バンコクでものもらいになったらタイの有名ドラッグストア「Boots」で目薬を手に入れよう!
サワディーカップ! どうもLABタイ語学校です!
皆さんは、タイなどの外国でものもらいになったことはありますか?
異国の食事や環境に慣れないことから、健康トラブルに遭遇することもあります。
それは風邪だけでなくものもらいも含まれるでしょう。
痛くなることもありますので厄介ですよね。
今回はタイでの「ものもらい」に焦点を当てて、その体験や対処法についてお伝えしていきます。
私自身もバンコク滞在中にものもらいになり、現地のドラッグストアで解決策を見つけました。
日本では病院に行き処方箋がないと有効な薬が手に入らない事が多いと思いますが、タイだと処方箋が不要な場合があります。
後半では私の実体験について触れていますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは早速見ていきましょう!
▶この記事はこんな方にオススメ!
・タイでものもらいになった方
・タイのお薬事情に興味がある方
注意
TOBREXをご使用になる場合は自己責任で行ってください。
また場合によっては病院に行って処方箋をもらうのが得策です
いざドラッグストア(Boots、ブーツ)へ!
Boots(ブーツ)
実はバンコクに来て1週間以内に症状が出たのですよね。後半の実体験でもお伝えしますが、過去に同じ箇所に全く同じ症状があったのでものもらいと判断しました。
どのような目薬が必要なのかも事前に知っており、抗菌作用のある目薬を探しました。
ポイントが一つあり、それは薬剤師さんと相談し、薬を販売してもらうことです。
市販薬ではなく、薬剤師さんに聞いた方が早いからです。
ただ、私はタイ語がわからないため英語が通じそうなドラッグストアに行きました。
それはTerminal 21 にあるBootsです。
アソーク駅やスクンビット辺りなら観光地ということもあり、英語が通じる可能性は高いです。
案の定英語が通じて、目薬をゲットできました。
対応もとても良く、親身に接して頂きました。お薬のお値段も160バーツ(約654円)とお手頃価格。
今日から使える簡単タイ語フレーズ!
เจ็บตา(ジェップ・ター)
目が痛いという意味です。
ขอยาหยอดตาหน่อย(コー・ヤー・ヨート・ター・ノイ)
目薬をくださいという意味です。
簡単なフレーズになりますが、仮に英語が通じなければこの2つのフレーズが力になるでしょう。
アクセス
(C)OpenStreetMap contributors
住所:88 ซอย สุขุมวิท 19, Sukhumvit 19 Alley, Khlong Toei Nuea, Thawi Watthana, Bangkok 10110
アソーク駅から徒歩1分。改札出たら左側です。案内看板もありますのでわかりやすいと思います。
ドラッグストアではありますが、ただ薬が置いてあるだけでなく化粧品やボディーソープなどと言った衛生用品も置いてあります。
日本で言うウェルシアやココカラファインにあたります。
ご興味ありましたら以下のタイのドラックストアBoots(ブーツ)のおすすめコスメ5選をチェックしてみてください。
TOBREXとは?
TOBREXの効能
※同梱されていた説明書です。
細菌によって引き起こされる目の感染症を治療すると書いてあります。
そしてものもらいは細菌に感染することで発症します。そのためTOBREXはものもらいに効果があることになります。
用法は4時間ごとに1滴から2滴。寝る時間を8時間とすると1日4回程度差す必要があります。
それではこのTOBREXには何が含まれているのでしょうか。
TOBREXの成分
Tobramycin(トブラマイシン)という成分が含まれているようです。
※あとベンザルコニウムが防腐剤として入っていますね。
おくすり110番によるとトブラマイシンは抗菌作用があります。
副作用も概ね説明書と変わらなく、過敏症状と言われる充血や目の痛みと言及されています
私は少し沁みたのを覚えていますが、目薬を差すならよくあることだと思います。
またトブラマイシン入りの点眼薬はものもらいだけでなく、結膜炎や角膜炎にも利用されているとのこと。
そして目薬の説明書にも書いてありますが、トブラマイシンをantibioticsと扱っています。
それは日本で抗生物質と呼ばれるものにあたります。
タイでは抗生物質が処方箋無しで手に入る?
