日本でソムタムをつくってみた。

タイといえばソムタム。ナンプラーの味にパパイヤのシャキシャキ食感、唐辛子の辛さ、ライムの酸味、そしてココナッツシュガーの甘さ。みなさんもタイのレストランで一度は試したことはあるのではないでしょうか。

 

1日本でソムタムを作りたい。

今回、筆者はコロナの影響でしばらくタイに渡航できておらず、タイ料理の味が恋しくなっていたので日本で揃えられる食材でソムタムを作ってみました。

青パパイヤとココナッツシュガーはタイの食材を扱っている専門店でないと見つかりませんでしたが、それ以外の食材はイオンで揃えることができました。

 

2ソムタムの材料。

まずはソムタムを作るための材料としては、

唐辛子、1つから5つ(二つから相当辛いです。タイ人は5つもいれます笑)

ニンニク、2片

ココナッツシュガー、大さじ1

炒ったピーナッツ、適量

ライム、半分

干し海老(なくてもよい)、適量

トマト、2つ

ナンプラー、おおさじ1.5

青パパイヤ(熟していないもの)1つ

が必要となります。

(今回はスペースを確保するために普通の机で作りました、汚くてすみません)

意外と材料が多いと思われた方もいるかもしれません。しかし、ソムタムの辛さ、酸味、そして甘さのような複雑な味を出すためにはこれらの材料が必要となります。

 

3ソムタムの作り方。

筆者は料理が得意ではないですが、ソムタムを作るにあたって、ラインでタイ人に直接アドバイスを受けました。調理過程はあまり綺麗ではないですが、以下の方法で美味しく仕上がりました。

 

、本来は臼のようなものに唐辛子とニンニクをいれて、棒ですりつぶしていきます。しかし、今回は手に入らなかったので、ビニール袋に唐辛子二本とニンニクをいれて、包丁の反対の部分で叩いてすりつぶしていきます。(唐辛子は二本でもかなり辛いので、辛いのが苦手な人は唐辛子は一本にしましょう。)

、あと市販のピーナッツを唐辛子とニンニクとおなじようにビニール袋かサランラップにつつんで、包丁の反対の方で叩いて砕いていきます。

、1と2の過程で砕いた唐辛子、ニンニク、そしてピーナッツをボールにいれ、ココナッツシュガーを大さじ1、ナンプラーを大さじ1.5いれます。(実はタイでも味の好みによって入れる量が異なるようです。)

、ライムを半分しぼって、汁をかけ、よくかき混ぜます。

、青パパイヤの皮を剥きます。

6、包丁でパパイヤをたたくようにして、縦に何本も切れ目を入れ、これを削ぐように手前から奥に向かって包丁を動かしていきます。

7、パパイヤが十分にボールにたまったら、トマト二つ分を切ってボールのなかに入れ、よく混ぜましょう。

、味見をして、良いと思ったらお皿に盛り付けましょう。

 

4ソムタムの楽しみ方。

ソムタムの味に関しては、辛さを好んだり、酸味を好んだり、甘さを好む人もいるので、タイの家庭によっては調味料の量は異なります。

辛いのが好きな人は唐辛子を5つ入れたり、甘さを好む人はココナッツシュガーを多めにいれます。

また、もち米をソムタムと一緒に食べる方法もあります。タイの屋台や家庭で提供されるソムタムは非常に辛いことが多いので、辛さを落ち着かせるのにちょうどよいです。

今回、唐辛子を二つ入れたらかなり辛かったので、ご飯といっしょに美味しくいただきました。

 

5ソムタムのタイ語での注文方法。

皆さんはタイの屋台でソムタムを注文することがあるかとかとおもいます。

筆者がタイに最初に来たときはまったくタイ語ができず、注文に苦労しました。

以下の表現を使えばソムタムを注文できるかと思います。

 

日本語で、「ソムタムを一皿いただけますか。辛さ控えめで」という意味になります。

ポム(チャン) コー ソムタム ヌン ジャーン ペッ ニックノイ クラップ(カッ)

ผมขอส้มตำหนึ่งจานเผ็ดนิดหน่อยครับ

ポムとチャンは私を意味します。ポムは男性、チャンは女性が使います。

コーขอ)は〜がほしい」という意味があります。

「コー (〜がほしい」のあとにソムタムなどの料理名、そのあとに数、皿の形の単語を並べます。「コー(〜がほしい)」のあとの料理名は自由に変えれるので、ソムタム以外の料理に置き換えることが可能です。

ヌンหนึ่ง)は「」を意味します。

ジャーンจาน)は「一般的な平らな皿」を意味します。

ペッเผ็ด)は「辛い」を意味します。

ニックノイนิดหน่อย)は「少し」を意味します。

 

ソムタムから少し離れてしまいますが、

「コー(〜がほしい)」のあとの料理名は自由に変えれるので、ソムタム以外の料理に置き換えることも可能です。

例えば、

カオマンガイ ข้าวมันไก่

パッドガプラゥ(ガパオ) ผัดกะเพรา

トムヤム ต้มยำ

ゲーンキィオゥワーン(グリーンカレー)แกงเขียวหวาน

ゲーンペッ(レッドカレー)แกงเผ็ด

などの料理名の単語を「コー(〜がほしい)」という言葉の後に、入れ、数量で1を意味する「ヌン」をつけ、そのあとに皿の形である「ジャーン」もしくは「チャーム」をつけ、そして、もしくは辛さ控えめの場合は「ペッ ニックノイ」を、もしくは辛さなしの場合は「マイ ペッ」をつけ、最後に「カップ(男性)」もしくは「カッ(女性)」をつけます。

(「チャームชาม」は丼の形の皿を意味します。カレーもしくはトムヤムを入れる皿として使われます)

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。