タイ全土8チームで活躍していましたが、度重なる怪我に悩まされ2017年11月に現役引退を決意。
その後タイリーグPattaya United FC(現Samut Prakan City FC)のオフィススタッフとして第2のサッカー人生を歩み始めました。Pattaya United FCではアカデミーコーチやトップチームの選手通訳も勤め、2019年にタイリーグAir Force Robinson FCの監督に就任し活躍しました。

＊現役引退後に木野村コーチがスタッフ、コーチ、監督として活動したクラブ
・Pattaya United FC
・Samut Prakan City FC
・Air Force Robinson FC

豊富なプロキャリアを持つ木野村コーチに10個の質問をしてみました!

⑥指導者を目指したきっかけは何でしょうか?
自分が今までサッカーに携わってきた中で得た経験を子供達や若い世代に伝えたい、還元したいと思ったからです。

⑦日本に帰らずタイに残って指導している理由は何でしょうか?
タイでプロ生活をスタートさせてもらった縁があり、タイに対して何か恩返しが出来ることを少しでもしたいなと思ったからです。 また日本に帰って指導することは日本語が通じるので簡単なことですが、タイでその国の言葉を使って指導してみたいなと思ったことも要因の一つです。 タイ人の子供達にポテンシャルを感じているからこそ、様々なことを伝えたいなと思っています。

⑧YUKI FOOTBALL ACADEMYでコーチをすることになったきっかけは何でしょうか?
大久保剛志という人柄や考えに共感するところがあり、立ち上げから一緒にやらせていただいています。また井上(YUKI FOOTBALL ACADEMYコーチ)も然り、3人共タイという国に対して何か足跡が残せたら良いなという考えがあり、それぞれが切磋琢磨しながら3人で1チームという形で常に本気の意見をぶつけ合いながら前に進んでいます。逆に立ち上げの時から苦楽を共にしているので、本当に色んな経験をさせてもらっています。2人に対しては頭が上がらないくらいとても感謝をしています。

⑨今、子供達に指導していて何か感じることはありますか?
子供達の成長スピードが本当に早くて驚いています。ただ逆に今までしっかりと教わってきていなくて、無知だからこそ吸収しているんだなとも感じています。今まで何を教わってきたんだろうと思ってしまっているし、子供達が本当にかわいそうだなと感じてしまっているというのも正直なところあります。止める蹴るという基礎技術のところに拘り自分達は指導しているので、先ずはその部分をしっかりと子供達に伝えていきたいですし、その上でサッカーを楽しんで大人になっても サッカーを続けて、とことんサッカーというスポーツを愛して欲しいと思っています。

⑩これからの目標や夢を教えてください
先ずはこのYUKI FOOTBALL ACADEMYをバンコク、タイ全土に認知させていきたいです。その為にはもっともっとタイ人の子供達にYUKI FOOTBALL ACADEMYの練習に参加してもらい、YUKI FOOTBALL ACADEMYの良さを肌で感じて欲しいです。 そして、いつかはまたタイのプロクラブで監督をしたいと思っています。 2019シーズン途中からAir Force Robinson FCで監督として練習から試合まで数試合任せてもらい手応えを感じていました。 タイ人選手のポテンシャルを感じていますし、今まで教えられてきていないから子供達と同じように成長速度も早く、常に貪欲で何かを少しでも吸収しようとする心意気が素晴らしいです。 だからこそ、もう一度トップカテゴリーの選手達に対して様々なことを伝えたいですし、プロクラブで監督をしたいなと思っています。勝てる自信は勿論あるから、その時が来るまで常に勉強です。