日本では一般的に処方箋が無いと抗生物質は購入することができないとされています。薬機法(旧薬事法)って言われるやつですね。
しかし、タイでは一部の抗生物質が簡単にドラッグストアで手に入ってしまうということです。
国が違えば、法律も違いますからね。
以上を考慮すると、タイでお薬を購入する際はどんな成分が含まれていて使用しても大丈夫なのかを事前に見極める必要があります。
※タイの薬が日本より強く、副作用を起こす可能性もあります。アレルギーも含めて確認しましょう。
私は過去にものもらいになり、抗菌作用のある目薬が必要と理解したうえで購入しています。
実は日本でも名前は違いますが、似たような点眼薬が処方されたことがあります。副作用もアレルギー反応もありませんでした。
そういう意味ではTOBREXが本当に成分表通りであれば、私にとってリスクが低いことになります。
冒頭でもお伝えしましたが、ある程度根拠のある判断ができないのであれば、迷わず病院に行き適切な治療をしてください。
私の実体験
発症から完治するまで
最後に私の身に起こったことについて発症して治るまでの5日間をお伝えしたいと思います。
Day 1
ある日のお昼頃に、左目の奥に違和感を感じました。
ただし、目に力が加わった時のみにそれを感じました。例えば前かがみになるなど。
また痛さのレベルを5段階にして最大が5とするとその痛みは0以上1未満でした。
そのため気になることもなく、放置するという選択肢すら頭に浮かびませんでした。
Day 2
朝・昼は何ともなく夜お風呂に入って顔を洗っている最中にいきなり激痛が走ったのを覚えています。先ほどの5段階で言うところの4辺り。
※見えづらくて申し訳ございません。
涙袋の少し上あたりが少し腫れていて赤くなっています。ちなみに目は充血してはいなかったです。
ここで確信しました。「これはものもらいだ。」
※勝手に自己診断はしない方がいいです。私は過去に何度か全く同じ症状で病院に行っていたのと、ものもらいと似ている霰粒腫にもなったことがあります。
ただこの日は時間も夜で慣れないバンコクライフで疲れていたこともあり、寝てしまいました。
Day 3
触らなくてもジンジン痛みました。
とりあえずターミナル21のBootsに行き薬剤師の方に目を見せながら事情を説明したら、薬剤師さん含めレジスタッフの方も驚いてました。
「どうしたの?何があったの?痛い?痒い?」等々。
大変有り難い事に、心配してくださり人の温かみに触れました。
※こちらも見えづらくて申し訳ございません。
ちなみにその時の写真です。若干膿が出始めてますね。
抗生剤が欲しいと伝え、TOBREXを受け取り早速使用してみたところその日のうちに痛みが引いていったのですよ。
Day 4
寝てる間に膿がどこかへ消えてしまいました。まだ若干腫れていますね。
この日にはもう痛みもなく、気になるのは少し腫れている事くらいです。
前にかがむ等、目に力を加えても痛くなかったです。
Day 5
もう完全に治りましたね。実質3日くらいで治った事になります。もちろん油断せずに、その後3日程薬の使用を続けました。
現在はその出来事から2か月程経ちましたが、目が見えなくなる等のような異常事態は全くありませんでした。
さいごに
いかがでしたか?
今回はタイでものもらいになったらドラッグストアBootsで販売しているTOBREXで解決できることがわかりました。
何度も述べますが、今回ご紹介した方法はあくまで解決策の一つであり絶対ではありません。
特にアレルギーや他の病気をお持ちの方は、慎重に検討したうえで病院に行くなり、ドラッグストアでお薬を手に入れてください。
渡航前の方は可能であれば海外保険に加入しておきましょう。
もちろん予防することも大事ですので、普段から手を洗うなどは怠らずに。目を触るなんてもっての外。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではコープクン・クラップ!またお会いしましょう!