2023年: ロイクラトン祭り in バンコク : エキゾチック・ナイト
サワディーカップ!どうもLABタイ語学校です!
先日はタイの伝統的なお祭りに参加しました。その名も「ロイクラトン祭り」。
今回はその祭りの魅力についてお伝えしていこうと思います。
それでは早速どのようなお祭りなのかじっくり見ていきましょう!
▶この記事はこんな方にオススメ!
・タイのイベントに興味がある方
・タイをエンジョイしたい方
ロイクラトン祭りとは
ロイクラトン祭りは、タイの伝統的な祭りで、その美しさと心温まる雰囲気から世界中で愛されているイベントの一つです。
バンコクのみならず、タイ各地で行われます。
この祭りは主に陰暦12月(現代で言う10月又は11月)の満月の夜に開催され、参加者が手作りの灯篭を水面に流し、願い事を込めるという独特な儀式が行われます。
元々は、
- 農業収穫に感謝する
- 川の神様にお祈りする
- 自身を清める
行事だと言われています。
ロイクラトン(ลอยกระทง)
ロイクラトンの言葉自体が、「ロイ」が浮かぶ、「クラトン」がカゴを指し、これは竹でできた灯篭を指します。
実際は様々な種類の灯篭があり、素材も竹のみではありません。
祭り当日、人々は慎重に灯篭を作り上げ、その中にはろうそくや花で装飾され、しばしば神聖な雰囲気を持っています。これらの灯篭には、個々の希望や祈りが込められ、川や湖に流すことで、願いが叶うと信じられています。
大まかな流れ
当日になると、開催地付近では手作りの灯篭が売られています。夕方には既に多くの人で賑わっていました。
そして夜に灯篭を水に流す儀式が始まります。川や湖に浮かぶ数千もの灯篭が、静かな水面に映え、その美しい光景はまさに圧巻です。
満月が夜空に輝き、灯篭が幻想的な光を放ちながら、参加者たちは祈りを捧げ、感謝の気持ちを込めて灯篭を送り出します。
この祭りは、単なる儀式や行事だけでなく、地域社会の一体感や文化の豊かさを感じることができる貴重な機会でもあります。ロイクラトン祭りは、タイの伝統や信仰、そして自然との調和を象徴する素晴らしいイベントであり、参加者はその美しさと意義深さに感動することでしょう。
仏教文化においても重要?!
また、ロイクラトン祭りは、タイの仏教文化に根付いた重要な行事の一つでもあります。
新たな始まりを迎える象徴的な儀式とも言えます。仏教の教えに基づいて、灯篭に込められた願いは悟りへの道に導くものと信じられています。
祭りの参加者たちは、家族や友人と共に集まり、一緒に灯篭を作りながら絆を深めます。この時、タイの人々の温かさとおおらかなホスピタリティを感じることができるでしょう。
地元の伝統的な食べ物や音楽、ダンスも、祭りを通してタイの多様な文化に触れる素晴らしい機会となります。
環境に配慮した取り組み
最後に、ロイクラトン祭りは環境への尊重も大切にしています。竹やバナナの葉を使用した灯篭は自然素材でできており、祭り後にはきちんと回収・リサイクルされます。
この持続可能なアプローチは、祭りが自然と調和する美しい光景を提供する一因とも言えます。
ロイクラトン祭りは、その美しさだけでなく、文化、信仰、共同体の結束、環境への留意など、さまざまな要素が融合した特別なイベントとして心に残ります。
それでは実際に灯篭を流してみましょう!
