タイ国内宅配便はFLASH(フラッシュ)がおすすめ。CARRYの3分の1!?
サワディーカー!LABタイ語学校です。
最近、街のあちらこちらで「FLASH」の黄色い看板を見つけることが多くなりました。郵便局やCARRY(キャリー)よりも料金が安く、最近ではタイ人だけでなく日本人もビジネスに、引っ越しに、旅行に利用する人が増えてきています。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿
1.創業2017年、約210億円の投資調達。タイ国内初のユニコーンへ成長
新型コロナウィルスによる需要の拡大、 インターネット通販市場の成長を追い風に規模を拡大してきたFLASH EXPRESS(フラッシュエクスプレス)。タイ在住者であれば黄色い看板を一度は目にしたことがあると思います。創業以来、「シリーズD」などと称する資金調達を実施。タイ国内では石油会社PTTの小会社PTT Oil and Retail Business(オイル・アンド・リテール・ビジネス)、商業銀行大手のサイアム商業銀行(SCB)の子会社SCB 10X、さらには、中国の最大手インタネットオンラインショッピングサイトアリババなどが出資。その合計額は約420億円とも言われており、タイ国内企業として初めてユニコーン(企業価値が10億米ドル以上の未上場企業)に成長しています。
この資金は、1分間に小包10万個をさばけるようにするテクノロジーや他の東南アジアマーケットへの進出(具体的な国名は明らかになっておらず)、ロジスティック(物流を顧客のニーズにあわせて効率的に計画、実行、管理すること)の効率化を図るためなど、新たなテクノロジーの開発などに費やしているのだとか。また、CEOのKomsan Lee(コムサン・リー)氏は「中小企業の投資コストを下げることで企業をサポートしたいと考えている。これは長期的にデジタル時代のタイ経済全体に貢献するものだと確信している」と述べています。
集積・配達拠点の推移も2019年は1100カ所、2020年は5000カ所との記述を探し当てましたが、2021年、2020年は不明。ただ、体感として、専業店舗を含め、取次店も大きく展開していることから、数万カ所まで拡大しているものと思われます。これは140年の歴史を持つ郵便事業者「Thailand Post(タイ郵便局)」を大きく上回っており、価格だけでなく利便さの面でも配達業ではトップに君臨する勢いがあります。ちなみに現在の一日の配達件数は200万件以上だとか。
2.FLASHの料金
FLASHの名前を初めて聞いたのが、昨年、友人の引っ越しの時でした。彼女はクラビからチェンマイまで大きな段ボール5個、合計約100kgの荷物をFLASHで送り、その送料は約1,000バーツでした。もしも、ライバルであるKERRY EXPRESS(ケリーエクスプレス)で送っていた場合、その額3,300バーツ。約3分の1の金額で引っ越しをすることができました。ちなみにアタシがチェンマイに滞在するために約20kgの荷物をクラビから送った時の価格は120バーツ。エアアジアのダイレクト便で行ったのですが、もしもこの荷物をエアアジアの手荷物として預けていた場合を調べると448バーツ。運ぶ煩わしさもなく、目的地まで宅配してもらえて、こちらも3分の1の価格で済ませることができました。
ちなみにKERRYには料金表の印刷物が集積拠点に設置されていますが、FLASHにはそれがありません。サイトにいけば、発送地と受取地、重量、荷物の三辺の長さを入力すれば、その料金がすぐに出てくるのでとても便利です。FLASH店員さんに聞いた荷物の価格とFLASHの価格表示印刷物から集めた目安価格を記しておきます。
【FLASH 価格】
1〜1kg →23バーツ
1〜10kg →80バーツ〜
10〜20kg →90バーツ〜
20〜30kg→130バーツ〜
【KERRY 価格】
500gまで(32×23cmまでの封書)→49バーツ
2kgまで(36×28cmまでの封書)→60バーツ
7kgまで(44×31cmまでの封書)→80バーツ
2kgまで(三辺が40cmまでの荷物)→55バーツ
2kgまで(三辺が40cmまでの荷物)→55バーツ
10kgまで(三辺が90cmまでの荷物)→100バーツ
20kgまで(三辺が150cmまでの荷物)→330バーツ
30kgまで(三辺が280cmまでの荷物)→420バーツ
※詳しくは各集積拠点、もしくはサイトにてご確認ください。
※いずれも三辺の長さ(縦×横×高さ)と距離によって価格がアップします。
3.FLASHの受付方法と配送について
荷物を黄色い看板のFLASH集積拠点へ持っていき、重量を量り、三辺の長さを測ってもいらいます。送り主の名前と電話番号、送り先の電話番号を告げます。ここからが不思議なのですが、なぜか、名前と電話番号を告げ、担当者がPCに入力するだけで、住所が表記され、確認してくれと言われました。
2回目からであればデータが残っているからそれを流用するのだろうけれど、初めてFLASHを利用した際に(もちろんFLASHで荷物を受け取ったこともなかった)、この現象だったので、びっくり。これは送り先も同じで、住所を聞かれなかったのです。それでも、クラビーチェンマイ間、2日で無事到着しました。本当に着くのか、なぜ電話番号だけで住所がわかるのか、とても不可思議でした。パスポート、もしくは運転免許証を提示してパスポート番号を確認するので(タイ人もIDカードが必要)、それでわかるのでしょうか。
受け取る際は、郵便局と同じように、大抵の場合電話がかかってきます。道に迷っていたり、家の前からだったり。郵便局、KERRYに比べて、FLASHの配達員はとてもいい感じのヒトが多いように思えるのは贔屓目なのかな。愛想がよく、笑顔のヒトが多いように感じました。クラビーチェンマイ間で2日かかります。ちなみにクラビーバンコク間ではKERRYと郵便局でしか荷物の受け取りをしたことがないのですが2日かかりました。ので、三社の配達時間にさほど違いはないように感じます。
4.配達の信頼性について
以前、集積拠点に荷物を持って行ったものの送られて来ず、送り主に確認しにいってもらったら、なぜか荷物が残っていた、、という話を聞いたことがあり、安価ゆえにとても不安だったのですが、FLASHの企業体制を見ている限り、未配達やトラブルは少ないと感じました。サイトに行けば、荷物の行方を追跡することもできるので安心して、FLASHを利用してみてはいかがでしょうか。
タイ・クラビ在住chinagaの寄稿でした。
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