タイ生活の必須知識!日本と違うタイのコンビニ事情|支払い・軽食・SIMカードまで?

サワディーカー!LABタイ語学校です。

 

 

本日は、タイのコンビニ事情について紹介します。

 

 

 

【コンビニで使えるタイ語フレーズ】

 

ขอใบเสร็จด้วยค่ะ/ครับ

コー バイセット ドゥアイ カ/クラップ

(意味)レシートをください

 

ขอถุงด้วยค่ะ/ครับ

コー トゥン ドゥアイ カ/クラップ

(意味)袋に入れてください

 

 

タイのコンビニは、日本と同じくらい生活に密着しており、特に 7-Eleven(セブンイレブン)が街のあらゆる場所にあります。

旅行者にとっても、在住者にとっても”生活インフラ”といえるほど便利です。

 

タイの主なコンビニチェーン

7-Eleven(最大手)

 

  • 店舗数は全国1万3000店以上(世界最大級)。タイ国内ので最大手のチェーンです。

  • タイのコンビニ=セブンと言っても過言ではない存在。どこにでもある印象。

  • CP ALL(Charoen Pokphand Group:タイ最大の財閥)が運営しています。

 

CP ALL(Charoen Pokphand Group)

CP ALL(CPオール) は、タイの巨大財閥 Charoen Pokphand Group(CPグループ) が設立した子会社で、その小売・流通部門を担っています。CPオールはその中でも 7-Eleven フランチャイズ事業の中核企業で、7-Elevenブランドの店舗拡大、物販・フード供給・物流・デジタルサービスなどを実施しています。

CPオールは Seven & i からエリアライセンス(地域独占フランチャイズ権)を受けて、タイで7-Elevenを運営している形です。

 

Tops Daily

 

  • 都市部の住宅街・オフィス街に多いです。

  • 品揃えが多く安定しています。食品はもちろんのこと、日用品も多く取り揃えているので、スーパーに行かなくても「Tops Daily」で買い物が済むことも!

  • セントラルワールドなどで有名なCentralグループの子会社「Central Retail Corporation」がTops系列を運営しています。

 

Central Retail Corporation

タイの大手小売企業 Central Retail Corporation(セントラル・リテール) によって、Tops Dailyは運営されています。

Central Retail Corporationは、タイを代表する総合小売財閥「Central Group」の食品・日用品小売部門の子会社で、スーパー・食品売場・小型店舗の運営を担当しています。

かつて、FamilyMart(一部店舗)も Central Retail が運営していましたが、契約満了後に完全に Tops Daily に統合・転換されました。

 

Tops Dailyについて詳しく紹介している記事はこちらから読むことができます!→旅行者必見!タイの人気ミニスーパー「Tops Daily」が便利すぎる理由【お土産・日用品・カフェまで】

 

LAWSON 108

 

  • 店舗数はセブンイレブンやTops Dailyと比べ少ないですが、日系色が濃く残っているコンビニです。

  • 日本語表記が多く、また商品を見ても日本的なラインナップが多いです。

  • タイの企業である「Saha Group」と、ローソンによる合弁会社が運営しています。

 

Saha Lawson Co., Ltd.

Saha Lawson Co., Ltd.は、日本の Lawson のアジア向け持株会社(シンガポール拠点)が出資してできた「Lawson Asia Pacific Holdings(ローソン・アジアパシフィック)」とタイの大手消費財流通企業グループ「SAHA Group(サハ・グループ)」の合弁会社です。

この「Saha Lawson」が LAWSON108 ブランドの店舗運営を行っており、タイのコンビニ市場で日本スタイルの商品やサービスを提供しています。

 

タイのコンビニの特徴

🔥 ① イートイン設備(ホットスナック・ドリンク)が強い

  • ホットシェフコーナー:フライドチキンやソーセージ、春巻きなどといったホットスナックから、ホットサンドを焼いてもらえるサービスも!また、おでんなどもあり、日本の味が恋しくなったときには気軽にコンビニでおでんを楽しめるのも魅力です。

     

タイセブン名物・「ホットサンド」について紹介した記事はこちらから読むことができます!→【タイセブン】出来たてで食べられるホットサンドがおいしい!

 

(セブンイレブンのホットサンド・会計の際、店員さんにその場で焼いてもらえるので、焼きたてを食べることができます。写真は「エッグタルト」味です。味の種類も豊富でとても面白いです!)

 

(ローソンのおでん・自分で選んだ具材をレジに持っていき会計してもらう形です。日本の味が恋しくなった時に手軽に食べることができるのでとてもうれしいですよね!)

 

  • ドリンクメニューが豊富:カフェマシンで淹れるコーヒーが人気(安い&美味しい)です。また、日本ではカフェドリンクなどは機械でセルフで作ることが多いですが、タイではほとんどの場合、店員さんにドリンクを作ってもらえます。

 

日本以上に「軽食の店」としての役割が強いです。

 

🍞 ② コンビニスイーツ・パンが独自に進化

  • コンビニスイーツやパンは種類が豊富(甘い系が特に強い)で、特にTops Dailyでは「Arigato ありがとう」ブランドを確立しており、パンやドリンクを専門的に販売しているカフェゾーンがどの店舗にもあります。

 

(Tops Dailyのカフェコーナー・ドリンクメニューの横には焼きたてのパンが!すべてのTops Dailyに併設されているわけではありませんが、横にパンが置いてある店舗もあります。)

 

  • またコンビニでは、季節限定・コラボ商品が多いのもまた魅力のひとつです。セブンなどでは定期的にキャラクターコラボも!

