タイ国内で引っ越し!忘れずにしておきたい手続き一覧
サワディーカー!LABタイ語学校です。
タイの賃貸物件は家具家電付きが主流なので、日本と比較して引っ越しのハードルが低いです。
身の回りの物をまとめればすぐに次のお部屋に移り住む事ができますが、引っ越しの際の手続きは意外と多い…。
今回はタイ国内で引っ越しする際に忘れずにしておきたい手続きをまとめました。
มีโต๊ะว่างไหมคะ (お客さん)
ミー ト ワーン マイ カ?
空いているテーブルがありますか?
กี่ที่คะ/กี่คนครับ (店員さん)
ギー ティー カ?/ギー コン クラップ?
何人前ですか?/何名様ですか?
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タイでの引っ越しは簡単?
海外の引っ越しはなんだかハードルが高そうなイメージがありますが、実はタイでの引っ越しは意外と簡単。
その理由は大きく2つがあります。
- 大きな荷物の移動が少ない
- 少ない予算で引っ越しできる
大きな荷物の移動が少ない
タイの賃貸物件は家具家電付きのお部屋が主流。
その為、洋服や雑貨類など、身の回りの細々したものの移動だけで引っ越しが完結します。
もちろんタイに住み始めてから買い足した家具類はあるかもしれませんが、日本の引っ越しと比較すると大きな荷物の移動が極めて少なく、移動が身軽です。
少ない予算で引っ越しできる
日本では当たり前のように利用する引っ越し業者も、単身者であれば依頼する必要が無い場合も多いです。
前述の荷物が少ないに通ずる点でもありますが、引っ越し屋への依頼など、余計な費用がかからない分、低予算で引っ越しできます。
Grabタクシーや、LalaMoveなど配車トラックサービス、社用車などで、引っ越しが簡単にできる場合も多いかと思います。
敷金返金は要注意
日本の場合だと契約時に敷金や礼金などで数十万円のお金が必要になりますが、タイの場合はデポジットのみ。
住居におけるデポジットの相場は大体家賃2か月分が相場ですので、日本と比較して初期費用が安くなる場合が多いです。
デポジットは退去時にお部屋の修理や清掃に充てた費用を差し引きした額が戻ってきます。
ただし、タイでコンドミニアムに住む場合、オーナーの考え方・人柄・性格次第で返金額にかなり影響します。
コロナで家賃相場が大幅に下がった為に、特にトラブルが多くなったと管理会社から聞きました。交渉して安く借りたが為に、敷金返金時は厳しく見られるというケースもあるようです。
日頃からオーナーと良好な関係を気付き、退去チェック時に、清掃まで完了済・動作チェック実施して問題ない事を確認した上で、交渉するとスムーズです。
ダメージ等がある場合、修繕はローカル価格では無く、正規業者での修繕見積価格となる場合(見積が高く感じる)もあり、意外と減額が大きくなる場合がある事は知っておいたほうが良いでしょう。
ペットや小さなお子様がいる場合、特にトラブルになりやすいと聞きます。アパートのように修繕体制や減額ルールが決まっている物件であれば、まだ良いですが、
コンドミニアムの場合、敷金以上の金額を請求されたり、減額対象が多くなり敷金がほとんど返ってこないケースもあるようです。
自分でもできる?タイでの引っ越し方法
前述の通り、タイでの引っ越しはとっても身軽。
単身者であれば自家用車やGrabを利用して自力で引っ越しする方も多いです。
しかしお子様の居るご家庭だと、やはりどうしても荷物が多くなりがち。
そんな場合は引っ越し業者やピックアップトラックで荷物を運搬してくれる業者などを利用する事も出来ます。
タイローカルの業者に頼むのは品質が心配…と感じる方は、日系の引っ越し業者がおすすめです。
この記事の下部でご紹介しているクラウドムービングでは、バンコク市内対応の日系引っ越し業者。
日本品質のサービスで、安心して大切な荷物を預ける事ができます。
引っ越しの際に忘れずにしておきたい手続き一覧
日本と比較すると手軽に進められる引っ越し業務。
パパッと引っ越してハイ、完了!ではなく、忘れてはならないのが各種手続きです。
えっ意外と多い! と思った方もいるかもしれません。
以下で、引っ越しの際に忘れずにしておきたい手続きを一覧でまとめました。
- TM30
- インターネットの解約/契約
- 在留届
- 住所変更
人によって過不足はあるかと思いますが、最低限必要な内容をまとめています。
各項目詳しく解説していきます。
TM30
TM30は入国管理法で定められた、外国人の居住報告に関する届け出です。
タイには「土地やアパートなど、住居の所有者は外国人を滞在させる場合に、外国人がタイに入国してから24時間以内にイミグレーションまたは警察署に報告をする義務がある」という法律があります。
TM30は基本的には物件のオーナーが責任を持つ届け出です。
しかし、オーナーがこれを怠っていた場合、自身のビザ延長時や90日レポート届出の際に上手く受理して貰えないケースがあります。
引っ越しの際は物件のオーナーにTM30の届け出を忘れずにお願いしましょう。
インターネットの移転契約
もともとお部屋に完備されていた場合や、共有インターネットをご利用の方は関係ありませんが、引っ越しの際にはインターネットの移転手続きを忘れずに行いましょう。
つい忘れてしまいがちなのですが、手続きを忘れてしまうと、引っ越し後も気が付かずに何度か費用を支払ってしまうという勿体ないことになる可能性もあります。
また、コンドミニアムの場合だとインターネットは自身で契約というパターンが多いです。
インターネットの契約自体は通信会社へ行けばすぐにできるのですが、モデムの設置は予約制となり、混雑状況によっては数週間待たされることも。
連絡の際に引っ越し先のネット契約をして、入居日にモデムを設置してもらうよう事前に手続きしておくことをおすすめします。
解約してから新規契約だと、新規契約費用を取られるケースもある為、移転手続きがお勧めです。
解約の場合、ルーターを持参しないと解約できない場合もある為、解約の際はルーターや配線等を持っていくのがお勧めです。
在留届
日本大使館の在留届の更新も忘れずに行いましょう。
住所変更の届け出はオンラインでも申請可能。
在留届の変更に伴い、在外選挙人名簿の登録内容の変更作業も必須です。
住所変更
最後は各種サービスの住所変更です。
思い当たるもので以下があります。
- 金融機関(銀行・証券会社・クレジットカード)
- ECサイト
- デリバリーアプリ
- 各種保険
- 運転免許証
- ポイントカードなど
自宅に明細やお知らせなどが届かない場合は住所変更も必要ないかなと思ってしまうのですが、特に金融機関は自身のお金にまつわる大切な書類を見落としてしまったり、新しいカードが届かなかったりなど、面倒な事になってしまう可能性もあるので、お忘れなく。
デリバリーアプリやECサイトも、住所変更を忘れたまま使用してしまうと、永遠に荷物が届かないという悲しい結果になってしまうのでご注意ください。
最後に
今回はタイでの引っ越し方法や、引っ越しの際に忘れずにしておきたい手続きについてご紹介しました。
一覧にしているので、引っ越しの際にチェックリスト的に活用して頂けると嬉しいです。
以下にタイでのお家トラブル対処法など、お役立ち情報もまとめていますので、 よければ併せてご覧ください。