《タイ在住者向け》オフショア投資が向いている人の特徴と始め方

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こんにちは、ファイナンシャルアドバイザーの藤本です。タイ・マレーシア・日本にお住まいの方に向けて、日本でも海外でも出来る貯蓄・資産運用を紹介しています。

 

「オフショア投資」は、貯蓄や資産を増やしたい人にとって魅力的な選択肢です。

 

タイ在住者の皆さんに向けて、この記事では「オフショア投資」が向いている人の特徴や始め方について詳しく解説します。

 

利回りを参考に、実際どのくらい増えるのかのシミュレーションも載せていますので、ぜひ検討してみてくださいね。

 

*投資にあたっての最終判断はお客様ご自身の判断でお願いいたします。

 

 

 

オフショア投資とは?

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まずはじめに、オフショア投資とは何で、メリットは何かを説明します。

 

オフショア投資とは

オフショア投資とは、自分が住んでいる国以外の国に投資することを指します。

 

金融業界では、「オフショア=タックスヘイブンと呼ばれる租税回避地のこと」を指すことが多く、代表的なオフショアにはイギリス領マン島、ケイマン諸島、ヴァージン諸島や、スイス、ルクセンブルク、シンガポール、香港、パナマ共和国などがあります。

 

私が扱う保険会社や銀行もマン島やケイマン諸島に拠点を置いているものが多いです。

 

オフショア投資の投資商品は種類が豊富で、元本保証にも関わらず日本よりもはるかに高い利回りで運用できる商品や、月々数万円から始められる積立型の商品など、ニーズに合った商品が選べることから人気を集めています。

 

オフショア投資のメリット

【1】オフショア投資の最大のメリット「タックスメリット」
一部の国々には、比較的低い税率や税制度があり、それらの国で運用することで税負担の軽減が可能です。長期間の運用をする場合は、複利効果を最大限に活かすこともできます。

 

日本と異なる税制の国(マレーシア・タイなど)では、オフショアで得た運用益に対して一切の課税をしないため、運用中だけでなく、運用後に資金を国に戻した場合も一切の課税対象にならない点も大きなメリットでしょう。

 

ただし、日本国内で得た所得は原則日本の税制度が適用されるため、オフショア投資で得た所得に対して日本の税制度が適用される場合があることに注意が必要です。

 

【2】リスク分散できる
日本国内だけでなく、異なる政治・経済環境にある海外市場に投資することで、ある国・企業の価値が急激に落ちてしまい大きな損が出たとしても、他の国・企業の価値の上昇によって、損を最小限に抑えることが可能です。

 

また、海外市場における成長分野にも投資することができるため、リターンの向上を狙うことができます。

 

メリットも多くある一方で、オフショア投資には政治的な不安定や通貨リスクといったリスクもあります。

 

そのため、オフショア投資を行う際には事前に十分な情報収集を行い、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

 

 

 

オフショア投資が向いている人とは?

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ここまで、オフショア投資について説明してきました。

 

「オフショア投資は私でもできるの?」「資産のある人にしかオフショア投資はできないのでは?」といった疑問をお持ちの方もいるかと思います。

 

ここでは「オフショア投資」がどのような人に向いているのか、みていきましょう。

 

「オフショア投資」はどんな人が向いているの?

このような人に「オフショア投資」が向いています。

 

・毎月少しづつでも、貯蓄していきたい人
・教育資金や老後資金など、今後必要になるお金を効率的に準備したい人
・税金の節約や最適化を図りたい人
・リスク分散して、リスクを最小限に抑えたい人

 

20代〜オフショア投資をしている人も

「オフショア投資」に対して、高い資産を持つ富裕層が行っているイメージを持つ方もいるでしょう。

 

しかし、最近では20代後半〜30代の多くの方がオフショア投資を行っています。

 

今までは、なかなか手に入りづらかったオフショア投資に関する情報が、インターネットやSNSの普及により手軽に情報が手に入るようになったことで、広く知られるようになったことも影響しているでしょう。

 

さまざまな「不安」からオフショア投資を行う人が増えた

賃金がなかなか増えない状況やこどもの進学や老後といった将来への不安、物価の上昇や日本円への不安など、さまざまな「不安」により、「日本以外の国へ資産を逃したい」「効率的に貯蓄を増やしたい」といった方も増えたようです。

 

税金や物価上昇によるに日用品や光熱費が上昇するなかで、自分の生活費だけでなく、教育費や医療費など今後必要になるお金を準備するのは、なかなか大変です。

 

こういったさまざまな「不安」から、銀行貯蓄や国内の保険商品よりも効率的に資産を増やせる「オフショア投資」を始める方が増えたと言えます。

 

オフショア投資の始め方と運用方法

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オフショア投資を始めるとき、具体的に何をどうすればいいのでしょうか。

