タイでよく見かける「VAT」とは?タイの免税の仕組みと申請方法
飲食店や、ショッピングモールに行った際に、よく見かける「VAT」。
これは、Value-Added Taxの略で、付加価値税を意味します。
タイ国内で購入するあらゆるモノ/サービスに対して適用される、日本でいうところの「消費税」のようなものです。
高級品を販売しているお店では、「VAT REFUNDS FOR TOURIST」の表記があることが多く、この表記があれば、出国時に免税が適用されます。
※表記がない場合は、店員さんに聞いてみましょう。
免税の仕組みを理解して、お得にお買い物を楽しみましょう!
※タイ人のファッション観の記事はこちら
タイのVAT(免税)還付の条件
・VAT REFUND対応の店舗で購入すること
・同日/同一店で購入した商品総額が2000バーツ以上
・旅行での総額が5000バーツ以上
・未使用、未開封であること
・滞在日数が180日以内であること
・空路で出国すること(空港での手続きです)
VAT(免税)申請場所
チェックインの前に、空港出発ロビーにある税関【CUSTOMS CHECK POINT】で手続きを行いましょう。
出国を終えてしまうとVATの申請ができなくなってしまうので注意!
VAT(免税)申請時に渡すもの
・未開封の購入品
・店員さんからもらう書類
・パスポート
・航空券(またはEチケット)
を提示し 、申請を行います。
VAT還付場所
チェックイン&出国審査後、【VAT REFUND OFFICE】にて検印されたVAT還付申請書を渡し、金額の受け取り方を指定します
免税金額の受け取り方の選択肢
・10000バーツ未満
現金(バーツ)/銀行小切手/指定口座への振込
・10000バーツ以上
銀行小切手、指定口座への振込
手数料100バーツ(金額によらず)
銀行小切手の場合は、100バーツ+郵送料約250バーツ
振り込みの場合は、100バーツ+振込手数料650バーツ
VAT申請における注意事項
・手続きは、搭乗手続き前に行うこと
・商品を開封しないこと、使用しないこと
・(商品の)購入店舗で、税金請求書とVAT還付請求書をもらうこと
免税料金で買い物をしたい方は、事前に注意事項をしっかり確認してから買い物をするようにしましょう。
最後に
いかがでしたか?
タイのVAT(免税)の申請にはかなり手間がかかりますね。
ただ、2000バーツ以上購入する予定のある方、ついつい買いすぎてしまった方などは、申請方法を今一度確認しておきましょう。
※タイのファッション紙・タイ初ブランドはコチラ
-タイ語でなんて言うの?買い物編-
服 เสื้อผ้า [sêua pâa] (スァパァ)
デパート ห้าง(สรรพสินค้า) [hâang (sàp sĭn káa)] ハァン(サパシンカァ)〔(お店)+(雑貨)〕
ナイトマーケット ตลาด กลางคืน [dtà-làat glaang keun] (タラ―ガーンクゥン) 〔(市場)+(夜間)〕
Tシャツ เสื้อคอกลม [sêua kor glom] (スーァコーゴォン)
パンツ กางเกง [gaang-gayng] (ガンゲーィン)
上着 เสื้อนอก [sêua nôk] (スァノー)
ジーンズ กางเกง ยีน [gaang-gayng yeen] (ガンゲーィン イーン)
スカート กระโปรง [grà bprohng] (グラボォーン)
ナイトマーケット ตลาด กลางคืน [dtà-làat glaang keun] (タラ―ガーンクゥン) 〔(市場)+(夜間)〕
古着 มือสอง [meu sŏng] (ムゥーソォン)