灯篭流しやってみた
ひとまず公園へ
私は当日、BTSプロンポン駅から徒歩3分で行けるベンチャシリ公園に行きました。
いかがですか?噴水とライトアップと灯篭。これらがうまく組み合わさって美しい祭りとなりました。多くの人が集まるワケも理解できます。
灯篭値段
このような感じで灯篭が売られています。値段はモノによりますが、100バーツ(約423円)もあれば200バーツ(約846円)のものもあります。
私が見た中で最安は50バーツ(約210円)でした。
結構良い値段ですね。決済方法はキャッシュかQR決済です。
先程も述べましたが、灯篭は環境に配慮されているそうです。また興味深い事に、発泡スチロールでできていそうなこのタイプは魚が食べれるように加工されているそうです。
ただこの灯篭の目の部分は紙でできていたと思います。
そのため池の魚が全てを処理するのではなく、後で人が回収することを信じております。
私の灯篭はこれです!
バンコクでいつもお世話になっている方に奢って頂きました。本当にありがとうございます。
スコーピオンだと思っていたら、どうやらエビだったようです(笑)。
いざ池へ!
なんか炎上していますが気にせずに行きましょう。
うまくバリケードが設置してあり、灯篭が池の中央に行かない仕組みになっていますね。そのため後ほど回収しやすい状態になっていることでしょう。
川と違い取り逃すこともないから環境への配慮は大丈夫そうですね!
このように池の岸に人が集まってしまい、灯篭に火を付けるのにも配慮が必要です。
そして先に火を付けてから人が引くのを待つ必要がありました。
そのうちに火が消えてしまうことがあるんですよね。オマケに火も着きづらい(笑)。
お願いタイム
自分の番になり実際に流しました。日々の出来事や出会いに感謝しつつお願い事をしました。
「為す事が全てどうにかなりますように」
スーパー他力本願な願い事ですが、この願いを叶えるためにも私自身、日々精進していくつもりでございます。
ここからは、お祭り前の様子についてお伝えしていきます。
お祭り前の様子
御覧ください。午後には、露店、渋滞、人混みの三連コンボで完全にお祭りモード。
バンコクという事もあり、現地の方のみならず、外国人の方も多かったと思います。
度々日本語が聞こえてきました(笑)。どうやらご家族で参加されている方が多かったです。
気の早い人々
気が早いのか、まだ日が出ているのに既に始めている方もいらっしゃいました。
夜まで待てば、噴水&ライトアップされます。そしてより美しい光景が見られます。
あわてんぼうなクリスマス?!
他にも気が早いシリーズですと、
一応まだ11月の月末なんですよね。このお祭りとクリスマスの関係性が全く見いだせませんでした。
しかも値段書いていないです。恐らく私のようなタイ語が話せない人は高確率でぼったくられます(笑)。
子供向けにおもちゃや風船が売っていました。他にも綿菓子や焼き鳥等の飲食屋台もありました。
ある意味日本の夏祭りと変わらないですね。
靴や洋服が売られてる!
これは日本のお祭りでは見られない光景ですよね。
段ボールにカタカナでゲームって書いてあったりで謎が深まるばかりです(笑)。
まとめ
いかがでしたか?
ロイクラトン祭りは、タイの美しい伝統的なお祭りで、手作りの灯篭を水に流す儀式が魅力の中心です。毎年陰暦12月の満月の夜に行われ、参加者は個々の願いや感謝を灯篭に託して川や湖に流します。
この祭りはタイ全土で開催され、夜空を照らす美しい灯篭の光景が楽しめます。参加者同士が絆を深める機会となる儀式や、灯篭の美しいライトアップも魅力の一部です。
また、仏教文化に根ざした行事でもあり、灯篭を流すことで過去の過ちを清め、新たな始まりを迎える象徴的な意味合いも重要です。
私の実体験では、ベンチャシリ公園での祭りの雰囲気や灯篭を流す儀式、さらには露店や子供向けのアクティビティについても触れました。
ロイクラトン祭りは美しさ、伝統、信仰、共同体の結束が調和し、特別なイベントとなっています。その感動的な瞬間を通じて、タイの文化と心温まる雰囲気をぜひ体験してみてください。
それではコープクン・クラップ!またお会いしましょう!