アジアトップレベル!?タイ(主にバンコク)の医療事情についてをご紹介!
サワディーカー!
LABタイ語学校です!
皆さんは「タイの医療」についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
日本よりも医療レベルが低いイメージや逆に医療レベルが高いイメージを持っている方など、様々なイメージをお持ちだと思います。
実際、タイの医療レべルは高いと言う事ができます。
理由は本文にて説明してします!
それでは今回は、タイ(主にバンコク)の医療レベル、医療事情についてご紹介していきます。
*こちらのページに記載の情報は2020年3月現在のものです。変更される可能性があります。
1. タイの医療レベルについて
結論から述べますと、タイの医療レベルはアジアトップレベルだと言うことができます。
なぜかというと「JCI認定」に認定された病院数が世界74ヵ国中タイは、トップ5(2019年7月時点)にランクインしているからです。
東アジアと東南アジアのみだと中国に次いで2番目です。
ちなみに「JCI認定」とは一体なんのことなのかというと、、、
JCIとは何か:1998年に設立 された国際非営利団体 Joint Commission International の略称JCIである.本部はシカゴにあり,ミラノ,ド バイ,シンガポールに支部がある.世界中どこでも通 用する基準や指標をもとにした,「患者安全」「感染 管理」「医療の質」などに対する審査の妥当性や有効 性が高く評価され,これまでに世界50カ国450の医療 施設がJCIの認証を取得している。(引用元は2012年頃の記事)
引用元:埼玉医科大学雑誌 第 39 巻 第 2 号 http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol39/02/jsms39_138_139.pdf
なので、JCI認定されている病院数が多い国=医療レベルが高い、と考えることができます。
JCI認定されているタイの病院数は、JCI認定 取得状況 (九州医事研究会調べ )によると2019年7月の時点で67施設となっています。
日本は28施設であり、日本と比べてもタイの医療は同レベルもしくは日本よりも高いレベルとも言えます。
2. 公立病院について
タイ(主にバンコク)の公立病院では安い費用で高いレベルの医療を受けることができます。
しかし、年間予算が不十分なため、薬などの使用に制約がかかってしまっています。
また、公立病院には連日タイ人患者で溢れかえっています。
よって医師の数も不足しており、患者1人当たりにかける時間が十分はない状況にもなっています。
英語については、医師は話すことができる場合が多いのですが、スタッフや看護師がタイ語しかできない場合が多くタイ語のできない外国人は手続きなどで苦労します。
上記のことから、もしも日本人の方が公立病院の利用を検討している場合は、安い費用で高い医療レベルの治療を受けることができるという点を考慮しても、あまりおすすめできません。
代表的な公立病院
- Siriraj Hospital(シリラート病院)
公式HP:https://www2.si.mahidol.ac.th/en/
「タイの医療の父」と呼ばれるソンクラーナカリンが生前、医学の教鞭を取っていた病院として知られ、タイ国内最大最古の病院である。また、敷地面積は東南アジア最大とも言われている。
凶悪犯罪者のミイラやホルマリン漬けされた「死体博物館」が病院敷地内に存在する。
タイ国王・プーミポンことラーマ9世が2009年に入院し、2016年10月13日に88歳で崩御した病院でもある。引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/シリラート病院
- Chulalongkorn Hospital(チュラロンコン病院)
公式HP:https://www.thaimedicalvacation.com/chulalongkorn-hospital-bangkok/
チュラロンコン王記念病院は、タイのバンコクにある公立および第三次紹介病院です。タイ赤十字協会によって運営されており、医学部、チュラロンコン大学、およびスリサヴァリンディラタイ赤十字看護研究所の教育病院として機能しています。
引用:Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/King_Chulalongkorn_Memorial_Hospital
- Ratchathew hospital(ラーチャウィティ病院)
公式HP:https://www.rajavithi.go.th/
タイのバンコクにあるラチャテーウィー地区にある大規模な公立病院です。 1951年に女性病院として設立され、公衆衛生省の医療部が運営しています。入院患者数は1,200床で、タイ最大の病院の1つです。ランシット大学医学部の教育病院として機能しています。
引用:Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Rajavithi_Hospital
3. 私立病院について
タイの私立病院は主にバンコクに集中しており、医療レベルに関してはかなり高いレベルです。
日本と比べても遜色のない設備を取り揃えている病院もあります。
