【2022年度版】10月、リ・オープン!ピピ島とマヤビーチの今

サワディーカー!LABタイ語学校です。

環境保護のために3年近くクローズドされていたピピ島のマヤビーチ。今年初頭とうとうオープン。観光シーズンのために8月、9月は再度クローズドされ、この10月リ・オープンしました。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

1.ピピ島住人もビックリ。ピピの海はコロナ前よりも混んでいる!

クラビタウンからスピードボードで約1時間。久しぶりにピピ島一泊旅行に出かけよう!となったのは、日本からの知人が3年ぶりにクラビにやってきたため。ピピ島へ行きたいから一緒に行こう!と誘われたことがきっかけでした。10月からオープンした「マヤビーチ」をこの目で見てみたいという気持ちもあり、宿泊施設などがあるピピ・ドン島に到着後、すぐにマヤビーチのあるピピ・レイ島へにボートトリップへと出かけました。

ピピレイ島に行くまでにボートからみる景色は圧巻で、海のキレイさを含めて、個人的には世界一だと思っています。バイキングケープと呼ばれる洞窟は、その内部がいつ壊れるのかわからないほど危険な状態なため、現在は立ち入り禁止。ボートからしか眺めることができません。昔々、海賊が住んでいたといわれており、彼らが描いた壁画が残っているのだとか。今は中華料理の高級食材「ツバメの巣」が採れる場所としても有名です。

もうひとつ有名なのが「ピレ・ベイ」と呼ばれている湾。ツアーによっては希望者がシュノーケリングができる場所として人気で、その透明度はバツグン。今回、びっくりしたのは停泊しているボートの多さでした。1年半ほど前、コロナの真っ最中に出かけた時は、このピレベイには一隻のボートも停まっていなかったのに、写真のように何十隻ものボートがひしめき合っていました。行ったのは10月の初旬。今からこの調子だと年末年始のシーズンはどんなことになってしまうのか、と勝手に心配してしまうほどでした。

ピピ・ドン島からのボートトリップには、在住20年以上の日本人(まるで現地人のようでした!)に案内してもらったのですが、彼曰く「このボートの数はコロナ前よりもスゴイ!」とのこと。理由を聞いてみると、海外に行くことができなかった、マヤビーチに来れなかった人たちのエネルギーが爆発して、すごい数の観光客が殺到しているためではないか、と言っていました。

 

 

2.マヤビーチのアプローチ方法が変わっていた!

ご存じの人も多いと思いますが、マヤビーチがこれほどまでにも有名になったのは、ディカプリオ主演の「ザ・ビーチ」の影響。その公開は2000年なので、もう20年以上も前のことなのですね。いまだに人気があるのは、それほどあの映画のインパクトが強かったためなのでしょうか。アタシが初めてマヤビーチに上陸した時は1900年代で(これジマンです!)その時は、秘境とされていたためか、観光客もほとんどおらず、その透明度に「世界一キレイな海だ!」と感激したものでした。

この20数年前にマヤビーチを訪れた時は、そのビーチまでボートが近づき、ビーチで泳いだり、シュノーケリングできたのですが、今は遊泳禁止でした。ヒザくらいまでつかることはできるのですが、ちょっと深くまで入ると「ピピーッ!」と笛を吹かれて、注意が入ります。

そして、マヤビーチへのアクセス方法も変わっていました。マヤビーチから少し離れたところにボート発着ポイントができており、そこも大混雑。観光客を降ろしたらすぐボートは移動しなくてはならず、次から次へとボートが入ってきます。「あなたの乗ってきたボートは17番だから、帰る時はスタッフに17番って言ってね」と言われます。ツアーで行けば添乗員がこれらもやってくれるのでしょうが、私たちはボートを貸し切りにしたフリーのトリップだったので、自分たちのことは自分たちでやらなければならないのですが、これもまた旅の醍醐味で楽しかったです。

このボート発着ポイントからマヤビーチまでは徒歩5分ほど。キレイに小径が整備されており、自然があふれており、これはこれで楽しめました。以前にはなかった展望台もできており、そこから20数年ぶりに眺めるマヤビーチは圧巻でした。「限りなく透明に近いブルー」という大昔の小説のタイトルがふと脳裏によぎりました。その海の色は本当に美しく、ビーチに近づき、少しだけ足をつけ、海の中を見てみると、海底の白い砂まで肉眼ではっきりと眺めることができるほどの透明度でした。ただ、あまりにも人の多さに辟易してしまいましたが。

 

 

3.タイ全土同様、外国人観光客でピピ島はいっぱい

あまり人のいないところで少しだけシュノーケリングをして、ピピ・ドン島へ戻ります。私たちの停まっていたホテルは少し街の中から外れていて、静かではありましたが、そのバルコニーから眺める夕陽がキレイで、そこでゆっくりまったりしていました。1年半ほど前、コロナの真っ最中に出かけたピピ・ドン島は、まるでゴーストタウンのようで、マクドナルドやバーガーキングも閉まっていましたが、今回の訪問時は大人気で大混雑。マッサージ店やその他の飲食店も賑わっていました。

翌日は、やりたかったビーチマッサージを受けてから「ローダラムビーチ」まで、散歩します。ピピ・ドン島からのボート発着地「トンサイベイ」から、徒歩10分ほど。こちらも1年半ほど前にはお店など開いてなくて、ガラ~ンとしていて(それはそれで静かで良かった!)ビーチサイドカフェにも人がいっぱいで、目の前のビーチにもところ狭しと人々が溢れていました。

 

 

4.泳げない!足をつけるだけ!だけどマヤビーチはやはり世界一!?キレイだった

20数年ぶりに上陸できたマヤビーチ。シーズン前にもかかわらずすごい人で、泳ぐこともできない状態でしたが、やはり、その海の透明度、景観は、サイコーでした。タイは環境保全にも力を入れているので、いつまた突然、閉鎖されるかもしれません。ぜひ、タイが無条件開国したこの機会に訪れてみませんか。

 

【ピピ島へのツアーに関するお問い合わせ】

●さくらツアー(在住30年の日本人女性が案内してくれます)

ようこそクラビへ

 

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

 1.ไปทะเลทั้งที เอาชุดว่ายน้ำไปด้วยนะ

パイ タレー タンティー アウ チュット ワーイナーム パイ ドゥアイ ナ

せっかくに行くんだから、水着を持って行ってね。

”主語+動詞+目的語+タンティー(ทั้งที)=せっかく~だから” で使えるタイ語音声コチラ

 

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