 

オフショア投資を始める流れや運用方法、利回りについて解説します。

 

オフショア投資をはじめるには

「オフショア投資」は日本に住んでいても、外国に住んでいても行えます。

 

運用開始までの流れは以下の通りです。

 

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オフショア投資は海外の金融仲介業(IFA)*を通して始めることができ、申請から運用スタートまでの期間は、審査を含め最短で1週間程度です。

 

申請時には、パスポートや住所証明などの身分証明書や、運用金額によっては資産証明(源泉徴収・相続証明)などの書類も必要となります。

 

開設後は、投資信託や株式、不動産投資信託などの投資先を選び、投資を行います。

 

《注意点》
・​日本に住んでいる方もオフショア投資を行うことができますが、日本国内での販売は禁止されているため、自己責任で海外の投資会社を通じて行う必要があります。
・税金の取り扱いやリスク管理などについても注意が必要です。

 

*金融仲介業(IFA)とは、金融商品やサービスに関するアドバイスを提供する企業や個人のことを指します。海外のIFAは、投資家が国内だけでなく海外市場に投資することができるよう、世界中の投資先を調査や、最適な投資先を選択するためサポートを行います。

 

オフショア投資の運用方法と利回りの目安

◆オフショア投資の運用方法
基本的に国内投資と同様で、オフショア投資で運用する場合でも投資先の市況や投資目的に合わせて投資信託や株式、不動産投資信託などの投資商品を選択し、投資を行います。

 

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(引用:ORUQUE

 

投資先の残高はオンライン上の銀行口座で確認でき、資金の移動は銀行を通して海外送金やクレジットカードを利用して行います。

 

担当のファイナンシャルアドバイザーに依頼すれば、「資金を一部引き出したい」「現在のポートフォリオから変更したい」「運用額を増額したい」といった要望や相談も可能です。

 

弊社では、お客様の代わりに3ヶ月ごとに現状のポートフォリオ一覧をまとめてお渡しいております。また、ご希望があれば運用結果をもとに打ち合わせし、状況の共有や見直しを行っております。

 

◆どのくらいの利回りなのか
投資商品や世界の情勢によって利回りは異なりますが、年間8%以上の利回りを見込むことができます。

 

オフショア投資

(引用:ORUQUE

 

・2007~2021の15年:S&P500の平均利回り8.41%
・2012〜2021の10年:S&P500の平均利回り14.23%

 

運用期間や運用金額、運用目的によって、ポートフォリオの組み方は異なるため、人や企業によって運用利回りは異なります。

 

まとめ

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「将来のために、もっと効率的に資産を増やしたい」「日本円以外の外貨で運用したい」といった方にオフショア投資がおすすめです。

 

オフショア投資には多くのメリットがある一方、初めての方には難しい税制の知識や運用知識も必要となるため、知識や実績のもつ専門家やファイナンシャルアドバイザーなどに相談しながら始めましょう。

 

この記事を読んで、「貯蓄に興味がある」「詳しく話を聞いてみたい」という人も多いのではないでしょうか。まずは、お金のプロであるファイナンシャルアドバイザーに相談しましょう。お気軽に問い合わせフォームまたは、以下の連絡先までご連絡ください!

 

ニーズに合った商品を紹介できるよう「目的は何か」「どれくらいの期間でいくら貯蓄したいのか」をお聞かせいただき、定期預金よりも少しだけ高い利率で運用したい方向けから、積極的に運用をしたい方まで幅広いニーズに答える商品を案内いたします。

 

この記事を書いた人

QUESTOR CAPITAL マネージャー
藤本弘之(Hiroyuki Fujimoto)

マレーシア在住の独立型ファイナンシャルアドバイザー。関西学院大学卒業後HRサービスを提供する企業へ入社し、企業の「人」に関しての将来設計を主として担当。現在はQuestor Capital Ltd.に所属しながら、主にマレーシア・タイ・日本に居住されている方を中心に金融機関の紹介だけでなく、契約から契約後の運用、ファンドの組み替え、入出金まで資産形成・資産運用に関わるすべてをサポート。現在4歳になる男の子のパパ。趣味はサウナとキャンプ。

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◆QUESTOR CAPITAL Ltd.
QUESTOR CAPITAL Ltd.(クエスターキャピタル社)は東南アジアで14年以上に渡り、海外で働く外国人向けのファイナンシャル・プランニングサービスを提供。日本人を含む様々な国籍の海外在住者1000名以上の方々の個人の資産形成・防衛に対するアドバイスを行う。オフィスはマレーシア、シンガポール、タイの3カ国にあり、タイオフィスはBTSプロンポン駅から徒歩5分以内にあるRSU Towerの10階。

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LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。