また、タイの私立病院は株式会社として運営されているヘルスケア企業という形であり、タイ証券市場の主要銘柄になっている病院もあります。
なので、治療費等は各病院ごとに独自に決めているため、日本と比べても安くない料金を取られることがあります。
もしも日本人の方が私立病院の利用を検討している場合、高いレベルの医療を安くない料金でうけることになりますが、病院によっては日本語対応が可能であったり素晴らしいサービスを受けれるという点からおすすめです。
代表的な私立病院
- Bumrungrad International Hospital(バムルンラード病院)
公式HP:https://www.bumrungrad.com/jp/
タイのバンコク・ワッタナー区にある病院である。東南アジアで最大規模の病院のひとつであり、タイの株式市場へ上場している株式会社によって運営されている。バムルンラード病院とも呼称される。 設立は1980年。500以上の病床、20以上の専門センター、700人以上の看護師、900人以上の医師を擁し、1日に最大3500人の外来患者を受け入れることができる(2007年時点。なお、病床600、外来受け入れ6000人を目指し改装中)。医師には、外国の医師免許を持つものも多く、例えば、アメリカの免許を持つものは約200人である。
引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/バムルンラート病院
- Bangkok Hospital(バンコク病院グループ)
公式HP:https://www.bangkokhospital.com/en
バンコクのフワイクワーン区・ソーイ・スーンウィジャイにある病院。バンコクゼネラル病院とも。バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシーズのグループ企業である。
1972年2月26日に開業[1]。当時のベット数は100床、看護婦数は30名。現在は東南アジア地区において最も大きい私立病院の一つである。世界でも最先端の治療を提供する医療機関の一つであり、毎日2,500人を超える患者が来院する。80検査室、ベッド数は550床を超える[2]。病院には20を超える専門科がある。引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/バンコク病院
- Samitivej Hospital(サミティヴェート病院グループ)
公式HP:http://www.samitivej.co.th/
バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシーズが経営を行う私立グループ病院である。1979年にバンコク・ワッタナー区のトンロー地区 ( スクムウィット通り・ソイ49) に創設[1]。最新の医療機器を完備し、東南アジア地区において一流の私立病院である。バンコク都内東部スワンルワン区シーナカリン通りとチョンブリー県シーラーチャーにも分院があり、スワンナプーム国際空港に診療所がある。
引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/サミティウェート病院
4. 医療費用について
結論から述べると、タイは医療レベルが高いということもあり医療費は日本よりやや高めです。(特にバンコクの私立病院)
1度説明済みですが、タイでは私立病院の場合、医療費、治療費を各病院で独自に決めているため日本よりも高くなってしまう場合があります。
公立病院の場合、日本よりも割安な場合が多いですが通訳等の利便性の面から日本が利用するには適していません。
以下、医療費の例になります。
内容 | 医療費 |
救急車の利用 | 公営:無料
民営:7,200円~15,000円 |
初診料 | 3,000~4,500円 |
病院部屋代(1日当たり) | 個室:33,500円~40,100円
ICU:55,400円 |
骨折時の医療費 | 30,000円 |
虫垂炎手術の治療費 | 平均入院日数:3日
480,000円 |
(参考:価格.com保険 https://hoken.kakaku.com/insurance/travel/select/cost/thailand/)
5. 日本語対応が可能な病院について
タイのバンコクには日本語対応が可能な病院が複数あります。
診察なども日本語で対応をしてもらえるので、日本人の方であれば体調が悪い際は日本語対応が可能な病院へ行くことをお勧めします。
日本語対応が可能な病院について紹介している記事は以下です。
また、万が一の時に備えておくために保険の加入をオススメします。
タイで現地加入できる保険についての記事は以下です。
6. 最後に
以上、今回はアジアトップレベル!?タイ(主にバンコク)の医療事情についてをご紹介しました。
いかがだったでしょか?
タイは医療レベルが高いので、もしも急な怪我や病気になってしまった場合でも安心して治療を受けることができます。
読んでいただきありがとうございました。
*こちらのページに記載の情報は2020年3月現在のものです。変更される可能性があります。
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