タイ人の社内研修の第一歩、仕事の基本がわかる本【スースーピム(susu pim)】

「今度入社するタイ人に、まず簡単な仕事の基本を教えたい…」

そんな方にぜひおすすめしたいのは、「Susu pim(スースーピム)。」

 

東南アジアの企業向けに人材研修を行うAsian Identity Co., Ltdが制作しています。

 

 

 

1. Susu pimの魅力

 

この本の魅力はなんといっても、

一番大事なビジネススキルを漫画付きでわかりやすく学べることです。

この本ではタイムマネジメントや社会人として持つべき責任感など、仕事をする上で特に大事な部分をピックアップしています。

 

 

内容は”仕事でよくあるトラブルやミスと対策”で、漫画のストーリー形式で紹介しています。

しかも、日本語とタイ語の両方がありますので内容はしっかり確認することができます。

 

 

2. Susu pimはどんな本?

Susu pim(スース― ピム)は日本語で「がんばれ!ピム!」。

 

ピムは少しドジっ子のタイの会社の新入社員です。

彼女の様々な失敗を経験し、周りの人たちからアドバイスをもらって成長していくのがこの本のストーリーです。

ピムの失敗と成長を追体験するような形で仕事の基本を学んでいきます。

 

3. 主な登場人物

ピム

本作の主人公。

おっちょこちょいでよくミスをする新入社員

 

トン

ピムの同期で優秀な新入社員。

しかし周りに言えないが実は不安を抱えている。

 

リン先輩

タイ人でピムの三つ上の先輩。

仕事をそつなくこなし、ピムを助けてくれます。

 

レナマネージャー

シンガポール人でピムの上司。

よくシンガポールに出張しているが、ピムの仕事をしっかりチェックしてくれる。

 

ロス

ピムの取引先の担当者。

仕事に対して情熱があり、ピムの姿勢を評価している。

 

3. 各章のあらすじ

第1章: 本当のチームワーク

新入社員のピムは同期のトンの仕事を手伝った結果、そのことが自分のミスに繋がってしまう。

仕事におけるチームでの動き方の基本が解説されています。

 

第2章: 効率的な仕事の進め方って?

ピムは取引先から頼まれていた仕事が期限に間に合わず、取引先に迷惑をかけてしまう。

遅延なく仕事を進めるための基本が書かれています。

 

第3章: 「プロフェッショナル」って?

ピムが取引先にあらかじめ頼んだ仕事が実は完了していないことが発覚し、大問題を招く。

外部の企業と仕事をする上での基本が解説されています。

 

第4章: 「モチベーション」を上げるには?

失敗ばかりのピムは会社での自分の存在価値が分からなくなってしまう。

新入社員に起こりうるモチベーションの喪失時からの立ち直り方を解説されています。

 

第5章: 「カスタマーファースト」とは?

とある取引先との商談で、ピムは疑問や改善の必要性を感じるが、うまく伝えることができない。

社内社外で自分の提案を通すコツを解説しています。

 

第6章: 「アイデンティティ」って?

とある日、ピムは自分が会社で働く理由が見わからなくなってしまう。

長期のキャリア形成の基本が書かれています。

 

購入できる場所

プロンポン駅付近の紀伊国屋書店で購入することができます。

エムクオーティエの中にありますよ!

 

 

 

4. Asian Identity co., LTDに関して

アジアに特化したコンサルティングチームとして2014年からタイ・バンコクを中心に活動されている会社です。

東南アジアの企業向けにコンサルティング、ワークショップ、コーチングなど人材育成や組織変革プロジェクトを提供しています。

一つの地域として捉え同じ日本とタイの共通する部分があること、アジアに特化したマネジメントスタイルを重視しています。

公式サイトはこちら 

 

5. 最後に

いかがでしたか?

漫画で解説する本は近年増加していますが、エッセンスがわかりやすく伝わりますのでとても便利ですね!!

 

日本式の企業研修は、アジアやアフリカ会社の業績させることが研究でも分かっており大変効果的です。

JICAは主にアフリカやアジアのローカル企業に支援として行っています。

 

近々タイ人を雇う予定がある、最近雇ったばかりのタイ人があまり仕事の基本を理解していない。

そんなときは、ぜひこちらのSusu Pimを手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。