【2022年度版】クラビでタイの運転免許証を更新。その必要書類と手順

 サワディーカー!LABタイ語学校です。

タイの運転免許証を取得して2年。初めての免許更新です。次からは5年更新という噂は聞いていたのですがどうなることやら。完全に日本人ひとりで誰にも頼らず免許更新です。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

1.必要書類はたったふたつ。健康診断書と在留証明書

ググっていろいろ調べてみると、健康診断書と在留証明書、パスポートさえ持参すれば、そのコピーだけで更新できるということで(地域によっては写真が必要との情報もあり一応持参)、まずは、そのふたつの書類の取得へ。

健康診断書は近くのクリニックにアポなしで出かけ取得。

「google 翻訳」で

「運転免許証を取得するための健康診断書をください」

กรุณาให้ใบรับรองแพทย์เพื่อรับใบขับขี่

と、訳したアプリを見せるとすぐに書類を作成してくれました。「google 翻訳」は、公的な書類が欲しいときなどに利用します。タイ語の読み書きができないアタシにとっては、とっても大切で活用しています。

実は、以前日本から持参した「国際免許証」を「タイ免許証」に変えたことがあるのですが、その際は血圧を測ってくれたのですが、今回はなし。よく見てみると勝手に適宜な血圧の値が書かれていました。身長、体重だけを聞かれ、答えるとそれを記入していました。料金は200バーツ。確か以前は100バーツだった記憶があるのですが。コロナの影響なのか、個人的チップが上乗せ(タイあるある)されていたのか不明ですが、許容範囲だったので、言われるがまま支払い、無事、健康診断書をゲットしました。

次にイミグレーションに「在留証明書」をもらいに行きます。これは、在住している場所によって、料金等いろいろ異なりますが、基本的には無料のようです。が、アタシはいつも100バーツほどのチップを払います。要求はされないのですが、じっと目を見つめられるからです。これをどう捉えるのかは人によってまちまちですが、100バーツ、つまり400円弱ですんなりお互い笑顔になれ、いろいろ言われないで済むのであれば、お安いもん、だと思うのですが。

一度、知り合いからこのチップを渋ったために「在留証明書」を難クセつけられたという話を聞いたことがあります。イミグレには90日リポートなどで、度々出かけます。クラビのイミグレはバンコクやチェンマイに比べ、比較的イージーだという話を聞いたこともあります。

そのため、わざわざこのタイの運転免許証をクラビで更新する人もいるのだとか。旅行者でも運転免許証保持者は、ホテルの住所でも更新できます。ちなみにクラビでは即日交付。調べたところ、チェンマイでは翌日交付で500バーツ、郵送で50バーツで1~2週間かかるとのこと。クラビに旅がてら、運転免許証更新、あり、だと思います。

 

 

2.クラビ陸運局へ行くとイミグレに取り直しを言い渡される

無事に、「健康診断書」と「在留証明書」を得て、紫色でおなじみの「クラビ陸運局」へ。パスポートの写真ページとVISAのページのコピーが必要とのことで、敷地内にある売店に。クラビ陸運局の売店はコピー1枚1バーツ。たしか、町のコピー屋さんでも5バーツするのでとても良心的だと思います。

意気揚々と免許更新するブースの受付の人に書類を提出しようとすると、なんとアタシの在留証明書の名前が「MR.」表記になっているではありませんか。「Are you MR.?」と聞かれ「NO」と答えると、イミグレに行って再度、正しいものをもらって来いと。修正してはダメか?と聞くと「NO」と。少しゴネてみたもののダメでした。ということでイミグレへ逆戻りです。

タイが開国し、イミグレにも人が増えてきましたが、もうここは人をかき分けて、先ほどの担当者にズカズカと詰め寄ります。「アタシはMR.じゃない。正しいものを」と、いうとうなずきも否定もせずに黙々と書類を作ってくれました。クラビローカルならではの、ゆるゆるあるあるなのでしょうか。いつもはそんなことしませんが、横入りしても、誰にも文句言われず、もちろん、再度チップを支払うこともなく「MRS.」で書かれた正式名入りの在留証明書をもらい、再び陸運局へと戻ります。ラッキーだったのは、イミグレと陸運局が、クルマで5分という近距離だったこと。30分もかからず、正式書類を手に戻りました。

 

 

3.再びのクラビ陸運局へ。すんなり更新

「ああ、さっきのイープン(日本人)ね」と受付の人もニッコリして迎えてくれます。健康診断書とこの正式在留証明書をコピーしてきてね、と言われ再び、1バーツコピーへ。売店の人も「MR.っておかしいと思ってた」とかいわれました。十数枚すべての書類に青ペン(タイの公式ボールペンは青色なのです)でサインをして待ちます。

色盲、視力、ブレーキがきちんとできるか、のチェックをして、760バーツを支払い、写真撮影へと向かいます。写真を撮ると大きなプリンターから免許証がゴロっと出てきて終わり。国際免許証からタイの免許証を取得する際に2時間弱見さされた、タイ語のビデオタイムがなかったのがラッキーでした。ちなみに、アタシの場合、クルマとバイクの2種類の免許証を持っているのですが、免許証は2枚になります。そして、タイのバイクは50CCよりも大きいため、日本の中型免許証を持っていなければ、免許を取ることになりますので、ご用心ください。

 

【タイの運転免許証を更新する際に必要な書類(クラビの場合)】

1.「健康診断書」とそのコピー(近くのクリニックで発行可能。100~200バーツ)

2.「在留証明書」とそのコピー(イミグレーションで取得。地域によって料金が発生する場合がある。クラビの場合は100バーツ程度のチップを払ったほうがスムーズ)

3.パスポート本体と写真・VISAページのコピー(ワークパーミットを持っている人はそれを持参)

*クラビの場合、料金は車=505バーツ、バイク=255バーツ。他州では異なる場合があります。

 

【クラビ陸運局】

 

 

4.日本で期限切れの運転免許証を更新する際の情報

タイで運転免許証を更新する際の情報でしたが、日本での運転免許更新の情報を。日本に入る際の入国スタンプを必ずもらってください。最近、日本では入国、出国スタンプを、と言わなければ押してもらえません。これを忘れると、免許更新の手続きがとてもややこしくなり、時間がかかります。参考になりますように。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

LAB thaiko先生のブログ

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