不安定な株式市場でもタイ在住者に「長期積立投資」をおすすめする3つの理由

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こんにちは、ファイナンシャルアドバイザーの藤本です。タイ・マレーシア・日本にお住まいの方に向けて、日本でも海外でも出来る貯蓄・資産運用を紹介しています。

 

現在、世界的に株式市場は不安定な状況が続いていますが、こういった状況でも資産形成において「長期投資」は有効な手段であり、今すぐ始めた方が良い と言えます。

 

しかし「タイ在住中でも長期積立投資はできる?」「なぜ長期積立投資がいいの?短期投資との違いは?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。

 

この記事では長期投資の基礎知識から、不安定な株式市場でもタイ在住者に「長期積立投資」がおすすめな理由まで詳しく解説します。

*投資にあたっての最終判断はお客様ご自身の判断でお願いいたします。

 

 

 

長期投資と短期投資の違いは?

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まずは長期投資と短期投資の違いを見てみましょう。

 

長期投資と短期投資の違い

長期投資 短期投資
特徴 時間をかけてじっくり増やしていく 日々の価格変動をもとに購入・売却を繰り返し利益を得る
投資期間の目安 数年〜数十年 1日〜数週間
主な商品 投資信託、株式投資、債券など FX、株式投資、先物取引など

 

長期投資は安定した収益の獲得を目指し、短期投資では短期での大きな収益獲得を目指す、といったように、長期投資と短期投資では「目的」が大きく異なります。

 

長期投資と短期投資。それぞれどんな人におすすめ?

《長期投資がおすすめな人》
・投資経験のない人
・教育資金や老後の準備のために資産を増やしたい人
・投資にあまり時間をかけられない人

 

《短期投資がおすすめな人》
・投資の知識がある程度ある人
・短期で資産を増やしたい人
・投資に時間をかける余裕のある人

 

不安定な株式市場でも長期投資をおすすめする理由

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なぜ不安定な株式市場でも長期投資がおすすめなのか、その理由は主に3つあります。

 

・ドルコスト平均法によるリスク分散ができる
・長期的な成長が見込める
・海外市場への分散投資ができる

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

ドルコスト平均法によるリスク分散ができる

長期積立投資では、ドルコスト平均法を採用することで、株価の上下によるリスク分散ができます。

 

ドルコスト平均法とは、長期間にわたって一定金額を投資し続けることで、購入単価を平準化する方法です。

 

長期積立投資の画像

(画像引用:THEOお客さまサポート_ドルコスト平均法とはどのような手法ですか?

 

 

不安定な株式市場では、いつがベストな購入タイミングかはわかりません。

 

毎月一定の金額を投資することで、株価が下がった時には多くの株式を購入でき、株価が上がった時には少ない株式を購入でき、リスク分散につながるのです。

 

長期的な成長が見込める

株式市場は短期的には変動が激しく、不安定な状況が続くことがあります。

 

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(画像引用:myINDEX

 

上記のグラフにあるように、1929年の世界恐慌や2007年の世界金融危機のような、平均株価が大きく下落し、多くの投資家が大きな損失を受けたこともあります。

 

しかし、その後の数年間で徐々に回復し、長期的な視点では投資家にとって有益な結果をもたらしました。

 

株式市場は短期的には不安定であっても、過去の統計を見ると株式市場の成長率は平均7%程度とされており、長期的に見ると株式市場は成長しているのです。

 

長期積立投資を行うことでリスクを最小限に抑えつつ、安定的な資産形成につながるでしょう。

 

海外市場への分散投資ができる

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海外市場に分散投資することで、リスク分散ができます。

 

特に、先進国の企業が多く上場している米国市場への投資は、日本国内市場とは異なる投資機会があり、安定的な成長性が期待できるでしょう。

 

過去の市場の下落を参考に「どのような投資商品や分散投資が有効か」を検討したり、債券や不動産といった株式以外の投資商品を加えたりすることで、リスクを分散し、より安定した投資も可能です。

 

 

タイ在住者が長期投資するなら「投資信託」がおすすめ!

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タイ在住者には「投資信託」がおすすめです。

 

・複利効果でお金を増やしやすい
・分散投資でリスクを減らせる
・分配金を自動で再投資してくれる

 

それぞれの理由を詳しく説明します。

 

複利効果でお金を増やしやすい

複利とは運用益を翌月に再投資する方法で、利益が利益を生み、高い運用利益を生みやすい効果があります。

 

投資信託なら、運用で受け取った利益を運用に回すことでさらに大きなリターンを得る、「複利効果」を最大限に活かすことができるのです。

 

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(引用:FXを複利運用して効率的な投資をしよう!単利との違いやメリットを解説

 

分散投資でリスクを減らせる

長期投資は「将来どうなるのか」といった予想がしづらいぶん、利益が伸びないリスクにも備える必要があります。

 

投資信託なら、資金をさまざまな国(外貨)や商品に分散投資するので、損をするリスクを最小限に抑えることが可能です。

 

もしひとつの銘柄が大きく下落してしまっても、他の銘柄に投資しておけば、それらの価値の上昇によって損失をカバーできます。

 

長期×分散投資で、タイ在住中に将来の利益を着実に増やせるでしょう。

 

分配金を自動で再投資してくれる

複利効果を活かすことが、長期投資において重要です。

 

投資信託なら分配金を自動で再投資してくれる商品も多く、投資信託を買い付ける手間をかけなくて済みます。

 

自動で再投資してくれるので、分配金を使いたくなる欲を抑えつつ、タイ在住中でも着実に資産を増やしていけるでしょう。

 

 

まとめ

長期積立投資の画像

 

投資の深い知識がなくても長期積立投資はパッと気軽に始められ、短期投資と比べて安定した収益を狙えます。

 

タイ在住中の今、できるだけ早いタイミングから長期積立投資を始めて、将来の資産形成を行っていきましょう。

 

この記事を読んで、「長期積立投資に興味ある」「詳しく話を聞いてみたい」という人も多いのではないでしょうか。まずは、お金のプロであるファイナンシャルアドバイザーに相談しましょう。お気軽に問い合わせフォームまたは、以下の連絡先までご連絡ください!

 

ニーズに合った商品を紹介できるよう「目的は何か」「どれくらいの期間でいくら貯蓄したいのか」をお聞かせいただき、定期預金よりも少しだけ高い利率で運用したい方向けから、積極的に運用をしたい方まで幅広いニーズに答える商品を案内いたします。

 

この記事を書いた人

QUESTOR CAPITAL マネージャー
藤本弘之(Hiroyuki Fujimoto)

マレーシア在住の独立型ファイナンシャルアドバイザー。関西学院大学卒業後HRサービスを提供する企業へ入社し、企業の「人」に関しての将来設計を主として担当。現在はQuestor Capital Ltd.に所属しながら、主にマレーシア・タイ・日本に居住されている方を中心に金融機関の紹介だけでなく、契約から契約後の運用、ファンドの組み替え、入出金まで資産形成・資産運用に関わるすべてをサポート。現在4歳になる男の子のパパ。趣味はサウナとキャンプ。

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◆QUESTOR CAPITAL Ltd.
QUESTOR CAPITAL Ltd.(クエスターキャピタル社)は東南アジアで14年以上に渡り、海外で働く外国人向けのファイナンシャル・プランニングサービスを提供。日本人を含む様々な国籍の海外在住者1000名以上の方々の個人の資産形成・防衛に対するアドバイスを行う。オフィスはマレーシア、シンガポール、タイの3カ国にあり、タイオフィスはBTSプロンポン駅から徒歩5分以内にあるRSU Towerの10階。

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LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。