クラビで2021年の初日の出を見るならココ。おすすめサンライズ・スポット4選

サワディーカー！LABタイ語学校です。

あとわずかで、2020年も終わり。日本人にとっては、クリスマスよりも馴染深いのが、初日の出。ハッピーニューイヤーをクラビで迎えようとしている方もいらっしゃると思います。そこで、クラビで年末年始を過ごそうと考えていらっしゃる方に、おススメのサンライズスポットをご紹介。

〈目次〉

1.イチオシの初日の出スポット「クラビ川」

2.1000段以上の階段を昇り、山の上から初日の出を拝む「ワットタムスア寺院（タイガーケーブテンプル）」

3.「ライレイビーチ」に宿泊する者だけしか体験できない、海からのサンライズ「ライレイイーストビーチ」

4.カヌー遊びやシーフードで有名な「アオターレン」は、超穴場スポット

5.2021年元旦、クラビの初日の出は６時半頃

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

＜温泉・自然・癒し＞の関連記事

1.イチオシの初日の出スポット「クラビ川」

アタシは、2020年に引き続き、2021年もクラビ川で初日の出を見ようと思っています。数時間前の大晦日の夜には屋台が立ち並び、花火が上がり、カウントダウンも実施されます。コロナによる影響でバンコクではカウントダウンイベントは軒並みキャンセルになったという話ですが、今のところ（12月24日現在）クラビではカウントダウンの中止は報告されていません。

いつもこのカウントダウンイベントのひとつ花火を見て、翌日、早めに起き。初日の出を見るためにクラビ川へ出かけるのですが、朝起きられるのか!?という問題と葛藤しながらも、なぜか出かけてしまうほど気に入っています。今年の元旦には、日本からの顔見知り旅行者とこのクラ川でバッタリ会い挨拶を交わしました。なぜか、とても懐かしい気分。

タウン界隈のすぐそばにクラビ川は流れているので、タウンに宿泊予定の方は、徒歩で行けることも魅力のひとつ。いつも通りにジョギングやウォーキングするタイ人がいますが、その人数は少なく、ベンチがあちらこちらに設けられているので、日の出前後をゆったりと過ごすことができます。この時期の朝方は少し涼しいので、セブンイレブンの温かいコーヒーを買って、日が昇る瞬間を待つひとときがたまりません。

サンライズ終了後は、タウン内で、一定エリアで通行止め規制がされ、近くのお寺のお坊さまが列をなし、大規模な（クラビにしては）タンブン（寄付）が恒例となっています。地元感満載ですので、体験してみるのもいいと思います。

【クラビ川（Pak Nam krabi）】

2.1000段以上の階段を昇り、山の上から初日の出を拝む「ワットタムスア寺院（タイガーケーブテンプル）」

「ワットタムスア寺院」（通称：タイガーケーブテンプルは、クラビの名物観光スポットのひとつ。初日の出は毎年、いつもこのタイーゲーブから拝むという、日本からの毎年やってくる知り合いがいましたが、今年は寒い日本で年越しするのがツライなあ～と嘆いていらっしゃいました。

何度か、観光スポットとしてこのタイガーテンプルをご紹介したことがありますが、1231段の階段を昇りきったところに、写真のような金色の仏像がクラビ市内を一望するかのように鎮座しています。身近にある富士山（もちろん、それほど高くはないですが）といったところでしょうか。

何人かのグループで行くと必ずアタシは登らないというヒト、登ると宣言したのに脱落してしまうヒトが出てしまう、など、なかなかの難所ですが、ここへ行かなければクラビを訪れた気にならないと言うヒトもいるほど、根強い人気のスポットです。初日の出を見るためには早朝に出発しなければならないのですが、やはり高い所から見るサンライズは圧巻。早起き、体力、気力を持ち合わせているヒトにはおススメの初日の出スポットです。

【ワットタムスア寺院（wat thumsua）、通称：タイガーケーブテンプル）】

3.「ライレイビーチ」に宿泊する者だけしか体験できない、海からのサンライズ「ライレイイーストビーチ」

クライミングで有名な「ライレイビーチ」は陸の孤島のようなもので、地図上ではクラビタウンやアオナンからは地続きのように見えますが、とてつもない崖に覆われおり、道路が存在しません。したがって「ライレイビーチ」に上陸するためには、アオナンなどからボートに乗ることが必須条件。先日、バンコクから友人が来て、一緒にこのライレイビーチのホテルに泊まったのですが「本当にボートに乗らなければならないのね。信じられない」と絶句していました。

ただし、この隠れ家的ビーチは、行くだけの価値がある、魅惑的なスポットです。大きく分けると、プラナン、ライレイウエスト、ライレイイーストの3つのビーチがあり、これを総称して「ライレイビーチ」と呼んでおり、それぞれのビーチへ徒歩で行き来できます。透明感のある海、美しい白砂のビーチで泳ぐのに適したプラナンビーチ、ライレイウエストビートとは異なり、ライレイイーストビーチは、ボートの発着地点でもあり、桟橋もあるため、はっきり言って海自体は美しいとは言えません。

が、こちらの日の出がとにかく素晴らしい。高級リゾートホテルとして有名な「ラヤバティ」など、多くのホテルが立ち並ぶライレイウエストに宿泊していても、徒歩5分ほどで初日の出が見られる、ライレイイーストビーチへと行くことができます。クラビで水平線からの日の出を見ることができる、数少ないスポットです。

【ライレイビーチ（Raillay Beach)】

4.カヌー遊びやシーフードで有名な「アオターレン」は、超穴場スポット

マングローブや洞窟をくぐり抜けながら、大海原のような湾内をカヌーでめぐるツアーが人気のアオターレン。生け簀にある、イキのいいロブスターやイカの踊り喰いなどをリーズナブルな価格で味わえることでも、最近人気が急上昇。お洒落なコテージやプチホテル、カフェなどもあり、インスタ映えスポットとして、若いタイ人やファミリーを数多く見ます。

ただ、日の出を見ることができる、ということはあまり知られておらず、初日の出スポットとしては、穴場中の穴場です。おススメなのが、下記地図で示している「ターレンピア」、桟橋です。ここは昔ながらの、日本にもあるような懐かしさ漂う、漁村の雰囲気が魅力です。朝が早いタイ人がいるだけで、外国人、ましてや日本人に会うことは皆無。

船に乗る初日の出ツアーも以前はあったようですが、今はなくなってしまったようです。ただ、運がよければ、漁村に停泊中の船に乗せてくれるかもしれません。田舎のクラビの中でも、最も田舎の部類に入る場所であり、気の良さそうな、ボートマンを見つけて「ボートでサンライズを見たい」とお願いしてみるのも、テかもしれません。ただ、アオターレンまでのアクセスが良くないので、というか、ソンテウなど公共の乗り物がないので、アオナン辺りに宿泊しているヒトは、ホテルにクルマの手配などをお願いしてみましょう。