タイのコンビニで、タバコ、お土産、コスメを買おう
タイのコンビニといえばセブンイレブン。タイ全土のコンビニのうち、約90%がセブンイレブンだとか。あとの10%はファミリーマートとローソン。すべてのコンビニを覗いてみましたが、セブンイレブンがいちばん活気があるように感じます。店内に入った瞬間「サワディカー!」と元気よく挨拶されると、とてもいい気分になります。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿
1. コンビニの営業時間は24時間。お酒の販売時間にご注意!
タイのコンビニは24時間営業。ただし、日本と違うところは、お酒の販売時間のみ限られていること。11:00~14:00と17:00~24:00のみアルコール販売しています。この他にも、タイ仏教の祝日、選挙日など終日買えない日がありますので、気をつけましょう。
買えない時間帯のお酒の冷蔵庫コーナーは、幕のようなもので隠されているので一目瞭然です。一度、17:00ジャストに幕の隙間からビールを取り出し、レジに持っていったことがあります。すると「NO!」と言われ、スマホで時間を見せました。どうやら、レジで時間に細工がされているようで、1分ほど時刻が来るまで待ったことがあります。
2. コンビニでクレジットカード払いはできるのか
300バーツ以上であれば、カード払いはOK!といわれたことがあったので、公共料金の支払いの際にカードを出してみました。結果、カードは使うことはできませんでした。そう、水道代、電気代、wifiなど、公共料金はすべてコンビニで支払うことができます。
この他にも飛行機のチケット代、タイのアマゾンこと「LAZADA」の支払いなど、すべてコンビニ決済できます。が、これらは現金のみ、といわれました。「BigC」や「ロータス」など、大きなショッピングモールでは、クレジットカード払いは可能です。お店によって違うかもしれませんが、ご参考までに。
3. コンビニでタバコってどこに置いてあるの?
そう。誰もが最初は迷います。タバコはどこにも見当たらないからです。どうやらタイではタバコは身体に悪いものだから、隠して売っているようです(でも売っている)。ではどこに置いてあるのでしょうか。答えはレジの後ろ。見えないように隠しています。
一度は見たことがあるのではないでしょうか。パッケージ全体に刷り込まれているオドオドしい写真が載っているタイのタバコを。ひょっとしたら、あまりにも強烈なその写真を見せないために、隠しているのかもしれません。そして銘柄を指定して買います。最初はいろいろ試してみるとよいでしょう。
ちなみに価格は60~90バーツとかなり幅があります。余談ですが、タバコの価格はどこも同じというわけではありません。うちの近くの商店では、コンビニで60バーツのL&Mが64バーツです。タバコはコンビニ以外、スーパーマーケットでも売っており、こちらもコンビニ価格。やはり、レジ後ろで隠されて売っています。
4. コンビニでお土産を選ぶなら、断然、お菓子かタイ食材!
日本の感覚でいくとコンビニよりスーパーのほうが断然おトクという感覚がありますが、ここタイではあまり変わりません。もちろん総体的にスーパーのほうが安いのですが、中にはコンビニの方が安いものもあります。といっても、数10バーツ程度の差。であれば、お手軽であちこちにあるコンビニで買った方が、お金はともかく、時間の節約になるのではないでしょうか。
人気はお菓子。グリコのポッキーやプリッツは人気で、いつもいろんな味が発売されます。今年の新作はこのスイカ味。食べてみました。確かにスイカの味。だけどもそのあとスースーとした感覚が口のなかに広がります。なるほど!パッケージには「COOLING」の文字。チョコミントみたいな感覚です。この他にラープ(タイのスパイシーサラダ)味プリッツが大人気で、一度、20個ほど日本へ持ち帰ったことがあります。
この他にも、おすすめ食料品はいっぱいあります。
マンゴーが断然おすすめ。「ドライフルーツ」
謎の日本が書かれている、タイオリジナルの「おつまみ」
インスタントラーメン
ナンプラーやトムヤムクンなどのコンソメキューブなどの「タイ食材」
タイマッサージのあとで出されることが多い「ジンジャーティー」
いずれも、安くて、軽くて、タイの香りがして喜ばれると思います。
5. タイのコンビニは、コスメと日用品の宝庫。
ある日のこと。化粧水が切れたので、コンビニに探しに行きましたが売ってません。あちこちにある薬局にも売ってません。調べてみると、タイ人は化粧水というものをあまり使わないそうです。なぜなのか。タイは暑いので汗をかく頻度が多く、せっかく化粧水をつけてもすぐ流れてしまうからだとか。では、どんなスキンケアをしているのかといえば、乳液、いわゆるクリームや美容液でケアをしている人が多いようです。
基礎スキンケアの多くを占めるのが、美白。タイ人にとっては、日本の化粧品メーカーは憧れのようです。ニベアの化粧品が多くあるのはそのためなのでしょうか。
美容液やパック、BBクリームなど、1回限りのパッケージが充実しています。これはお土産にもおすすめです。これだけの品揃え。やはりタイ人がメインターゲットだと思うのです。想像するに、タイ人は宵越しのお金は持たないというか、貯蓄をする概念をあまりないようなので「よし!パックをするぞ!」と思いたっても「お金がないから今日の1回分だけでいいや」と思う人が多い。だから1回限りの、このラインナップなのではないでしょうか。
日本人感覚的にいうと、1回1回買うのはもったいないから、まとめて買っちゃおう!と、なるのですが、さすがアメージングタイランドです。これは、シャンプートリートメントや洗剤でもいえることで、小さくパッケージングされたものが多いです。
この他に自身で使うために、お土産として、おすすめコスメをご紹介。
↑ご存知、ユーカリ成分でできた花粉症にもいいと評判の鼻スースー「ヤードム」
↑各種天然成分でできた「石鹸」
↑注目の成分、ココナッツオイルの「化粧落とし」
↑タイブランド「SRICHAND」の「フェイスパウダー」
日本人にも愛用者が多く、清涼感半端ない、タイブランド「SNAKE」の「ボディパウダー」
6. タイのコンビニは楽しい!
お得商品紹介の立て看板が店頭に掲げていたり、セールコーナーがあったり、日本のコンビニとの違いを見つけたり、店によって商品も違ったり、タイのコンビニは、楽しみがいっぱい。クーラーも効いているし、ついついフラフラと長居してしまいます。
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