Identity Leadership Workshop 在タイ企業、マネジメント層向けセミナーをレポート

こんにちは!

特にマネージャーの方は、日々の仕事に対していくつか問題や悩みを抱えていると思います。

今回は、タイを拠点としてアジアで組織・人材コンサルティングを行われているAsian Identity社が開催されている、主にマネージャーの方向けのワークショップ”Identity Leadership Workshop”に参加致しましたのでご紹介させていただきます。

 

< “Identity Leadership Workshop”のポイント >

✓ 日タイ両方のマネージャーが参加でき、様々な悩みの改善に有効。

✓ 体験型ワークショップが多く、自分自身の特徴や強みを再認識できる。

✓ マネージャーとしての自分にとってより良いスタイルや数年後の自分のヴィジョンを考える。

 

 

1. 主要な対象層と悩み

 

<対象層>
在タイ企業のマネージャー、又は優れたリーダーシップを獲得したい方

<対象となる悩み>

自身のリーダーシップや、マネジメント、キャリア、ビジョンに関する悩み

  • 部下のマネジメントやコミュニケーションがうまく行かない。
  • 自分や企業の未来のビジョンが描けていない、部下に浸透していない。
  • リーダーとしての自分のあり方に問題を感じている。 等

 

”Leadership Workshop”ですので主な対象は、在タイ企業で部下をマネジメントする立場にある方が対象です。

もちろん、それ以外でもリーダーシップを身につけることに対して意識のある方であれば受けることも出来ます。

 

参加者ごとに抱える悩みはそれぞれ違ってきますが、参加者の方の様子を見ると、マネージャーの抱える幅広い悩みに対して改善の兆しが見えます。

 

 

 

2. ワークショップの到達目標

二日間で自分のアイデンティティを確認し、再確立する。

  • 自分のタイプや特徴を再確認し、自分の軸を確立する。
  • 自分の軸で自分自身や周りを導く指針を作る。
  • 今後達成したいビジョンと到達のための計画を描く。

 

「自分という存在について再確認し、自分の軸を再確立し、ビジョンを描く。」

これが二日間の大きな流れです。

 

*1 アイデンティティとは…自分が人生において大切にすること、価値観のこと。

*2 ビジョンとは…数年後の未来に実現したい自分や企業の姿のこと。

 

 

3. ワークショップの特徴

<Idenitity Leadership Workshopの主な特徴>

  • 日本人、タイ人それぞれに対して開催。
  • 異業種、多様な参加者構成になることが多い。
  • 体験型が多め。普段の生活に対する内省、知識のインプット後の実践がより行いやすい。
  • ワークショップ後の交流も。

 

日本人、タイ人それぞれに対して開催。

Identity Leadership Workshopは日本人タイ人それぞれに対して行われています。

タイ人マネージャーの成長も促すことができるというのは大きなポイントですね。

このワークショップを受けたタイ人の中には日本人マネージャーに勧められて…という方も少なくないのだとか。

 

多様な参加者構成になることが多い。

比較的に異業種かつ多様な参加者構成になることが多いようです。

私が参加させていただいたときには、タイ支社の社長さんや、タイの大学教授の方、タイで起業されている方などいらっしゃり、業種もほとんど被っていませんでした。

参加者同士で話し合うことの多いワークショップですので、異業種の方と交流することによる新しい発見も大きいと思います。

 

一方的なインプットよりも、体験型が多め。

全体的な比率として、体験型の時間が多めです。

何かの知識を教えていただくよりも、自分自身の特徴や価値観に自然に気がつくということが多く見られます。

また、インプットしたことを実践することでより深く身につけるということもあります。

 

ワークショップ後の交流も。

今までの参加者で集まり、ワークショップ後の自分について話す会も開かれています。

2日間の中では今後のビジョンを立てたり、自分の軸を再確立します。

しかし、こういったイベントでは、受けたあとにそのまま忘れてしまうこともありますのでこの機会は大変貴重ですね。

また、今年から日本人向けの開催がスタートし、続々と参加者が増えていますので交流を広げられる新たな場になるかもしれません。

 

4. 参加者の感想

2日間のワークショップの終了後、実際に参加者の方々から上がっていた感想を一部ご紹介します。

 

自分の個性やリーダーシップに関する感想

今までよりも、自分自身に対して肯定的に見られるようになりました。

このワークショップは、人それぞれの持つアイデンティティや個性を活かすという考えのもとに行われています。

例えば、「自分に対してネガティブで、自分は長所が少ないと思っている」方は、

自分の長所を今までよりも多く見つけ、自分らしいリーダーシップがどういうものかを知ることができるかもしれません。

 

自分と周りの人の性質や、価値観を考えた上で行動できるようになりました。

自分のリーダーシップをより発揮するためには「自分の行動の軸や性質を活かすこと」、「他のメンバーがどういう人間なのかを考えて動けること」が必要です。

自分自身に対して理解を深めていくことは他人を理解することにも繋がります。

「より良い自分のチームの関わり方、仕事の行い方がわかった。」という方も多くいらっしゃいました。

 

 

ビジョンに対する感想

自分や会社のビジョンが、今までよりも明確になりました。

自分のビジョンを立てることを、今までは避けていました。
しかし、今回は自分が本当に目指したいと思うビジョンを作ることができました。

普段は企業や自分のビジョンを考えるタイミングがない方はビジョンに対して深く考えられる機会になります。

特に、経営者以外の方はなかなか自分のビジョンを考える機会が少ない方も多いのではないでしょうか?

「自分はこの先、何を達成していくか?」という、普段は向き合いにくいテーマに真剣に向き合い、答えを出す絶好の機会になります。

考えたビジョンに対して納得感が高くなりやすいような工夫がされていることもポイントです。

 

 

<より詳しく理解できる、紹介動画はこちら>

 

5. 費用、お申込みについて

 

Identity Leadership Workshopは、日本人向け、タイ人向けそれぞれが定期的に開催されています。

ワークショップの内容や参加者の質も高いイベントですのでぜひ一度、検討してみてください。

 

今後の開催情報はAsian Identity社のこちらのイベントページをチェック

 

 

6. 最後に

いかがでしたか?

どのような会社にも必ず問題はありますし、マネージャーが多くの悩みを抱えているということも少なくないと思います。

大きな問題の解決の兆しが見えないという方は一度参加してみてはいかがでしょうか?

 

*こちらのページに記載の情報は2019年11月現在のものです。変更される可能性があります。

 

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