セブンイレブンのキャラクターコラボに関する記事はこちらから読むことができます!→【来月まで!】タイのセブンイレブンのハローキティコラボが可愛い!❤️

 

📦 ③ 荷物サービスが超便利(Grabなどアプリと連携)

  • 電気代、水道代、携帯料金といった公共サービスの代金支払いが可能→ 「公共料金の支払い窓口」の役割も果たしています。

  • ShopeeやLazadaなどのオンラインショッピングで購入した商品の配送受け取りサービスも!

  • Grab Expressなどのアプリとも連携するコンビニが多いので、発送などにも便利です。

     

💊 ④ 医薬品・日用品は日本より幅広い

  • 頭痛薬・花粉症薬・胃腸薬などが手軽に買うことができます。(ただし強い薬は薬局のみの取り扱いです)

  • 虫よけや日焼け止め、汗ふきシートなど、観光客向けアイテムも多いので、旅行の際に忘れ物があっても安心です。

 

💳 ⑤ 支払い手段が豊富 & キャッシュレスが普及

  • PromptPay(タイ全国QR決済)

  • LINE Pay / TrueMoney Wallet

  • クレジットカード(セブンイレブンでは200バーツ以上の買い物でない限りカードが使えないので注意が必要です。)

  • 現金(少額紙幣だとなお良いです。)

 

(豆知識)タイのコンビニではSIMが買える?

① どのコンビニで買える?

タイでは以下のチェーンで、プリペイドSIMカードを発売しています。

 

■ よく売っている

  • 7-Eleven(最も多い)
    AIS・True・DTAC の3キャリア+旅行者向けパッケージ

  • CJ Express
    TrueやAISのプリペイドが中心

  • Tops daily

  • Lotus’s go fresh

 

取り扱いが少ないコンビニもあるので注意が必要です。

 

② なぜコンビニで簡単に買えるの?

タイでは、プリペイドSIMの普及率が非常に高いため、携帯キャリアはコンビニを重要な販売チャネルとして扱っています。

また、観光客が多い国なので、

  • 旅行者向けタイランドSIM

  • データ無制限パッケージ

 

(AISの旅行者向けe-sim。AISの店舗へ行く必要がなく、セブンイレブンをはじめとするコンビニで設定ができます。)

 

などの “即使える商品”が求められています。

さらに、タイ政府は、購入時にSIM登録(身分証登録)を義務化しているため、コンビニスタッフがその場で登録作業を担当します。

 

③ 実際の購入方法(7-Elevenの場合)

手順はとても簡単です。

 

1️⃣ SIMカードをレジで見せる

SIMカードはレジ横に吊るしてあることが多いです。欲しいパッケージを取ってレジに行きましょう。

 

2️⃣ パスポートを提示

外国人は、顔写真ページの提示が必須(法律で登録が義務)です。外国人の場合、いかなる場合であってもパスポートが必須なので、パスポートを忘れずに持って行くようにしましょう。

 

3️⃣ 店員がスマホで登録・開通

コンビニの店員さんが、

 

  • SIM番号の登録

  • パスポート写真を撮影

  • 顔認証

 

まで、すべて行ってくれます。登録が完了すると、5〜10分で自動的に通信が使えるようになります。

 

4️⃣ その場で動作確認

店員が「ネットが開けるか」をチェックしてくれます。これで設定が全て完了です。

 

④ 旅行者向けのパッケージが買える

タイのコンビニでは、観光客がよく訪れることもあり、観光客向けの特別SIMがよく売れています。

 

  • AIS Traveller SIM

  • True Tourist SIM

  • DTAC Happy Tourist

 

などです。

 

⑤ トップアップ(チャージ)もコンビニでできる

旅行者・長期滞在者共通でとても便利なサービスです。

 

■ チャージ方法

  • レジで「Top up AIS(またはTrue・DTAC)」を伝えます。

  • 金額(20〜1000THB)を伝えます。

  • レシートに書かれたコード or 自動反映でチャージ完了

 

もしくは

  • TrueMoney

  • ShopeePay

  • Rabbit LINE Pay
    などでのQR決済チャージも可能です。

 

最後に

今回は、タイのコンビニ事情について紹介しました。

タイのコンビニは、ただ商品を買うことができるだけでなく、ホットスナックやドリンクなどが充実していたり、配送サービスなども充実していて利便性がとても高いことがわかりました。特に、長期滞在者などにとってはとても便利なサービスが多いです。

 

また、もし旅行で訪れる際は、いろんなコンビニを巡ってみたらとても楽しいのではないでしょうか!✨

 

【店員さんがよく使うタイ語フレーズ】

 

เอาถุงไหมคะ/ครับ

アオ トゥン マイ カ/クラップ

(意味)袋はいりますか?

 

อุ่นไหมคะ/ครับ
ウン マイ カ/クラップ

(意味)温めますか?

 

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。