タイ・南の島へショートトリップ。クラビから行く秘島・海ツアー5選
タイ南部・クラビの西側に広がるアンダマン海は、象徴的ともいえる奇岩をはじめ、風光明媚な景色、透明度の高いことで知られています。シュノーケリングをして、点在する目的の島へ上陸してリラックスする時間は至福の時。これからご紹介するのは、ビーチ保全のためにパラセーリングやジェットスキー等のマリンスポーツが禁止されている海ばかり。これがクラビ周辺の海、島をゆっくりと満喫できる最大の魅力で、子供から大人まで愛されるゆえんではないでしょうか。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿。
จะพักที่โรงแรมหรือบังกะโลดี
ジャ パック ティー ローンレェーム ルー バンガロー ディー?
ホテルかバンガローで泊まっていいですか?
จากนี่เดินไปชายหาดไกลไหม
ジャーク ニー ドゥーン パイ チャーイハート グライ マイ?
ここからビーチまで歩いて行ったら、遠いですか?
”海やホテルで使える”のタイ語音声と動画はコチラ
1.子供から大人、クラビ初心者も楽しめる「4島ツアー」
タイ航空やクレジットカードのCMのロケ地として有名になった、ボダ島、タップ島、チキン島、プラナンビーチを巡るツアー。クラビ初心者、初めてシュノーケリングをする方におすすめです。その理由は、ボートに乗る時間が短い、ということ。
「えっ、それだけ?」と思うかもしれませんが、コレ意外に重要で、自然界に属している海は、その日によって表情が変わります。つまり、海は天候によって、コンディションがいい場合もあれば、荒れる場合もあります。ボートに乗りなれている人でも、乗船時間によって体調が悪化してしまうこともあるので、初めてのヒトにはこちらのツアーをおすすめ。
熟練のボートマンがその日最高のコンディションのシュノーケリングポイントを探し出してくれます。まずは、その風貌から名付けられたチキン島をボートから眺めつつ、その近くでシュノーケリング。ボートから直接シュノーケリングするので、その昇り降りが少し大変ですが、優しくサポートしてもらえます。
そしてボダ島、タップ島へ上陸。エメラルドグリーンの海を眺めながらの浜辺でランチ、シュノーケリング、お昼寝。最後に少しキワドイもの(体験者だけのお楽しみデス)が祀られている、クライマーの聖地、プラナンビーチへ寄ってから帰途へ。
【4島ツアー】
2.ディカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」で有名「ピピ島ツアー」
2000年、だからジャスト20年前に公開されたディカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」。実はアタシがピピ島とピピ島周辺シュノーケリングツアーに行ったのは、この映画の公開前です。もう、それは感動しました。海の透明度、神秘さ、美しさに。
近年は観光客が殺到したため、「ザ・ビーチ」のメインロケ地となったピピ・レ島のマヤベイは、現在上陸不可。いつ再開されるのか未定ですが、かなりの生態系が戻ってきているという情報もあり、待ち遠しい限りです。
その近くの透明度抜群のシュノーケリングポイントも圧巻です。世界の海を見たわけではありませんが、世界一の美しさを誇るシュノーケリンポイントだといえると思います。
ピピ・ドン島、バンブー島へは上陸可能なので立ち寄ります。ピピ島は一度体験するとハマってしまうヒトが多いといわれる島。ツアーで訪れて気に入ったら、ぜひ、ゆっくりとステイしていただきたいものです。
【ピピ島】
3. 独り占め感、ゆったりとした時間が味わえる「ホン諸島ツアー」
「部屋」という意味を持つホン島。国立公園に指定されており、シーカヤックポイントとしても人気。かつては、爽健美茶のコマーシャルでも使用され、モスグリーンの美しいラグーンが有名です。
「ホン諸島ツアー」では、ホン島のほか、パクビア島、ラディン島などにも上陸。白いパウダー状の砂浜、珍しい奇岩などを眺めながら、ビーチでのんびりとできるツアーです。このツアーの魅力は、何と言っても、ヒトの数が少ない事。
タイミングがよければ、ビーチ独り占めができるかもしれません。ビーチから珊瑚礁や魚群をシュノーケリングするもよし、ビーチの木陰でまったりするもよし。ゆっくりしたビーチを満喫したいなら、この「ホン諸島ツアー」です。
【ホン島】
4.ピピ島を越えた!?人気急上昇の穴場「ロック島&ハー島ツアー」
最近、クラビからのツアー催行されるようになったロック島へのツアー。その海の美しさは、今や、ピピ島を越えるほどといわれているほど。
環境保全に力を注いでいるクラビ周辺の島々のひとつで、シーズンは11月~5月に限定されているので、ご注意!位置的にはこの後ご紹介するランタ島から南へ30km。
今まではランタ島からのツアーしかありませんでしたが、人気が出て来たため、クラビからもツアーが出るようになりました。ただし、クラビからボートに乗ること約1時間半。
正直、この時間の乗船は、ボートが苦手な人にはかなりキツイかもしれません。が、この後に待ち構える、美しい海を体験するための貴重なアクセス時間だったのでは?と思うほどの素晴らしさです。
【ロック島】
5.ツアーはないが、クセになる、虜になる「ランタ島」
ランタ島へは、クラビからバスかフェリー(シーズン期間のみ)に乗り、約2~3時間かかるクラビから一番天国に近い島といえます。
こちらは、今までに挙げてきた海でシュノーケリングと秘島上陸を組み合わせたものではありません。勝手に独断でツアーに入れちゃいました。それほどおすすめしたい秘島なのです。
おすすめの一番の理由がサンセット。はっきり言って、このサンセットを見るためだけに、ランタ島を訪れるといっても過言ではありません。何もしない、ただ波の音だけに耳を澄まし、浜辺で意外なほど高度なテクニックを持つタイマッサージを受ける。
そして、ビーチサイドでシーフードを堪能し、同じくビーチを目の前にしたバーで、ほろ酔う。波音で目覚めた朝いちばんに海へ入り、シャワーを浴びてから、モーニングコーヒーで目を覚ます。こんな時間とココロの贅沢を味わうために、ランタ島へは、ぜひ、お泊まりで行ってほしいです。
【ランタ島】
6.南国の楽園を楽しむ玄関口でもあるクラビ
クラビ滞在もいいのですが、周辺には、それぞれに異なる顔を持つ魅惑の島々、海がいっぱい。ツアーといえば日本人がやっている「クラビさくらツアー(https://krabisakuratour.com/)」へ。クラビを知り尽くした井上由佳子さんが、貴方の希望するツアーへと誘ってくれます。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。