えながら生活する必要があります。またビザの取得に関しても基本的に手続きが大変です。
日本で働く際はこういったビザのことを考慮に入れることなく働き続けることが出来ます。
そのためビザの取得・更新といった問題は海外で勤務する際のデメリットとして挙げられます。
デメリット7. 家族関係の問題
最後に「家族関係の問題」がデメリットとして挙げられます。
具体的には家族や兄弟が何か重大な病気や事故に遭った際にすぐに駆けつけることが出来ないときがあります。
この点に関しては海外にいる以上、仕方がありません。
前編の締め
いかがでしたか。
今回は海外就職のメリット、デメリットについて説明しました。
まとめると以下の通りです。
ここまで海外就職にはスキル面の向上や金銭面等でメリットはあるもののデメリットが伴う可能性もあるということを書きました。
ここまで読まれた方で海外就職に興味があるもののどこから手を付けて良いか分からないという方もいるかと思います。まずはGJJ海外就職デスク(以下GJJ)に相談してみることがオススメです。
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次の記事は「海外就職のすすめ」後編ということでメリットとデメリットを踏まえ「なぜ海外就職をするべきなのか」について説明しています。以下の関連記事の欄からご確認ください。
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